プロジェクト概要

この度は、当会の活動とクラウドファンディングの取り組みに、ご理解とご支援をくださいまして、ありがとうございます。


公開直後から、多くの方々より勇気づけられるお言葉とご支援が寄せられ、当初目標としていた「50万円」を達成することができました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。皆様からの温かいお心遣いを励みに、また、それに対する責任をかみしめながら、この夏の準備に臨んでまいります。

昨年、初めてこのプロジェクトに取り組み、継続的な活動が一番の課題だと考えてまいりました。果たして今年もご支援をいただけるだろうかと、不安を抱きながらのスタートでした。

 

しかし、蓋を開けてみれば、これだけ多くの方に私たちの理念をご賛同いただけていることが明らかとなり、ほっと胸をなで下ろしています。皆様からお寄せいただいたお気持ちを、形にしていく責任の重さを感じています。

ネクストゴールは「100万円」と設定しました。こちらの目標金額で集まったご支援については、一人でも多くの子どもたちが参加できるように大切に使わせていただきます。

 

ネクストゴールの先までご支援が伸びるような場合には、子どもたちが継続して活動に参加できるように、冬休み開催の「冬の子ども会」への招待を計画しております。

昨年は、848,000円のご支援をいただきました。今年はその金額を上回る目標を設定することで、参加児童数を増やすだけでなく、継続的な取り組みへとつなげていきたいと考えています。闇雲に拡大させるというのではなく、私たちの身の丈に合った内容を通して、より多くの子どもたちに、学びの機会を提供し続けていきたいと願っています。

お寄せいただいたメッセージを一つひとつ拝読しておりますと、お立場は様々ですが、ご支援いただいた皆様に共通されているのは、未来をつくる子どもたちへの想いです。

 

キャンプ体験を通して、「生きる力」を得る場は、本来すべての子どもに保障されているべきだ、という願いが込められているように感じます。同じ想いの方がこれだけ多くいらっしゃることを改めて目の当たりにし、心強さと同時に、その願いを実現させる責任を改めて感じています。

 

どうぞ最後まで、ご支援、ご協力を賜りたくお願い申し上げます。

アルプス子ども会
代表 桜井 翠
(2019年6月18日追記)

 

今年も、児童養護施設の子どもたちに、キャンプを通じて学びの機会を

 

ページをご覧くださり、ありがとうございます。私ども、アルプス子ども会は、1975年発足以来、45年の歴史を持つ野外教育専門団体です。自然豊かな長野県駒ヶ根市を拠点に、春・夏・冬の長期休みを中心に、小中学生を対象にした、アウトドアキャンプを主催しています。これまでに、延べ12万名の子ども・家族が、ご参加くださいました。


昨年、児童養護施設の子どもたちをキャンプへ招待するというプロジェクトを、クラウドファンディングを活用して、初めて実施いたしました。おかげさまで、多くの方から支援を賜り、夏と冬併せて延べ13名の子どもたちを招待することができました。多様なメンバーと過ごす価値ある時間を提供できたのではないかと自負しております。

 

想像以上に多くの方々からのご支援をいただきました。本当にありがとうございました!

 

そして、今年も昨年同様、児童養護施設の子どもたちをキャンプへ招待し、彼らに野外での学びの機会、「生きる力」を育む体験の場を提供したいと考えています。そのために、皆さんのお力をお借りできれば幸いです。

 

 

「一人の例外もなく支え、守り合う関係」を実践する

 

私たちアルプス子ども会は、今日まで試行錯誤しながら「一人の例外もなく、支え守り合う関係」作りをめざして、活動を続けてきました。中でも、サマーキャンプの活動では、子どもたちの「生きる力」を育むことに注力してきました。

 

「生きる力」とは、何でも一人でできること、ではなく、気軽に誰かに頼ったり、頼られたりする経験の積み重ねだと私たちは考えます。普段の生活では関わることがない、多様な背景を持つ仲間と、生活や遊びを共にすると、いろんな「困った!」が起こります。忘れ物をしてしまったり、のんびりしすぎて遊ぶ時間が減ってしまったり、ケンカが起きたり、さみしくなったり。迷惑をかけたり、かけられたり。

 

自分の力を当てにされることで育まれる自信や、誰かに助けてもらったことで生まれる安心感、そういったものが重なっていくことで、子どもたちの生きる力の礎になると確信しています。

 

 

昨年、皆様のご支援で実施した、児童養護施設の子どもたちのキャンプ招待を通しても、こうした「生きる力」が育まれる瞬間をたくさん目の当たりにすることができました。

 

例えば、昨年のキャンプを通じて、こんなエピソードが、子どもたちのまとめ役である担任リーダーから聞かれました。

 

