仔猫を保護しました。

 

いつも応援ありがとうございます。

今回は地域猫ボランティア浅井さまの活動報告です。

 

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昨年の晩秋、ある民家の庭先で3匹の仔猫が産まれました。

 

以前から数匹の猫がこの庭の家主さんに餌を貰っているようで、このまま増えればご近所とのトラブルに発展しかねません。

 

別府市には、地区ごとにグループでボランティア登録すれば、野良猫の避妊去勢手術を行える助成金制度があります。

 

そこでボランティアさんが、餌やりさんにこの制度について話したところ気持ちよく理解して下さり、幸い身近にも沢山の協力者がいたので、早速ボランティアグループを結成して、母猫の避妊手術を済ませる事が出来ました。

 

手術の際この母猫は、なんとお腹の中に既に6匹の赤ちゃんを宿していたのです。産んでいたら大変な事に。

 

堕胎は可哀想という人もいますが、頻繁な出産は負担が大きく、産まれた仔猫も殆どが、不慮の事故や病気で亡くなっていきます。仔猫をすぐに保護できない今の現状も悪循環を増しているのでしょう。

 

餌やりさんはこの件で不妊手術の大切さや地域猫活動への意識も高めて下さり、他の猫の手術にも意欲を見せ、3匹の仔猫の内一番未熟な子を家に引き取ってくれました。

 

あとの2匹は餌やりさん見守りの元、何とか里親探しが出来ないかと考えていましたが、親離れして単独行動をするようになれば危険も沢山です。

 

この件を新玉旅館の女将さんにも話しました。館内も保護猫が沢山居ていっぱいいっぱいです。猫ハウスが実現すれば、すぐに保護してあげられるのに･･･と、お互いに保護したくても出来ないもどかしさを共有し合いました。

 

ところが後日、ちょうど旅館の猫ちゃん2匹がトライアルに行ったので、空きができたタイミングで2匹を預かってくれると言ってくれたのです。そして仔猫を受け入れる準備をすぐに整えてくれました。

 

餌やりさんにも事情を話し、翌日仔猫2匹は女将さんの元へ。これで事故や怪我の心配が無くなりました。本当にありがたかったです。(もちろん、基本的に今後の医療費や餌代はこちらで負担します)

 

生後3ヶ月半、茶トラとクリーム系の男の子。可愛い盛りの仲良し兄弟です。体調を整えながら、これから里親さんを探していく予定です。

 

 

別府市地域猫ボランティア

浅井