松尾芭蕉の研究者であった夫、濱 森太郎の遺された原稿を世に出したい

　本日、2022年7月30日に発行となりました。

　2020年12月から今日までのことを思い返すと、本当に多くの方に助けられてここまでやってきたのだなと痛感いたします。

　応援してくださったみなさまに、心より御礼申し上げます。

　昨日わたしのもとに届けられた製本は、さっそく我が家の芭蕉さんにお供えいたしました。

　この芭蕉さんは、伊賀の芭蕉翁顕彰会から記念にいただいたもので1994年より約25年間森太郎の執筆を見守ってきて、最期のときも森太郎の寝室に飾られていました。

　今も三人娘のこけしと並んで、我が家を見守ってくれています。

　17年ぶりに咲いた芭蕉の花の写真を表紙に！というのはわたしの強い希望でしたが、如何せん扱いも慣れていないわたしがスマホで撮ったものが1枚きりでしたので、「え！あの写真使うの??」と娘に言われ、迷ったときもありました。

　しかし、印刷会社で手を入れていただき、出来上がったものをみるとやっぱりこの写真にしてよかったと満足いく仕上がりでした。やっぱりプロの方はすごいと感心するばかりです。

　現在、みなさまのもとへも急ぎ本をお届けするべく、発送作業に入っております。

お手元へ届くまで、もうしばらくお待ちくださいませ。