アトピー性皮膚炎｜痒みの仕組みの解明と、治療薬の開発研究にご支援を

「アトピー性皮膚炎｜痒みの仕組みの解明と、治療薬の開発研究にご支援を」にご支援いただきましたみなさま、本当にありがとうございます。10月17日時点で701人の方から12,764,000円のご支援を頂戴しております。私たちと歩みを共にしてくださる方が増えていることをとてもうれしく思いますとともに、重責を感じております。

このクラウドファンディングもちょうど折り返しを迎え、残り約1ヶ月となりました。アトピー性皮膚炎の患者さんの痒みを解放するために、最後まで走り抜けたいと思います。

本日、オンラインイベント「〜アレルギー疾患の多様性と関係性、それぞれの治療法の違い〜」を開催いたします。これは、現在、「重症卵アレルギーのお子さんへ、副作用の少ない新たな治療法を届けたい（https://readyfor.jp/projects/miehospital20233）」としてREADYFORのクラウドファンディングを実施中の国立病院機構三重病院アレルギーセンター 名誉院長の藤澤隆夫先生との、コラボ対談オンラインイベントとなります。

藤澤先生は、食物アレルギーに対する新たな治療方法として「経皮免疫療法」を開発されておられます。健康な皮膚にアレルゲンを染み込ませたシール（パッチ）を貼ることで、アレルギーを抑制する免疫を誘導しようという治療法です。これを鶏卵アレルギーの患者さんに応用して、アレルギーを治療しようとされておられます。欧米ではピーナッツアレルギーで試されていますが、日本で患者さんの多い鶏卵アレルギーに適用を考えておられます。製品の承認に向けての研究・開発を進めるための研究費用を募っておられます。

私たちが対象としているアトピー性皮膚炎の場合、多くの患者さんはアレルギーの原因となる物質が不明なため、その症状、特に患者さんにとって問題となる痒みを改善するお薬を開発しようとしております。一方で、アレルギーの原因となる物質が明らかとなっている食物アレルギーの場合、その物質に対する免疫を誘導することで、アレルギーを抑制することが可能となります。

アトピー性皮膚炎をお持ちの方の中には、食物アレルギーをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。おそらく、今回ご支援いただいた方の中にも、そうしたご事情をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。それぞれが密接に関係しあうアレルギー疾患は多彩な症状を示し、その治療法にも多様なアプローチがあることをお知りになる機会になると思います。是非ご参加いただけますと幸いです。

ライブ配信では、「アレルギー疾患の多様性と、その関係性、予防法や治療法のアプローチの違い」についてをお伝えしていきたいと思っています。

寄付者様の中には複数のアトピーや食物アレルギーなど、複数のアレルギー疾患を持っている方がおり、アレルギー疾患全体に対する議論に需要があるのではないかと考えました。ご出席の方々からもぜひご意見（YouTubeへのコメント）をいただきながら、そのコメントの質疑応答などを通して、みなさまと一緒に理解しあえる時間にしたいと考えております。

多くの皆さまにご参加いただき、ライブ配信もきっかけとして、引き続き継続して一緒にこのプロジェクトを盛り上げていただきたいと思っております。

皆さまのご参加をぜひお待ちしております！