食で南三陸の再生を!食の通信誌発行、菊芋の製品化を行いたい!

食で南三陸の再生を!食の通信誌発行、菊芋の製品化を行いたい!

支援総額

938,000

目標金額 800,000円

支援者
61人
募集終了日
2014年7月29日

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プロジェクト本文

「南三陸あったらもん再生委員会」プロジェクトがスタートします。「あったらもん通信」誌を発行したい! 菊芋を製品化したい!

 

初めまして、南三陸あったらもん再生委員会 阿部勝善と申します。「あったらもん」とはこの地域で使われる「方言」です。地域の方々はみなこの言葉を使い「もったいないもの」「おいしいもの」「傍にあっても気が付かないもの」を指します。震災後多くの支援者がこの町を訪れ、町の豊かさを知る事となりました、地域の人々が気が付かない「食」「土地」「人の知恵」等を再度見直しこの南三陸を山海一つの括りとして再生させることを目的としこのプロジェクトを立ち上げました。今回メインの活動として、地域の食の工房や農家、漁師を紹介する為の通信誌「あったらもん通信」の発行、菊芋の製品化を行いたいです。

 

しかし、通信誌の製作費と菊芋の製品化費用がまだまだ必要です。皆様のご支援いただけないでしょうか。

 

(菊芋の収穫作業)

 

地域の食を紹介する通信誌「あったらもん通信」の発行、「菊芋」の製品化し、南三陸のコミュニティーの再生を目指します!

 

プロジェクトは現地山間部入谷地区にある旧林際小学校運営事業組合が中心になり、歌津地区の漁師さん達も参加し、この町を震災直後から支援するNPO法人の提案で立ち上がりました。

 

埋もれて気が付かない地域の「食」の再発見、使っていない「土地」の再生、地域ならではの「知恵」を結集し新たな「食材」の掘り起こしと販売、土地活用、人の雇用や集いを目的としています。

 

地域の食の工房や農家、漁師を紹介する為の通信誌「あったらもん通信」の発行、商材向け統一ロゴのデザインとシールの作成等慣れない仕事も多くあり、初めて休耕地を再生し生産を始めた「菊芋」の製品化等にも予算が必要です。

 

(菊芋の種植え作業)

 

「自分たちが動かなければ始まらない」そんな思いでこの団体を立ち上げ、町のコミュニティーの再生に少しでも役に立てばと思っています。

 

昨年初め、この菊芋の栽培について南三陸町を支援して下さる支援団体の方から提案を持ちかけられた時は、はっきりいって「半信半疑」でした。しかし支援団体の熱意に同感し震災後休耕地となっていた(以前は農業体験等で芋ほり等のスペースとして使っていた土地)場所を提供し栽培を行うこととしました。

 

菊芋の種芋は支援団体が提供し、種芋植えや収穫・洗浄等多くの人手が必要な場合はボランティアさん達にお願いし、日頃は地域の方々に畑の手入れをお願いしなんとか収穫ができました。

 

私は農業が長いので支援に来られる方々に農業指導をしています。この新しい経験はこれまで味わったことがなく新鮮な思いでした、と同時に新しい何かが創れるのではないかという「希望」に変るのを実感できた事も事実です。


ボランティアさんが全国から来て下さり、これまでこの町にはなかった新しい風を吹き込んでくれたことを嬉しく思いますし、震災でご苦労されている多くの仲間達の事を想えば苦労も吹き飛びます。私は山間部に住んでおり沿岸部の方々に比べれば被災の度合いは低いかも知れません、しかし同じ町民としてこの町の元気を取り戻すには山も海も一緒になって取り組む必要を「今」感じています。

 

(地域の食を紹介したいです。)

 

「あったらもん通信」誌 について

 

地域においてこれまで見逃されてきた(価値を見いだせなかった)食材・食品の調査を行い、その食材・食品の紹介と調理方法等を地域の方々からのコメントと写真により紹介します。

 

(個人):毎回一つの食材一人の人物にフォーカスし取材を行う。
(工房):地域の小さな食品工房(震災後設立されたものも含)にフォーカスし町の「おばちゃん」達がつくる真心込めた加工品(味噌・豆腐・納豆・醤油・調味料・どぶろく・農産品・水産品・他農産山菜加工品・水産加工品等)と工房で働く方々にフォーカスし取材を行う。

 

通信誌は町内若しくは復興商店街にてフリーペーパーとして町内外者に開示する。食材調査のコンテンツは此れまで地元では見捨てられた又は賄い用、家庭用としてしか使われていなかった物にフォーカスする。食品工房取材のコンテンツは地域の方々が地域の方々の為に自ら作り上げてきたものにフォーカスする。

 

(南三陸の漁師が作業中の様子)

 

菊芋茶製品化について

 

震災後、南三陸町を支援する団体によって植えられ栽培された「菊芋」の普及と継続を地元の方々と共に進める為に加工品としての「菊芋茶」・・商品名「菊芋っ娘」の製造を行う事としました。

 

「菊芋」にはイヌリンと言われる食べ物を糖化させない成分が多く含まれ、糖尿病予防に大きな作用があると言われておりますし、又近年フランスに於いて新しい食材としても注目を浴びております。

 

しかしながら菊芋の栽培⇒出荷迄には多くの人手が掛ります、そのような理由もあり栽培から流通に至る過程で不採算食材とみなされ、栽培農家さんも少ない状況でした。震災を契機に多くのボランティアが地域に入りこの栽培の手伝いをすることにより出荷が可能となりました。これからはこの人手を地域の方々に委ね、製品化することにより雇用創出や集いによるコミュニティーの再生が出来るのではと考えられます。

