第2弾!世界のクマ研究最前線|人とクマが共に生きられる環境を未来へ 4枚目
第2弾!世界のクマ研究最前線|人とクマが共に生きられる環境を未来へ
第2弾!世界のクマ研究最前線|人とクマが共に生きられる環境を未来へ 2枚目
第2弾!世界のクマ研究最前線|人とクマが共に生きられる環境を未来へ 3枚目
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第2弾!世界のクマ研究最前線|人とクマが共に生きられる環境を未来へ 4枚目

寄付総額

9,645,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
653人
募集終了日
2024年4月15日

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プロジェクト本文

達成のお礼とネクストゴールについて

 

皆様の心温まるご寄付のおかげで、13日を残して第一目標としていた金額を達成することができました。現時点で363名もの方にご賛同いただき、多くの賛同コメントもいただきました。ご寄付、応援いただいた皆様に感謝申し上げます。

 

第2弾ということ1回目より寄付が集まりにくいかなと想像していたのですが、むしろ1回目より早い段階で目標に到達することができ、大変心強く思っているところです。第一目標の達成で、クマの調査研究、普及啓発活動、若手研究者との共同研究が継続して実施できることになります。

 

そして、残り13日間という期間ではございますが、1,000万円を目標金額としてネクストゴールを設定させていただくことにしました。ネクストゴールまでのご寄付については、以下の用途に資金を充てさせていただきます。

 

<資金使途概要>
ネクストゴール 1,000万円(第一目標+500万円)
1.調査研究:ホッキョクグマの生態調査(実施可能な調査地が見つかり次第実施)、スリランカのナマケグマの生態調査、北海道のヒグマの生態調査(新たにGPS首輪の購入)など(250万円)
2.普及啓発活動:ホッキョクグマの企画展示とサイエンスカフェ(50万円)
3.若手研究者との共同研究:四国のツキノワグマ保全に貢献する共同研究を実施(100万円)
※目標金額にはクラウドファンディング手数料他も含みます

 

以上3項目を2026年3月までに実施します。いずれも第一目標では実現できない事業を進めることになります。

 

この活動にはまだまだ皆様の応援が必要です。より多くの皆様にこのプロジェクトを知っていただけるよう、情報拡散にもご協力いただけますと幸いです。絶対に皆様の思いを無駄にしないよう全力で取り組んで参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 

2024年4月2日 追記
北海道大学大学獣医学研究院教授/北海道大学総合博物館館長
坪田 敏男

 

はじめに

- 本プロジェクトの趣旨について -

 

世界に3属8種が現存する「クマ類」。

そのうち6種は絶滅が心配されており※1彼らの保全は喫緊の課題となっています。

クマが生きられる環境、それはわれわれ人類の未来とも重なります。

※1 参照:https://www.bearbiology.org

 

世界では、地球温暖化はますます深刻度を増し、ホッキョクグマをはじめクマの生態にも影響が出始めています。日本では、昨年たくさんのクマが人里に出没し、200人以上の方がクマによる人身被害に遭いました。一方でヒグマとツキノワグマ合わせて8,000頭ものクマが捕殺されました。このように日本を含めた世界のクマが置かれた状況は、決して良好といえるものではありません

 

しかしながら、世界的にクマの研究者は少なく、彼らの生息数や生息状況、さらに生理・生態や行動圏など、わかっていることや社会に伝えられていることは、いまだ多くはありません。

 

 

そこで、クマ類の保全を進めるための研究資金の調達を目的としたクラウドファンディング「世界のクマ研究最前線|クマが生きられる環境を未来に残したい」を昨年実施しました。皆様からのご寄附のおかげで研究を進めることができ、少しずつ明らかになってきたこともあります。しかし、野生動物の研究は短期間で成果を上げられるものではなく、長期的に継続して実施する必要があります

 

そのため私・北海道大学獣医学研究院 野生動物学教室 教授/北海道大学総合博物館 館長 坪田敏男は、共同研究者や大学院生・学部生とともに、クマ類の保全に向けた研究を前に推し進める資金を、そして、こうしたクマの現状や興味深いクマの生態や生理について広く一般の方々に知ってもらうための資金を募るため、再びクラウドファンディングに挑戦することを決めました。今回は調査研究の推進だけでなく、普及啓発活動や若手研究者の育成に力を注ぎたいと考えています。

 

歩みを止めることなく、人とクマが共に生きられる未来のために。

どうかご賛同いただける皆様からの温かいご寄附を、心よりお願い申し上げます。

   

