何をやってる施設？⑤キャリア

キャリアの施設

2020年保護したゆずが、猫白血病キャリア

だった事をきっかけに出来た

キャリア施設。

 

多分ちょっと変わってる施設として出発をしました。

 

通称

終の住処として

最期はお膝の上でとの思いで始めた施設。

 

 

 

右も左も分からない状態から

看取りと向き合っていく施設と思われがちですが

悲しい施設ではなく

決められた時間まで精一杯その子らしく

穏やかな時間と共にの施設。

 

どうしても、猫白血病やダブルキャリアだと

感染の問題から受け入れが難しく

受け入れがあっても、ケージ対応の場合が多い。

それを変えたい、そんな思いで

仲間とフリーのお部屋で過ごす日常。

猫は猫として。

 

なりたくてなった病気ではない。

 

田川店がメインで対応していましたが、猫白血病やダブルキャリア

やはり、発症してしまうと辛い結果になってしまう。

 

 

 

そんな中、月に一回の往診がどれほど心強かったか

かかりつけ医までは田川から片道約1時間

猫達に負担をかけている

 

いいのだろうか

 

そんな試行錯誤の毎日の中で、少しづつ看取りに変化がでてきました。

当店は、助かる命はとことん治療

しかし、余命宣告の場合は対処療法としている中で

 

母子感染でも今年5歳の子や

数年経過していても発症がない子達。

そして、発症と診断を受けてもゆっくりと看取りとなり穏やかな時間と暮す。

 

でも、心の中では不安との戦いでした。

看取りとなって、夫婦で時間での交代

泊まりがけ

 

でも、飯塚にも不安な子達

 

乳飲み子を保護と同時になると

一つ一つの行動は、分刻みとなる

 

すでに、終の住処の子達は

田川から飯塚へお引越ししました。

 

環境が変わりまだ慣れない子達もいる中

乗り越えようと声掛け。

 

田川には、この子達専用のウッドデッキがありました。

飯塚にはそれがない。

 

今は、せめてと

お部屋の中が楽しくなるように

ステップを物販のショーケースを解体したガラスで幅広ステップや

 

1つの部屋をあえて必要時に2つに出来るように

可動式の扉を主人がDIYで作ってくれています。

 

ここに入れる方々は、私達夫婦とボランティアさん保護主さん、ファンクラブの方々と

決められていますが

インスタグラムのライブなどでも会えるように

 

そして、

たまたま何かのきっかけで出会えた子が

猫白血病やダブルキャリアでも

 

短命でと悲しむのではなく

その子と向き合って褒めて輝き

いっぱいの思い出をとの思いを皆さんも出来る事をこれからも伝えたくて

 

 

 

虹組との約束

ここを守り続ける

 

最期はお膝の上で

ゆずが教えてくれた事を胸に

 

書いてる間にも涙がぽろぽろ出てきます。

 

守りたい場所がある。

 

どうか皆様にこの施設を知って欲しい。

 

よろしくお願いします。