プロジェクト概要

▼新年あけましておめでとうございます。

昨年中はお世話になりました。今年は災害被害がない年であればと願うばかりです。
皆様にとって、よき年になりますようお祈り申し上げます。

そして、今年もあるでばらんをよろしくお願いいたします。

と書き込みをしようと思っていた矢先に、友人から電話で

「おめでとう!目標額に達成したね。」

慌ててページを見てみると、確かに目標額に達していました!

ありがとうございます。皆様のご支援のおかげにより、目標額を達成することができました。心より感謝申し上げます。

1月3日現在、あと26日ほど期間がありますので、新しい目標を立てて取り組みたいと考えました。

セカンドゴールを設定します。140万円です。  

前回は、床や壁などの改装費用に使わせていただきます。今回の募集は、カフェ部分の厨房関連設備や椅子やテーブルの購入に使わせていただければと思っています。
引き続き、あるでばらんのクラウドファンディングを、よろしくお願いいたします。

 

▼はじめに

 皆様初めまして。有限会社アルデバラン代表取締役、中村俊一と申します。
 今年の水害や地震、台風など多くの自然災害でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様のご苦労を想いつつ、1日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
 7月の西日本豪雨災害(正式名称「平成30年7月豪雨災害」)で、小田川の決壊により4000世帯以上が甚大な浸水被害を被った真備町のことは、多くの方の記憶に新しいところだと思います。

 

 弊社アルデバランは、そこから西へ約20キロ。小田川沿いの岡山県笠岡市甲弩(こうの)にあります。アルデバランは、主にシルクなど100%天然の素材に、100%天然の草木を使って《ノンケミカル》で染めた、肌に触れて身につける「衣」を製品化している会社です。

 

 このプロジェクトは、被災した弊社ショップおよび事務所を改修し、「健康」「安心安全」をコンセプトとした多目的スペースへリニューアルするものです。ワークショップや展示会、講座などを開催し、地域のコミュニティづくりに役立てたいという思いをもって、立ち上げました。

 

被災前のショップ

 

100%天然素材に100%天然草木で染めた衣製品

 

 弊社は小田川の土手から歩いて10歩のところですので、朝は川を眺めながら出勤し、時には仕事休めに川土手に立ってほっと一息いれる。それがいつもの小田川との付き合い方です。

 

いつもの長閑な小田川

 

 

 

 

ですが、2018年7月7日の朝は違いました。

 

 

 

 

豪雨時周辺の様子

 

 

 笠岡市甲弩地区でも170世帯あまりの家屋が床上浸水の被害に遭い、アルデバランも、事務所・ショップ・染場・縫製場・倉庫の全てが床上浸水となりました。

 

 

床上浸水の様子

 

 昔から小田川は氾濫する川で、祖父からは甲弩地区でも約50年前には水に浸かったと聞いてはいましたし、この地に住んで30年の間、豪雨の際に川土手ギリギリまで水かさが増すことも数度経験していましたが・・・「まさか」自分が被害に遭おうとは・・・

 

 

 

▼豪雨明けの初日

7日の朝、車で10分ほど離れた自宅から車を走らせてアルデバランに向かいました。いつも通る道は、土砂で埋まって通れません。

 

「え。」
 いやな感じです。

 

迂回した道は、今度は冠水して通れませんでした。
 「えええっ…。」
 いやな感じです。

 

 山側に迂回して小田川に。
 広い川幅に広がる一面の濁流でした。ですが、水かさは多少は引いていました。
 

7日朝の小田川

 

 

 

川を渡って土手から眺めると、そこは茶色い水面がただ広がっていました。

 

 

アルデバランに向かう土手から眺めた状況

 

 「え…え……え……。」
 アルデバランの前のいつもの土手で、車から降り、泥水の中に立つ建屋をしばらく眺めていました。

 

 

浸水していた弊社アルデバラン(お寺の隣)

 

呆然

 

 

 写真でもお分かりの通り、水位は地面から70cmくらいで、2階まで水が押し寄せた真備町に比べれば全く大したことはないのです。が、それでも、目の前のいつもとは全く違う風景に、落胆もなく、受け入れもせず、ただ呆然と向き合って、何もできないので家に帰りました。