坪田敏男

北海道大学獣医学研究院 野生動物学教室 教授/北海道大学総合博物館 館長

 

●1979〜1987年:北海道大学学生・大学院生時代

北大ヒグマ研究グループ(通称クマ研)でヒグマ生態調査に参画した。また、大学院では博士論文「エゾヒグマの繁殖生理に関する研究」を書き上げて博士の学位を取得した。

 

●1988〜2006年:岐阜大学時代

岐阜県白川村や根尾村、さらには秋田県阿仁クマ牧場でツキノワグマの生態や生理に関する研究に従事。また、1991〜1993年にはアメリカ合衆国イリノイ大学でアメリカクロクマの冬眠と繁殖の研究を行なった。

 

●2007〜現在:北海道大学でヒグマの研究を再開

標津町、知床国立公園、北大中川研究林でヒグマの生態調査を行う傍ら、本州のツキノワグマやネパールのツキノワグマ、ナマケグマ、ヒグマについて共同研究を行なっている。

 

人とクマが共に生きられる未来を作るために。

 

クマ類は、世界に3属8種(ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、アメリカクロクマ、アンデスグマ、ナマケグマ、マレーグマ、ジャイアントパンダ)が現存しますが、そのうち絶滅の心配がないのはヒグマとアメリカクロクマの2種だけです。残りの6種は絶滅が心配されており、その保全は喫緊の課題です※1

※1 参照:https://www.bearbiology.org

 

一方で、世界的にクマの研究者は少なく、彼らの生理・生態、行動圏などについてわかっていることや社会に伝えられていることは、多くはありません。

 

そこで、クマ類の保全を進めるための研究資金の調達を目的としたクラウドファンディング「世界のクマ研究最前線|クマが生きられる環境を未来に残したい」を昨年実施しました。クラウドファンディングでは、677名の方から8,943,000円ものご寄附をいただくことができました。改めてこの場を借りて感謝申し上げます。

 

 

- ご寄附いただいた資金で実現できたこと -

 

|1:ホッキョクグマ生態調査への参加

2023年4月にカナダ・ハドソン湾でのホッキョクグマの生態調査に参画してきました。アルバータ大学のアンドリュー・デロシエール教授の調査チームとともに、ヘリコプターから海氷上にいるホッキョクグマに対して、ダートによる麻酔および不動化、採血や脂肪バイオプシーなどのサンプル採取、計測およびGPSイヤタッグの装着といったハンドリングを行い、海氷上にホッキョクグマを放逐しました。その後のホッキョクグマの行動をGPS情報により入手できました。

 

また、親子グマの観察や捕食されたアザラシの死体の捜索など、ホッキョクグマの生態情報を収集しました。これらの調査結果を分析すると、ホッキョクグマの将来の生息状況が推定されます。その調査内容について執筆し、本年後半〜来年前半に1冊の本を刊行します。

 

麻酔で眠っているホッキョクグマ

 

 

|2:ネパールでクマ・ワークショップを実施/ヒマラヤ高山域でヒグマ調査を実施

2023年10月にネパール・カトマンズにて「ネパール・クマ・ワークショップ」を開催しました。坪田が基調講演を行い、弊教室の大学院生がツキノワグマ、ナマケグマおよびヒグマの生態について発表しました。その後、大学院生(Rishi Baral)がヒマラヤ高山域においてカメラトラップの回収とデータの抽出を行いました。また、ヒグマの痕跡調査を行いました。

 

その結果、数十年ぶりにアンナプルナ保護区内の標高3,834mの高山域でヒグマの姿を映像で捉え、実際にヒグマが生息していることを確認できました。

 

標高3,834mの高山域で自動撮影カメラに写ったヒグマの姿 

 

|3:北海道のヒグマおよび本州のツキノワグマの調査研究を推進

北海道(道北および道東)においてヒグマの生態調査を進めました。ヒグマの捕獲およびGPS首輪の装着と行動追跡、痕跡調査、ヘアトラップ等によるDNA分析等の調査を実施し、科学的情報をさらに蓄積しました。また、本州のツキノワグマの生理・生態について研究を推し進めました。

 

ヒグマから血液を採取
(撮影:武重謙氏)

 

 

|4:サイエンスカフェなどの普及啓発活動

2023年は、クマの人里への出没や人身被害が頻発しましたので、講演会やセミナー等で多くの講演をしました。北大内の科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)主催のサイエンスカフェにも出演しました。2024年には人とクマの共存を目指す上で必要な情報を盛り込んだ本の出版を目指します。

