
寄付総額
目標金額 1,000,000円
- 寄付者
- 147人
- 募集終了日
- 2020年5月31日
座談会:アフリカから留学生を呼ぶってどういうこと? Part1
今回のクラウドファンディングの目標は「アフリカから留学生を呼ぶ」ことです。それには、どういう効果や意義があるのでしょうか。留学生と交流があった東京外国語大学の学生3名とオンラインで座談会を開いて話をうかがいました。
司会:
これまでにクラウドファンディングを通じては、アフリカから4名の留学生を招いています。皆さんは留学生たちとどんなつながりがありましたか?
主体的でインフォーマルな学びの場
若本さん:
今、来ているオクタブとヘレンとは、外大のバディ制度でかかわり、日本での生活サポートをしたり、日本語の勉強を一緒にやったりしています。オクタブとは、プライベートで「オクタブのズールー語講座」を開いていました。オクタブがズールー語を日本の学生に教えて、僕たちは逆に日本語をオクタブに教えるという感じです。そういった普段はできない学びを一緒にやっていくという活動をしてきました。
留学生とズールー語講座を開いていた。紹介する書評はこちら
飯野さん:
私は、オクタブとヘレンがルワンダから日本に着いた直後に、外大で寮生活を始める時のサポートをしました。よく一緒にご飯を食べました。1月1日には、東京にある私の実家にヘレンを招いて、一緒におせち料理を食べたり明治神宮に初詣に行ったりしました。お正月ってこんな感じなんだっていうのをみんなで体験できたのは、私の家族にとっても良かったです。
2018年9月から2019年9月までルワンダに留学。留学体験記はこちら
アフリカへの偏見を変える機会
井出さん:
2年前の話なんですけど、私はガーナからの留学生のコフィ(2018年春学期間、本学に交換留学していたチャールズ・アチャンポン・アジェベンさん)が日本に来た時に個人的に仲良くなって、よく山梨県の実家に連れていきました。これ(背景の写真を見せて)は庭で妹とコフィが一緒に遊んでいる時の写真です。こういうふうに庭で木の実を収穫したり、親戚の酒蔵に連れて行ったり、温泉に行ったりしました。コフィは、普段、外大の寮でひとり暮らしをしていたんですけど、そういう暮らしと田舎で家族と過ごす暮らしは全然違うので、それを両方体験させてあげられたのはよかったなと思います。
山間部の小さな町である私の故郷では、ガーナはもちろんアフリカの人と交流する機会がほとんどありません。それもあってうちの家族はわりと、アフリカに対する偏見みたいなものを持っていたんですけど、コフィが来てくれたおかげで、それが覆った感じがあるかなと思っています。家族にとってもすごくいい経験になりました。
ガーナからの留学生、コフィが実家に来て妹と遊んだ時の写真を紹介。
2018年8月から2019年6月までガーナに留学。留学体験記はこちら
留学生とかかわる場を増やす
司会:
今回のクラウドファンディングは、アフリカから留学生を呼ぼうというプロジェクトですが、アフリカから留学生を招くことはどんな意義があると思いますか?
若本さん:
僕は入学前、外大には留学生がいっぱいいるんだろうと思っていたんですよ。でも実際、入ってみると、留学生がいることはいるんですけど、「自分から積極的にいかないと留学生とかかわる機会がそれほどないな」というのは感じていました。僕が入学してから現代アフリカ地域研究センターができて、学部の留学生も増えてきて、そこで留学生とかかわる機会があったのはすごく嬉しかった。
それだけじゃなく、オクタブと一緒にやっていたズールー語の講座もそうですけど、やっぱり授業での学びだけではなくて、留学生と交わる機会を得てそれを利用していくというのは大学ならではだと思います。今、振り返ると、すごく良かったです。ロドリグとシュクル(前回のクラウドファンディングによる第一弾留学生)とは一緒に授業も受けていたので、とてもいい刺激になりました。
「他者」ではなく「一緒に」する関係性
司会:
留学生との交流の取り組みがどういうふうに発展していけばいいと思いますか?
井出さん:
私は2017年に「君の知らないアフリカ」をテーマにしたイベント「アフリカンウィークス2017」 の実行委員長をやっていたのですが、その時に感じたのは外大でアフリカ関連のイベントを開いたりする際に、今のままだと、アフリカに生きている人たちの声が直接はあんまり反映されていなくて、アフリカをある意味、客体化しているんじゃないかなって思うところがあるんです。でも留学生をいっぱい招いて一緒に授業なりイベントなりを作り上げていき、そこにアフリカからの留学生にも主体的にかかわってもらえれば、アフリカを学ぶ機関として、アフリカを客体化しない、一緒に何かを作り上げていけるような関係性がもっと築けるんじゃないかなと思います。
司会:
アフリカを客体化するという点は、個々のアフリカからの留学生と接することで変わっていくことがあると思いますか?
井出さん:
そうですね。私たち自身がアフリカの人の生の声を聴くことで変わることがあると思います。それがイベント自体の枠組みに反映されれば、私たちが発信する立場に立った時にも変化があるんじゃないかなと思います。
(Part2に続く)
さいごに
座談会では、学生のみなさんが、文献やインターネットの情報だけではなく、アフリカからの留学生と触れ合い、協働することで新たな気づきや学びを得られたと話してくれました。学生だけではなく、その家族や地域にも発展する交流の機会を後押しするために、ぜひクラウドファンディングにご協力ください。
Part2は5月上旬にアップ予定です。どうぞお楽しみに!
ギフト
3,000円

留学生との交流会へご招待
皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
②留学生からのサンクスメールをお送りいたします
③寄附領収書の発送
- 申込数
- 95
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円

留学生のフォトをお届け
皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生のフォトをお送りいたします
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送
- 申込数
- 47
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
3,000円

留学生との交流会へご招待
皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
②留学生からのサンクスメールをお送りいたします
③寄附領収書の発送
- 申込数
- 95
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月
10,000円

留学生のフォトをお届け
皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生のフォトをお送りいたします
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送
- 申込数
- 47
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年10月

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