招待児童のHさんは、新しい場所や人が苦手で、キャンプの途中までみんなとご飯を食べられませんでした。しかし、周りの子たちが気にかけて、話しかけてくれたことで、徐々に自分から話をするようになりました。子どもたちは、一緒にいる時間は少なくても、Hさんのことを思い、行動していました。

またテントキャンプで、みんなでテントを張り、カレーを作る活動がありました。キャンプ場に集まったときから、Hさんは班の輪に入り、テントの張り方などを話し合っていました。

カレー作りでは、火の番を自ら志願し、他の子への休憩を促すなど、仲間への気遣いが見られました。そのカレーは、班のみんなで食べた最初のご飯になりました。

その日の夜、就寝時間が過ぎた後、テントの外で空を見上げるHさんに声をかけると、「みんなで過ごす時間は楽しくて、今見ている星も綺麗で、本当に来てよかった。」と言ってくれました。

その後の行事は、全て班の子と過ごすことができました。Hさんも、班のみんなも、誰一人としてメンバーが欠けることを望まなかった結果だと思っています。

 

このように、かつては参加することができなかった子どもたちも、機会を得られ、取り残されずに、他の子どもたちとお互いに認め合い、協力し合う経験を作ることができたことは、私たちのスローガンである「一人の例外もなく支え、守り合う関係」の実践になったと思っています。

 

そして今年も、より多くの子どもたちに、夏のキャンプを通して同じような機会を届けたいと思い、今回のプロジェクトを立ち上げました。

 

昨年、参加した児童の感想

 

実施プログラム詳細

 

今回、皆様からいただいたご支援で、長野県南部の複数の児童養護施設の子どもたちを「第45回 夏の子ども会」(サマーキャンプ)に招待し、全国から集まる子どもたちと一緒にキャンプを行いたいと考えています。

 

「夏の子ども会」は、全国各地から集まった小・中学生の子どもたちが、自然豊かな環境の中で、テント泊やキャンプファイヤー、川遊びにハイキングなど、楽しく遊んだり、時には仲間で助け合い、困難を乗り越えていったりするプログラムです。そうして仲間と過ごした夏のひと時はこれからの人生の糧になると信じています。

 

キャンプのプログラム


今回のプロジェクトで招待するのは、長野県南部にある複数の施設の子どもたちです。より多様な子どもたちに参加してもらおうと裾野を広げていく予定です。
 

開催場所:長野県駒ヶ根市東伊那6374-2 しぶき荘キャンプ施設
実施期間:2019年7月末〜8月中 のうちの5日間
招待人数:最低8人を予定 ※最終的なご支援額によって増える可能性があります


養護施設の子どもたちにかぎらず、保護者や大人の目から離れたこの特別な場所で、笑ったことや泣いたこと、けんかして仲直りしたこと、自分が誰かの役に立てたこと、仲間と力を合わせて何かを作り上げたこと、みんなで遊んだ日々のことは、これからの生活を楽しく過ごすための力になり得るのではないでしょうか。

 

 

 

一人でも多くの子どもの可能性を引き出し、より良い社会づくりにつなげていく

 

キャンプ活動で、子どもたちは様々な困難にぶつかります。自然の中での生活には、「物理的」な制約がありますし、新しい人との出会いによって、「人間関係」の難しさに直面することもあります。

 

そういった困難を仲間と乗り越えていく「共有体験」こそが、子どもたちの可能性を伸ばし、成長するきっかけになると、私たちは大事にしてきました。誰一人が欠けても成り立たない、できたことを全員で喜び合い、失敗にも共感し合える、そのような体験をここで得ることこそが、子どもたちのこの先の生活にも反映されていくと信じています。

 


昨年のプロジェクトでは、スローガンをより大きく捉え、今まで参加できていなかった子たちを少しではありますが、包括する取り組みができたと思っています。そして今年は、それを「継続的な活動」に昇華させていくための取り組みにしたいと考えています。

 

私たちは、この先もずっと、一人でも多くの子どもたちに「生きる力」育む機会を提供し続けていく存在であり続けたいと願っています。そして、その活動の根本には、「社会はもっとよりよく変えられる」と考える市民を増やしたいというのが、大きな願いとしてあります。

 

このプロジェクトを通して、少子高齢化社会における子どもの健やかな育ちや、それに必要な遊びと生活を行う場作りに、少しでも関心を持ち、アクションを起こす方を増やすことも、私たちの社会的な責任だと考えています。そのために、この活動を一時のもので終わらせることなく、リーダーシップを発揮して、積極的に社会を巻き込みながら、継続していきます。

 

ぜひこの活動を皆様の力で支えていただけないでしょうか。ご支援、応援、どうぞよろしくお願いいたします。


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