 

 7日はそこから何をしたか覚えていません。

 


▼再び歩き出すために

 翌8日の朝には、ありがたいことに水は引いていました。
 まずはどうなっているのかと歩きました。敷地一面に、家中も、灯油の匂いが強く漂っていました。

 

被災直後のアルデバランの様子

 

 新しく事務所にした元住居の玄関、一段高いフローリングの床の全ても薄っすらと細かな泥で覆われていました。

 

 ショップは漆喰の壁にくっきりと水跡が残り低い位置にあった商品は泥を被っていました。

 

 棚や収納ボックスが散乱していました。

 

 隣の染め場も、泥で覆われ散乱していました。

 

 古い民家の別の事務所も縫製場も、畳は泥で濡れ、冷蔵庫やら重たい木の棚や土間部分に木で作ったとても重たい床までもが、水で浮かされて倒れたり斜めに傾いたりしていました。

 

 床上の何もかもが、薄っすらとでも確実に泥にまみれて濡れていました。

 

 「どこから、どうすれば」と悩む暇もなく、被害を聞きつけたスタッフや、そのご家族、近隣の友人たちが駆けつけてくれて、あれよと言う間に10名を超え、新しい事務所から片付けが始まりました。

 

駆けつけてくれたボランティア

 

復旧作業開始!家の中のものを全て出し…
使えるものは洗い、使えないものは捨てました

 


 まずは家財を全て外に出し、物を選別し、使えないものは捨て、使えるものは全て洗い泥を落とし、床を洗い、拭き上げ乾かし、戻せるものは家に戻し、被災1日目があっという間に過ぎました。彼らがいなければ、きっと半日くらいは、ひょっとすると丸一日くらいは何もできなくて眺めていただけだったかも知れないと今思います。

 

 それから、ほぼ2ヶ月の間、スタッフと多くの友人達やボランティアの力強い心ある手助けの中、大いなる掃除と断捨離と片付けの怒涛の日々を過ごしました。

 

 

 

 

 おかげさまで、何とか受発注と生産の業務を再開することができ、11月にはショップも再開することができました。

 

 

 

リニューアルしたショップは新しいロゴになりました

 

 

 今回の災害をきっかけとして、様々な想いが駆けめぐり、人の集まる場所を提供し、地域のコミュニティづくりや絆づくりに貢献したいという気持ちが深まりました。実現させるためには多くの方のご理解とご支援が不可欠であり、このクラウドファンディングに取り組むことと致しました。

 

 

▼アルデバランの「薬効手染」

 アルデバランの商品は冒頭にも記載した通り、100%天然素材に、100%天然草木を使って《ノンケミカル》で染めた、「衣」。そこに行きつくキッカケがありました。

 

 

 アルデバランの染めの育て主である私の妻、中村富美は、幼少から体が弱く、化繊の衣類にかぶれてそれらを着れない、天然繊維のものでも染められた化学染料によっても寝込むような、そんな超敏感な体質でした。
 そして、小学生の頃から、染めと織りを生涯の仕事にすると決めていた人でもありました。アルデバランの「染め」は、そんな体質と志の中で育まれきました。

 

弊社織機。一つ一つ想いを込めて手作りで製造しています。

 

敏感な肌の方でも安心してお使いいただけるマスク

 

 最初は彼女が使うものを自身のために染めていましたので、素材に染めに、少しでもケミカルな要素を入れることは考えられませんでした。様々な草木を染めてゆく内に、染めた植物によって、自身の体の反応が違うことに気がつきました。
 それは単に表面的な心地よさの違いだけではない、もっと体の深い部分が感じている違いでした。

 

 その違いは何なのかを調べていくと、
・薬になる草木があること
・その薬は概ね煎じて用いたこと
・草木の染めも、草木を煮出して(=煎じて)染めていること
 に気がつきました。

 

 そして、染めは、草木がその内に持っている、様々な働きやエネルギーや命そのものを布に移すことだったのではないかと思いつきました。そこに焦点を、意識を当てて染めると、染めのグレードが上がることにも気がつきました。

 

