プロジェクト概要

愛知県豊田市旭地区で、映画作品の上映会を開催したい!

 

はじめまして、柴原充と申します。

 

2017年4月、私は「百姓」になりたくて、神奈川県から愛知県豊田市旭地区という中山間地域に移住しました。これまでの約1年間の移住生活を通して、旭地区は農的な暮らしをするために理想的な地域だと感じています。

 

今回は、私を含む有志の集まり「あさひ若者会」主催で、課題提供型の映画作品の上映会を開催したいと思います。昔からこの地域には、日本全国の都市部からの移住者が多く暮らしています。しかし、地元の人たちと移住者、そして、移住者同士が交流するきっかけがほとんど無いのが現状です。

 

そこで私は、今回の「映画作品の上映会の開催」を企画しました。

 

映画には、人を集める力があると考えています。定期的な上映会が開催できれば、作品鑑賞を通して共通の課題を持つことができるため、地域の人々をつなげる場づくりに一役買えると思いました。この上映会での交流をきっかけに、中山間地域での暮らしに魅力を感じてくれる人が増えたら、嬉しい限りです。

 

今回は、完全に有志での活動となります。全員で資金を出し合っても、上映会開催におけるすべての予算を賄うことが難しい状況です。

 

皆さまからの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

自然に寄り添う暮らしを求めて、生き方としての「百姓」を目指す。

 

私は、旭地区に移住するまで、ずっと福祉の世界で生きてきました。仕事を通じて、たくさんの高齢者の方々と会話をするなかで、彼らが持つ「自然に寄り添う技」の存在を知りました。それが「百姓」の経験からきていることを知ったとき、自分の生き方として「百姓」になりたいと考えるようになりました。

 

ジジババ(愛情を込めて、いつも通り呼ばせていただきます)たちは、自分たちで味噌を仕込みます。私はそれまで、味噌などの調味料はスーパーやコンビニで購入するのが当たり前だと思っておりました。しかし、ジジババたちは味噌は買うものではなく、自分たちで仕込むものと言います。

 

せっかくなので、私も一緒に味噌を仕込みました。すると、「仕込みには時期が大切だ」「各家庭で味噌の味は少し違うけど、みんな自分の家の味噌が一番だと密かに思っている。そこから『手前みそ』という言葉生まれたんだぞ」など、自然と会話がはずみました。これまでの介護でのリハビリ運動ではまったく見ることができなかった、ジジババのキラキラとした表情がとても印象的でした。

 

「百姓」として生きることを決意したのは、自分で仕込んだ味噌が、今まで食べたどの味噌よりも美味しかったことが理由です。自然に寄り添い、自分の手を使って手間を惜しまなければ、こんな美味しいものが作れるんだということが、あまりに衝撃的で感動しました。

 

 

 

13年間で町の人口は4分の3に。映画を通して「暮らしと地域」を考える。

 

旭地区の中山間地域には、昔からの山里の生活や文化が残されており、都市部にはない魅力がたくさんあります。実際に、豊かな自然や地域の人の温かい人柄に魅せられ、都市部から移住してくる方が多い地域です。

 

ですが、ここは中山間地域ということもあり、人口の減少・高齢者の増加・農地の荒廃など、地域の過疎化が進んでいます。

 

旭地区は、この13年間で人口が約4分の3に減少しました。現在、旭地区の人口は2,734名で、65歳以上が約45%を占めています。ここに住む人たちは、今自分たちが行動しないとこの地区が廃れる危機を感じているのではないかと思います。

 

 

中山間地域は、人口は少ないものの、魅力的な人がたくさん住んでいます。ただ、それらの人々をつなぐ横のつながりが少ないのが現状です。人が集まるきっかけとなるコミュニティが、都市部に比べて圧倒的に少ないのです。

 

旭地区が安心して楽しく暮らせる町として在り続けるために、自分にできることは何か。私は、映画を通じて人と人がつながるきっかけを提供し、コミュニケーションを活性化させるコミュニティ作りを考えました。

 

人と人がふれ合い、意見を交わし、「暮らしと地域」について考える機会が増えれば、この町を再び元気にするための新たな行動が生まれるかもしれないそんな期待に胸を踊らせ、現在も活動を行っています。

 

 

 

皆さまからのご支援で、映画作品の上映会が開催できます!

 

今回のプロジェクトでは、皆さまからご協力いただき、中山間地域で映画の上映会を開催します。皆さまからいただいたご支援は、6月・7月に開催予定の上映会における会場費や上映費として、大切に活用させて頂く予定です。

 

【開催概要】

会場:つくラッセル(旧築羽小学校)

日程:月1回開催(直近では、6月24日・7月29日を予定)

主催:あさひ若者会

お問い合わせ:asahiwakamono@gmail.com

 

上映する作品は、ドキュメンタリーやメッセージ性が強い作品を考えています。上映が終わった後は、みんなで感想を共有する時間を設ける予定です。個々の想いをみんなで語り合い、参加者が同士で交わり楽しんでもらえるような場を作っていきたいです。

 

直近では、6月に「人生フルーツ」、7月に「幸せの経済学」の上映を予定しております。まずは、この2回の上映会を実施し、参加者の方々の声を反映しながら、今後も継続的に開催することを目指しております。

 
 

 

人生フルーツ

愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。かつて日本住宅公団のエースだった建築家の津端修一さんは、1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。

 

幸せの経済学

 
 

消費文化に翻弄されるラダックの人々の姿をもとに、世界中の環境活動家たちがグローバリゼーションの負の側面を指摘し、「本当の豊かさとは何か」を説いていきます。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていく、と語ります。行き過ぎたグローバル経済から脱却し、持続可能で幸せな暮らしをどう作っていくべきなのか。そのヒントは日本の伝統文化の中にもあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

映画作品の上映会をはじまりに、旭地区をみんなで盛り上げていきたい!

 

映画は、一度にたくさんの人が体験を共有するツールとして、とても優れていると思います。

 

旭地区で定期的に映画の上映会を開催することができるようになれば、回を重ねるごとに、参加者同士は顔なじみのような関係になっていくでしょう。個々の想いを伝え合うことができれば、そのコミュニティを大切な場として、愛着を持ってもらえるのではないかと考えています。

 

こうして参加者同士のつながりが増えれば、アイデアも生まれやすくなり、行動も起こしやすくなると思います。結果的に、それが旭地区を盛り上げる活力となり、魅力的な地域を作り上げるために必要な要素だと私は信じています。

 

皆さまからの温かいご支援・応援を、どうぞよろしくお願いいたします。