 

 

|5:若手研究者との共同研究を開始

広く全国のクマ研究者を対象に募集をかけ、若手研究者との共同研究4件を採択しました。1件あたり50万円の研究費を支援し、キックオフミーティングを行った後、現在各々の研究を進めていただいています。今回はさらに3件の共同研究の実施を目指します。

 

《麻布大学・三澤 楓さんとの共同研究》

 

ヒトの歯周病は、ギネスブックで「世界で最も一般に蔓延している感染症(30代以上の3人に2人が歯周病)」に認定されています。ペットをはじめ、動物園の動物や野生動物にも歯周病が発症することが分かっていますが、もしかすると人間から動物たちに歯周病菌が感染している可能性が出てきました。私はいま、坪田先生らの研究グループと一緒にエゾヒグマの歯周病菌について研究を進めています。

 

 

人とクマの間に生じている軋轢

 

クマ類は、世界的に絶滅が危惧され保全が喫緊の課題となっている一方で、日本においては北海道のヒグマと本州のツキノワグマが、近年生息域の拡大に伴って市街地に出没する頻度が高まっています。そしてその影響により、人身事故が多発するなど、人間の生活領域にも大きな影響を及ぼしています。

 

特に令和5年度は、200名を超えるクマによる被害が全国で確認されました(※参照)。

 

被害が増えた原因として、一つは、人が中山間地域から撤退し過疎化が進んだことにより、人の居住域近くまでクマの分布が拡大していることが考えられます。もう一つは、令和5年の北海道や東北地域において、ブナやミズナラなどの堅果類(いわゆるドングリ)の生りが悪く、冬眠前のクマの食物が少なかったことが考えられます。

 

さらに、近年のハンターの減少や高齢化に伴い、山でクマが人に追いかけられなくなったことで人への警戒心が薄らぎ、人を見ても逃げないクマが増えていることも関係しています。

 

これらの人身事故の影響により、ヒグマとツキノワグマ合わせて8,000頭ものクマが捕殺されました。

 

私たち人間とクマが共に生きられる未来を作るためには、クマの生態や生理を知り、適切な距離や関係を構築していく必要があります。

 

吹き矢でヒグマに麻酔薬を投与

 

 

調査を継続していくことが重要

 

野生動物の研究は、長期的かつ大規模に行う必要があり、短期間で成果を上げ られるものではありません。

 

ホッキョクグマについては、近年の地球温暖化によりアザラシの捕食(ハンティング)効率が落ちており、繁殖率の低下や死亡率の上昇に伴い、個体群の衰退が起こっています。およそ45年後(3世代が経る間に)、ホッキョクグマの個体数が半減するという予測が出ています。

 

また、同様に地球温暖化の影響でシカの数が増えており、クマの春〜夏にかけての主要な食物である草本が減っていることがわかってきています。シカとの競合によりクマの生息環境が悪化していることが解明されつつあります。

 

さらに、海水温の上昇に伴ってサケマスといったクマの晩夏〜秋の重要な食物資源が極端に減少していることもわかってきています。

 

これまでの研究で少しずつ明らかになってきていることがある中で、歩みを止めることなく研究を推し進め、絶滅の危機に瀕しているクマ類の保全、そして人と共に生きられる環境を未来に残していくため、再びクラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

 

 

クラウドファンディングで実現できること。

 

ご寄附で実現できること

 

本プロジェクトでは、引き続き世界のクマ類の生理や生態に関する研究を推し進めます。また、研究から得られる科学的情報を一般市民に理解できる言葉で発信します。これらの活動を通じて、人とクマとが共に生きられる環境を未来に残す道筋を提案します。

 

|①研究活動の継続

 

世界に生息する8種のクマからホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、ナマケグマを対象にした調査研究を実施し、彼らの保全に資することができるよう学術的情報を集めます。

 

|ホッキョクグマ:生態調査と普及啓発活動

 

絶滅のおそれがあるホッキョクグマの保全はグローバルな環境問題の象徴ともいえる最重要課題であり、そのための科学的情報の収集はとても重要です。昨年参画したホッキョクグマの調査をより進展させるとともに、得られた科学的情報を一般の方に広く伝達する普及啓発活動を企画します。本の刊行を進めるとともに、動物園水族館や図書館など公共施設で講演会や各種企画展示を実施します。

 

麻酔で眠っているホッキョクグマ

 

|ヒグマ、ツキノワグマおよびナマケグマ:生態調査@ネパール

 