 こうした自分達の仕事を表現することばを何か見つけたいと思いました。というのも、「染め」というと、まず思いつくのは「色を染める」ですが、アルデバランは「染め」を、「色を染める」ことだとは考えていないからでした。

 

 今から16年前、会社を設立した時、そんな染めをアルデバランは「薬効手染」®と名付けました。

 

染めの風景とアルデバランのプロダクト

 

 アルデバランの一番のオススメ製品であるシルク布ナプキンをはじめ、ハラマキやFUNPANなど、肌身につける品々は、多くの方にご愛用いただいています。アルデバランのコンセプトに沿ったアイテムの種類を増やして、もっと多くの方に、心身が安らぐ衣服をお届けしたいと考えています。

 

 

▼リターンと資金の使い道

 ご支援くださった方々には、お礼のメッセージやホームページへのお名前掲載、弊社クーポンの他、限定草木染めオーガニクコットン手ぬぐいや、シルク5本指ソックス、シーツ、ピローケース等弊社の安心安全で高品質の「衣」をお届けいたします。

 

リターンでお送りする商品

 

ソックスタイプは2種類。サイズはM(~24.5cm)・L(24~27cm)です。

 

※サイズ感について…MとLサイズで24.0cm~24.5cmが重複しておりますが、Mサイズは全長が短いので、履いた際に足首の上あたりになります。指先サイズは24センチの方にはちょうどいいです。
 Lサイズになりますと、全長は長いので足の上まで暖めたい方は、Lを使われます。ただ、足指サイズは若干余る感じになります。
 タイプもサイズも、ソックスを使われる方の用途によって選択が変わります。

 

【5本指ソックス (写真左)】

 甲の部分は足首から上にゴムが入っています。普通の足にフィットするタイプのものだとお考えください。締め付け感が強い訳ではありません。

 

【リラックス5本指(写真右)】

 ご覧の通り、足首だけにゴムが入っているのでルーズです。1枚だけでは脱げてしまいます。
 冷えとり健康法(くつ下の重ね履きをする)に沿った作りであるため、何枚か重ねて履く際に肌にあたる1枚めのソックスになります。
 夜、お休みのときに履くと良く、締め付け感がほとんどないのが心地よいです。

  

 

色はソックスが9色から、毛布は4色から選べます。

 

 ソックスは上記全ての色から、毛布のセットは上記のうち、「茜、丁子こい、びわ、うこん」の染め色を選んでいただく必要があります。
 

 調達達成後、個別のやり取りにて上記の確認をさせて下さい。

 

 資金の使い道は、「健康」「安心安全」をテーマとしたワークショップ、講座、展示会の開催などができる、多目的スペースを併設した店舗への改装費と致します。地域のコミュニティを広げ、絆を深めることに貢献が出来る店舗としていくため、そのリニューアル資金の一部に充てさせていただきます。


▼さいごに

 

 

 水害を経験した中で、一番に感じたことは、手を察し述べてくれた人達への感謝でした。本当にありがたかったです。嬉しかったです。人と人のつながり、その大切さありがたさが、これほど身に染みたことはありませんでした。

 

小田川の土手で9月に見たダブルレインボー!!

 

 そして、1つの思いが湧いてきました。このアルデバランの場を、単に生産と販売の場としてではなく、多くの人が集い心安らぐ場にしたいとの思いでした。その思いから、新しい事務所と倉庫にしていた奥の間を改装しようと決心しました。

 

 これが、今回のクラウドファンディングの目的です。事務所はカフェに、倉庫はワークショップや様々な催しを開催するフリースペースに。衣・食・住を学ぶ場として、感性を、命を育くむ場として、心が共鳴する場として。皆さんに出資していただき、そんな空間作りの為の改装費として使わせていただきたいのです。

 

 どうぞ、よろしく御願いいたします。

 

有限会社アルデバラン 中村俊一・中村富美・スタッフ一同

 

 

■このプロジェクトは、『岡山ふるさと投資応援事業』に採択されています。
 岡山ふるさと投資応援事業:http://okayama-shokuhin.jp/crowd-funding/
 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 2019/2/9までにスペース・アルデバラン(仮称)をオープンさせたことをもって、プロジェクトを終了とする。
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 


このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)