 

併せて高齢化が進む近年、糖尿病の予防の為にも大きな役割を発揮するものと思います。
昨年300坪の休耕地を無償でお借りし、秋には600キロの生芋収穫を得ることが出来ました。現在その生芋を地域の施設等にお配りしておりますし、菊芋茶のサンプルも出来上がっております。

 

(収穫された菊芋)

 

通信誌、菊芋茶の製品化等の活動を通じて、南三陸町に山海一体といったコミュニティ-が生まれる事を期待しています。


海が大きくクローズアップされておりますが、実はこの町は沢山の山々に囲まれ従来は養蚕業も盛んな土地で多くの田畑もあり豊かな町でした。震災後75%の事業者が廃業し、多くの若者がこの町を離れていっております、その状況を変えるのは故郷の再創設であり、新しい関わり、新しい事業の再創設なのではないかと考えております。

 

これまでは「海の人」達「山の人」達の交流はあまり多くはなく一体感が薄れていくのを感じておりましたが、震災を契機に町の再生を意識することになりました。その為には一次産業である農業と漁業が一緒になって「何か」を作ることだと考え、この団体の設立を決意しました。


通信誌はこれまで露出しなかった、個人や小さな工房に光を当て、これまで見過ごされてきた「南三陸町の宝物」を見つける大きなチャンスになるのではと期待しています。又菊芋茶の製品化はこの地に来て頂いたボランティアさん達がのこしてくれた財産であり「あったらもん」の第一号商品です、これを手始めに沢山の「あったらもん」を掘り出していきたいと思います。 

 

(南三陸の再生のために頑張っている方々)

 

「海と山が一体になってこそ南三陸ではないだろうか?」そんな素朴な疑問を地域を支援するNPOに投げかけたところ「普段気が付かないものを注視し、新たな町興しを考えましょう」との応えを得、前に進むこととなりました。

 

私達は共に南三陸に暮らす方々ですが農業を営む方々と海を舞台に生業を立てる方々とのコラボレーションの必要性を震災後強く感じておりました。若年者の町外流失はとどまることなく、新たな「希望」の必要性もこのプロジェクト立ち上げの後押しとなっていることも事実です。震災によって多くのものを失った事は人生にとっての大きな辛さであり試練です。でも震災後多くの支援を頂いた事が私たちの活力の源となっているのも事実です。

 

この交流の「力」を無駄にせず、地域からの「声」を、地域の我々が主役となって具現化することが直近の大きなテーマだと思っています。どうせできないよ・・等の意見も多々ありましたが、誰かがやらなければ誰がやる?の思いを一つにし立ち上がりました。少しずつでもゆっくりと前に進み、継続できる活動をモットーにしております。

 

このプロジェクトを進めることで、所謂「海の人」「山の人」との交流が生じ別々であった意識の交流が生まれコミュニティーの創生が生じ、個々に生産商流化された物品の「統一化」も計れます。それにともない高齢者の知恵と若年者の知識や行動力が重なることで新たな商材の発見と企画流通が出来うるものと確信します。

 

しかしながらこのプロジェクトを着手運営するには、人手・商材生産費・マーケティング費が必要です。皆様からのご支援がこのプロジェクトの後押しとなることは間違いのない事です。

 

(農作業の様子)

 

引換券について

 

引換券につきましては、現地で季節毎に収穫される山海のあったらもん・地域の小さな工房で製造される生きた味噌や醤油、そして水産加工品等、田舎のお母さんが都会へでた息子、娘に送るような「よりどり詰め合わせ」5,000円分相当を「南三陸あったらもん再生委員会」よりお送りさせて頂きます。


今回は10,000支援で年4回皆様のお手元にお送りする
「あったらもん」の詰め合わせは下記となります。
春・・ご存じ「ワカメ」の収穫・山菜が芽生える時期です
   生ワカメ・ボイルワカメ・塩蔵ワカメ(茎含む)と
   山菜のセットです。
夏・・ホタテの季節です、入谷で収穫される野菜とのセットです。
秋・・間引きワカメ(市場には出ないワカメの子供)と入谷で収穫される野菜のセットです。
冬・・蒸し牡蠣用生ガキ、乾燥ふのりと菊芋等入谷で収穫される野菜のセットです。
送料込みクール便でお届けします、詰め合わせ作業は私共と現地の方々の協働作業です。

 

                   (菊芋茶)

 

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リターン

3,000


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「南三陸四季折々」山海あったらもん詰め合わせ
*内容は季節によって変わります。

支援者
11人
在庫数
制限なし

10,000


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「南三陸四季折々」山海あったらもん詰め合わせ
計4回(春夏秋冬)

支援者
39人
在庫数
制限なし

30,000


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「南三陸四季折々」山海あったらもん詰め合わせ
計4回(春夏秋冬)
+ しゃぶしゃぶ用生ワカメ(春)
  ホタテ10枚(生食用)(夏)
  殻つき牡蠣20枚(蒸し牡蠣用)(秋)
  鮑   5コ(生食・調理用)(冬)

支援者
12人
在庫数
制限なし

50,000


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「南三陸四季折々」山海あったらもん詰め合わせ
計4回(春夏秋冬)
+ しゃぶしゃぶ用生ワカメ(春)+山菜
  ホタテ10枚(生食用)(夏)+菊芋茶
  殻つき牡蠣20枚(蒸し牡蠣用(秋)+味噌・醤油
  鮑 5コ(生食・調理用)(冬)+ 銀鮭又は鱈

支援者
0人
在庫数
制限なし

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