ネパールに棲む3種のクマ、ツキノワグマ、ナマケグマおよびヒグマは、いずれも生息地の縮小や過剰な捕殺によって数を減らしており、やはり絶滅が心配されています。これらのクマ類を保全するための科学的情報を得るために、調査研究を推し進めるための研究費や調査旅費が必要です。今年はヒグマの生態調査を重点的に推し進め、これまでにほとんどわかっていない彼らの生息状況や生態を明らかにします。

自動撮影カメラを設置

 

|ヒグマとツキノワグマ:行動追跡調査@日本と普及啓発活動

 

日本のヒグマやツキノワグマは絶滅の心配はありませんが(四国のツキノワグマを除く)、人との軋轢問題が数多く発生しています。クマによる人身被害を減らすためには、さらに科学的な情報が必要です。そのための調査研究を進めます。北海道の道北および道東でのヒグマの生態調査を実施し、食性、繁殖、冬眠、行動圏や土地利用などのデータを集積します。さらに、ツキノワグマとヒグマが関係する感染症について病原体を特定するとともに、感染ルートや感染率を明らかにします。また、これらの結果から人との軋轢をいかにして軽減するかについて普及啓発を実践します。

 

 

|②普及活動(サイエンスカフェ、企画展示)

 

世界のクマ類の保全推進やクマによる人身被害を減らすためには、調査研究により得られた科学的情報を市民にわかりやすく伝えるアウトリーチ活動も大事です。クマ類が有する魅力や未だ解き明かされていない謎をわかりやすい言葉で伝えます。そのために、サイエンスカフェの開催やパネル・標本・紙芝居などの展示を企画します。さらに、クマ関連のグッズの販売なども検討していきます。2023年4月より館長に着任しましたので、普及啓発の場の一つとして北海道大学総合博物館(※1参照)を活用します。また、坪田が会長を務めるヒグマの会(※2参照)や元代表だった日本クマネットワーク(※3参照)などと連携して普及啓発活動を行っていきます。

 

北大博物館で実施したサイエンスカフェの様子

※1 北大総合博物館:https://www.museum.hokudai.ac.jp/

※2 ヒグマの会:https://www.higumanokai.org

※3 日本ネットワーク:https://www.japanbear.org

 

|③若手研究者との共同研究

 

前回のクラウドファンディングのネクストゴールにて実施した若手研究者との共同研究をさらに加速させます。クマの研究者がまだまだ少ない中、若手研究者との共同研究は次世代のクマ研究者を養成する上でとても有益な試みです。今回はさらに3件(1件あたり50万円)の共同研究を支援したいと考えています。

 

≪岩手大学・池田小春さんとの共同研究≫

 

私はツキノワグマの個体識別において新手法を取り入れるといった挑戦的な内容の研究を考えておりましたが、資金面での不安があり、なかなか踏み出すことができずにいました。しかし、昨年のクラウドファンディングに採択していただき、無事研究を始めることができました。現在はヘア・トラップで回収した体毛の分析を進めているところです。皆さんに良いご報告ができるよう、研究に邁進したいと思います。

 

 

なぜ、クラウドファンディングに挑戦するのか

 

昨年は、たくさんのクマが人里に出没し、200名以上の方がクマによる人身被害に遭いました。一方でクマの方も、ヒグマとツキノワグマを合わせて8,000頭ものクマが捕殺されました。人とクマとの軋轢問題は、ますます深刻度を増しています。

 

さらに、地球温暖化はますます深刻度を増し、ホッキョクグマをはじめクマの生態にも影響が出始めています。それにより個体数が減少しているクマもいます。そのような状況にあって、ますますクマの生態に関する科学的情報が必要になるのは間違いありません。

 

しかしながら、短期間で成果を上げ られないこともあり、既存の補助金や助成金の対象になることも多くはありません。民間企業等からの研究費獲得も難しい状況です。そのため、予算面で苦慮することが少なくありません 

 

将来的には長期的に持続して使える予算を確保し、野生動物の保全を目指した調査研究を計画的に進めることが理想的です。

  

この挑戦を通して、いただいたご寄附で世界のクマの研究を推し進めるとともに、絶滅に瀕するクマの現状や興味深いクマの生態や生理について、より広く一般の方々に知ってもらうことができればと考えています。

 

皆様からのご寄附、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

 

プロジェクトメンバーのご紹介。

 

 下鶴 倫人

(北海道大学大学院獣医学研究院 野生動物学教室 准教授)

 

 

