第3弾 国立大学本気の挑戦!筑波大学箱根駅伝復活プロジェクト

寄付総額

3,540,000

目標金額 2,500,000円

寄付者
174人
募集終了日
2018年8月20日

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2018年08月06日 22:52

16分半だった僕でも本気になれば箱根を目指せる~上迫彬岳~


はじめまして!
中長距離ブロック長距離パート2年の上迫彬岳(うえさこ あきたけ)と申します。


平素より多大なご支援・ご声援を賜り、本当にありがとうございます。箱根駅伝の予選をなかなか突破できないでいるにもかかわらず、それでも、僕たちの可能性を信じ続けて、応援してくださっている方がこれほど沢山いることに、言い表せない感謝の気持ちと責任を感じる毎日です。皆様の前で笑顔の報告が出来る日を目指し、全力で練習していきたいと思います。


さて、きっと多くの方が「上迫って選手は誰だろう?」とピンとこないことでしょう。それもそのはず。これまで手記を担当してきた選手達と違って、僕には実績も無ければ競技力もありません。知名度は全くのゼロ。川瀬駅伝主将から僕が指名された時、初めは「自分には場違いだ」という気持ちしかありませんでした。
 

走るたびにレベルが上がっている


しかし、応援してくださっている方々のコメントを拝読すると、そこには競技力は一切関係なく「本気で箱根を目指す姿勢」に対して等しく送られる応援メッセージが溢れていました。だから今回は「自分も箱根駅伝を本気で目指す一人の選手として、僕が筑波大学に入学するまでと、入学してからの経験と想いを記すべきだ」と思った次第です。筑波大学では「こんなレベルの選手でも本気で箱根路を目指していること」を知ってくれれば、との思いから述べさせていただきます。


僕は、鹿児島県立・鶴丸高校から、大阪で一人暮らしでの浪人生活を経て、昨年、筑波大学 生命環境学群 地球学類に一般入学しました。高校時代の5000mのベスト記録は16分29秒90です。県大会はいつも予選落ちで、決勝進出は夢のまた夢。その程度の選手でした。
 

高校時代は一度も決勝に進めず


箱根駅伝を最初にテレビで観たのが高校1年のときです。一度のテレビ観戦で、瞬く間に箱根駅伝のファンになり、「箱根駅伝のことをもっと知りたい」と書店に走り、初めて陸上競技の専門誌を買いました。その号では、全国高校駅伝も特集されており、僕は、そこで少し特徴的な選手を見つけたのです。都大路(全国高校駅伝)の2区で区間賞を獲ったのに、筑波大学に進学する選手がいたのです。


意外でした。それは、(申し訳ないのですが)当時の自分には、筑波大学に長距離のイメージは全くありませんでした。「そんな大学に都大路で区間賞を獲得した選手が入学するとは・・・」という素朴な疑問がありました。それが“河野誉”さん、でした(昨年の筑波大学の駅伝主将を務めた)。筑波大学といえば研究学園都市にある国立の難関大であり、僕も模試では志望校の1つに挙げていたので、とても驚きました。
 

憧れの河野先輩に引っ張ってもらい自己ベスト更新


その後、SNSを通して、『筑波大学 箱根駅伝 復活プロジェクト』という存在を知り、「国立大の筑波大学が私立の強豪校と競り合い箱根駅伝に出場できたら、本当に格好良いな!」と応援したい気持ちに発展しました。筑波大学のファンになり、プロジェクトのWEBサイト(ブログ等)をよく閲覧するようになったのも、その頃です。


そうして、筑波大学のことをよく知るにつれて、単にファンとして応援するのではなく、「僕が筑波大学に入学できたら、競技部の一員として活動できるのでは」と考えるようになり、その当事者になりたい気持ちがどんどん強くなっていきました。


PCやスマホの画面に出てくる筑波大の選手は、まさに今歴史を変えようとしている挑戦者たち。「その一員に自分がなれたら・・・」と憧れる一方で、現実的な話として「5000mが16分半の選手が箱根を目指すなんてありえないだろう」という思いがあり、自分の夢を簡単に打ち消します。そんな話を僕も見たことも聞いたこともありませんから。
 

少しずつ力を付ける上迫


箱根を目指すといえば、高校のトップ選手は13分台、ほとんどが14分台でしょう。稀に15分台の選手が箱根出場を果たすと「無名選手が箱根を目指して急成長!」とトピックになるほどの世界です。口では箱根に挑戦したいと言っていましたが、16分半の記録では、内心では無理だと思う自分もいました。


「とりあえず勉強で筑波大に入って、部活動はそれから考えよう」と、何とも固まりきらない志で迎えた大学入試は、前期・後期共に地球学類を不合格。当然の結果でした。大学入試に失敗した1番の原因は、おそらく「自分で考えて自分で決める」という主体性の欠落。それまで周りの人の言うことに全て従って、何となく上手くいっていたのです。


そこで僕は一大決心をしました。浪人生活は「正真正銘の一人になって自分と向き合わなければいけない」と。知り合いが一人もいない県外(諸々検討して大阪に)に出て、一人暮らしすることに決めました。