クマの生態や身体の仕組みには、まだまだ多くの謎が残されています。
私は、知床半島に生息するヒグマの生態研究と、ツキノワグマの冬眠中の生理機構に関する研究を、15年続けてきました。


ヒグマの生態研究では、個体モニタリングとDNA解析を併用することで、繁殖行動や個体間の血縁関係、食べ物の季節変化や生存率など、多様な観点からその生態学的特徴を明らかにしてきました。彼らの“真の生き方”について正しい情報を集め、多くの方に知ってもらうことにより、人とクマが共に暮らせる社会の実現に貢献したいと考えています。


一方、冬眠中のクマは、長期間寝たきりでも筋肉が衰えないなど、人間では為し得ない仕組みを持っています。謎に包まれた冬眠の仕組みを明らかにできれば、必ずや人や動物の医療に応用可能な画期的発見が得られるものと信じ、研究に取り組んでいます。

 

| 高畠 千尋

(北海道大学大学院獣医学研究院 野生動物学教室 客員研究員)

 

 

北海道に暮らす人々はヒグマに対して根強い「恐怖心」を持っています。人は得体のしれない相手に恐怖を感じますし、ヒグマを科学的に理解していないと、感情的で人間中心的な対策に偏ってしまいます。その結果、昨年は1000頭以上のヒグマが駆除などで命を落としました。これではクマと共存する社会とは到底言えないでしょう。


私は数年前からヒグマの生息地について調査研究をしています。研究を通じてクマの行動データを観察していると、目撃情報が増えているからクマが増えていると判断してよいのだろうか?クマは増えていないけれど、行動範囲が広くなり人に目撃されることが多くなっただけではないか?という疑問を抱いています。野生動物を保全するためには、その動物のことを正しく理解する必要があります。

 

クマのような大型の高等動物は、データを集めて解析し、その生態を知るためには、多くの人の協力、長い年月、諦めない忍耐力、そしてそれを支える資金が欠かせません。残念なことに日本では、野生動物の調査・研究への資金が非常に乏しく、ツキノワグマやヒグマについてまだまだ分かってないことが多いのです。そして、正しい知識がなければ、正しい付き合い方もできません。

 

クマを一方的に排除するのではなく、共存の方法を探っていくためにも、科学的知識が不可欠です。私たちの調査研究を続けられるように、そしてクマとの共存のために、どうか皆さんのご寄附をよろしくお願いいたします。

 

|Rajan Prasad Paudel

(北海道大学大学院獣医学研究院 野生動物学教室 客員研究員)

 

 

Dear nature-loving friends and supporters,
We all want to preserve our environment and ensure a sustainable future. Sadly, wildlife populations are still declining, and nature continues to suffer.  As a researcher at the Laboratory of Wildlife Biology and Medicine at the Graduate School of Veterinary Medicine, Hokkaido University, my work is dedicated to exploring more about wildlife, specifically bears. By understanding their behavior and ecological importance, we can help prevent extinction and preserve natural areas for future generations to enjoy. 

 

My current project focuses on the Sloth bear in Nepal (A museum specimen can be seen at the Hokkaido University Museum). They are peaceful creatures that don't hunt for meat but survive on ants, termites, honey, and wild fruits. However, they are at risk due to expanding human settlements and commercial infrastructures like roads and railways. Lack of ecological knowledge and the negative attitude toward bears has led to dozens of human-sloth bears conflicts each year, causing injuries and deaths to both people and bears. With your support, we can create human-bear coexistence by understanding more about sloth bears and creating awareness among local communities.

 

Saving sloth bears is not only an important novel cause but also helps preserve unique ecosystems and natural habitats that support both wildlife and the livelihood of local communities. Investing in sloth bear research and conservation can open up new avenues for eco-tourism and exploration of their genomes for their biomedical applications in humans. It can also demonstrate your social responsibility and commitment to animal welfare, environmental conservation, and sustainable development. 

 

Join me in supporting this crowdfunding campaign to bring a positive impact on the world. Together we can make a difference and help protect these magnificent creatures.

 

Thank you for being so considerate.  