そして、予備校は、敢えて京都にしました。
 

SNSを通してやり取りしてモチベーションを上げたことも


移動には、電車と徒歩で1時間かかります。仮に予備校に通わなくても誰にも何も言われない。逃げようと思えばいくらでも逃げられる環境です。だからこそ、苦しくて、勉強から逃げたくなった時、何度も何度も「本当に自分は筑波大に入りたいのか」を試されました。そうして少しずつ、生まれて初めて僕は「本気」になっていきました。
 

「僕は絶対に筑波大に入る!筑波大の選手として箱根を走る!」もし他人に反対されたとしても「自分の夢だけは曲げない」と心に決めたのです。


そこに合理的な理由などはありません。ただ、憧れだから。その純粋な気持ちに身を委ねる。勇気を持って挑戦する。ただ“それだけ”でした。いや、それこそが「本気」になるトリガーでした。1年余分にかかってしまいましたが、やっと僕は覚悟を決め、本気で受験に臨んで無事に合格することが出来ました。


しかし、入学したらしたで、試練は待ち受けていました。
 

最初は朝練習さえも付くことができなかった


入部した当初は、実力不足と浪人のブランクで、朝練習さえも一緒に走れない日々が続きました。1ヶ月経って、やっと、1キロ4分ペースに3キロまで付けるようになりました。メイン練習など論外で、チームメイトと同じ練習なんて、まったく消化でききない日々が続きます。


見かねた当時の河野誉・駅伝主将が「夏合宿まで俺が練習を立てて面倒をみてやる!」と救いの手を差し伸べてくれたのです。そう、僕が筑波大学を目指すきっかけとなった人物、都大路の2区で区間賞を獲得しながらも筑波大学に入学した憧れの先輩です。河野先輩の指導を受けながら、夏頃には、何とか人並みに走れるようになっていきました。
 

記録会で自己ベストを出した学生で記念撮影


そして迎えた大学での初レース、7月のことです。その初レースで16分17秒26の自己ベストを出すことができたのです。その時、チームの皆がゴール地点で祝福してくれました。今までの苦労が一気に吹き飛んだ瞬間でした。


よく考えてみると、「おめでとう!」「よく走ったな!」と評価してくれる対象が、タイムではなく、それまで自分なりに「必死に練習を重ねてきた姿勢」なんだと気づいた時には、込み上げるものがありました。

それまで競技力の低さから、(陸上競技においては)自分に価値はないと思っていました。しかし、それは、ある意味で間違いで、僕には“僕にしかない価値と役目”があることを気づかされました。それは、「本気」で競技に取り組む熱意を持ち続けること。結果的には、その姿勢を見せ続けること。そう考えが変わりました。

 

勝田マラソンに出場した同級生


上迫よく頑張っているな、俺も頑張ろう!


1人でも多くのチームメイトにそう思わせるのが、今の僕の重要な役目だと思うようになりました。そこに競技力は、まったく関係無い。競技力が高かろうが低かろうが、その価値は等しいはずです。「競技力だけがチームを強くするわけではない」と弘山駅伝監督、川瀬駅伝主将がよく言います。その意味が理解できたのです。


その自負を胸に、今日までの1年間で、11レースに出場し、10回の自己ベストをマークし、5000mも1分以上の短縮。15分28秒64まで記録を伸ばすことができました。もちろん、まだまだ伸ばさなくてはなりませんし、そのつもりです。これからも「本気」の力を信じて、そこに全てを懸けて、全力で走り続けたいと思います。
 

同期の皆と高校時代のユニフォームを交換して記念撮影


これまでずっと弘山監督がテーマに掲げ、今年川瀬駅伝主将がさらに具体化させようとしている言葉、それこそが「本気」です。


言葉では十分に伝えきれませんが、今のチームには内側から沸き起こる「本気でやるんだ」という情熱が漲っています。ただでさえ厳しい練習を積んできているチームメイト達が、さらに目の色を変えて練習する迫力には恐さを感じるくらいです。
 

昨年末の練習後、刺激し合う仲間と記念撮影


いよいよ二次合宿が始まります。「本気」で取り組み、大きく飛躍する夏にしたいと思います!そして、本気を続けて、卒業するまでに箱根駅伝を絶対に走ります。16分半の高校生でも「やれる」ということを証明してみせます!


本気の僕たちを応援してください!よろしくお願い致します!

ギフト

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寄付者
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30,000


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寄付者
24人
在庫数
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発送完了予定月
2018年9月

50,000


予選会突破の瞬間を共に!箱根を目指す伴走者になる

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寄付者
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在庫数
制限なし
発送完了予定月
2018年9月

100,000


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在庫数
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発送完了予定月
2018年12月

1,000,000


筑波大学駅伝チームと共に!チームのサポーターになる

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300,000円のギフトに加えて
■ 筑波大学の箱根駅伝に対する想いを寄せていただき、WEBサイトに掲載させていただく
■ 選手および筑波大学学長からの感謝状贈進

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発送完了予定月
2018年12月

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