 

 羅 暁霏

(北海道大学大学院獣医学院 野生動物学教室 博士課程4年)

 

白いバックグラウンドの前に立っている少年中程度の精度で自動的に生成された説明

 

【日本ツキノワグマが対象:紡がれる冬眠の真実】
環境が厳しくなる時、ツキノワグマは冬眠に入ることは知られていますが、具体的な特徴までは知らない方が多いかもしれません。ツキノワグマは、12月から春がくるまでの3~4か月もの間、ずっと浅い眠りの状態で、なんと何も食べずに、何も飲まずに、排泄も排尿もしないで過ごしているのです。それに、何も食べなくても体温が落ちず、3~4か月寝続けたあと、骨粗しょう症や尿毒症を患わず、すぐ動け出します。このメカニズムが解明されたら、骨折などで寝込んでいた人や長い時間運動しなかった宇宙飛行士の人もすぐ歩けるようになると期待できます。とても大切な課題です。

 

清水 広太郎

(北海道大学大学院獣医学院 野生動物学教室 博士課程4年)

 

 

北海道大学野生動物学教室、大学院生の清水です。私は大学でヒグマを対象にしたマダニ媒介性感染症の研究を行っています。

 

最近、市街地周辺でのヒグマの出没が増加し、人とヒグマの距離が近づくことで感染症のリスクが高まりつつあります。加えて、レジャーブームの拡大によってマダニ媒介性感染症が社会問題となっています。

 

私たちは、ヒグマによるマダニ媒介性感染症問題に着目し、感染症のリスクを把握し、予防策を講じることで、クマと人間が安全に共生できる環境を創り出すことを目指します。クマと人間が調和して生活できるための新たな知見を得ることで、生態系保全や両者のより良い関係の構築に貢献することができると考えています。

 

Anastasiia KOVBA

(北海道大学大学院獣医学院 野生動物学教室 博士課程3年)

 

 

ウクライナからの留学生、博士課程一年生のコウバ・アナスタシアです。
新興感染症や人畜共通感染症の研究、野生生物の保護に興味があり、北海道大学の野生生物医学研究室に所属しました。人・動物・環境の健康(One Health)を守るため、これからも野生動物の感染症の研究を続けたいと思います。

 

 Rishi Baral

(北海道大学大学院獣医学院 野生動物学教室 博士課程3年)

 

A person sitting on a rockDescription automatically generated with medium confidence

 

I am Rishi Baral, a PhD student at Hokkaido University under Professor Toshio Tsubota. I am researching the brown bears studies on the genetic diversity, ecology, and conservation in the Himalayas, Nepal.
 

Brown bears are a keystone species that play a critical role in the Himalayan ecosystem. However, their populations are declining due to habitat loss, human-wildlife conflict, and climate change. As a researcher, my goal is to understand the unique adaptations of brown bears in the Himalayas and to identify conservation strategies that can help protect this iconic species.
 

This species is globally least concern and nationally Critically Endangered in Nepal under Criterion C and D in view of a small population which consists of fewer than 20 mature individuals. There is controversy that the species is Himalayan brown bear (U. a. isabellinus) or Tibetan brown bear (U. a. pruinosus). So, I have always been fascinated by the brown bear, particularly their ecological role in the highland ecosystems. Through this research, I aim to understand the genetic diversity, ecology and its co-existing species in these regions and assess their conservation status.
 

However, conducting field research and genetic analysis can be costly, and I am turning to the community for support. Your contribution to this project will help fund critical research expenses such as field equipment like Camera trapping, GPS as well as laboratory analysis, and field expenses to research site.
 

I believe that this research will not only provide important insights into the conservation of brown bears in the Himalayas but also inspire greater public appreciation for the value of preserving biodiversity in our world. By contributing to this project, you can be part of a collective effort to protect these magnificent creatures and their unique ecosystem.

 

In exchange for your support, I will provide regular updates on my research progress and findings and acknowledge your contribution in any resulting publications or presentations. I appreciate your consideration of this crowdfunding campaign and thank you in advance for any support you can provide. Together, we can make a real difference in protecting the brown bears of the Himalayas and their essential role in our planet's ecology.


私は北海道大学の坪田敏男教授の下でPhDの学生、リシ・バラルです。私はネパールのヒマラヤ地域に生息するヒグマに関する、遺伝的多様性、生態、保全に関する研究を行っています。ヒグマはヒマラヤの生態系において重要な役割を果たす重要種でありますが、生息数は生息地の喪失、人獣衝突、気候変動によって減少しています。私は研究者として、ヒマラヤに生息するヒグマの独自の適応力を理解し、この象徴的な種を保護するための保全戦略を確立することを目指しています。

 

この種はグローバルレッドリスト上では軽度懸念種であり、ネパールでは成熟した個体が20頭未満ということで国内では「C」「D」基準において重大な危険種とされています。また、ヒマラヤヒグマ (U. a. isabellinus) かチベットヒグマ (U. a. pruinosus)かについては論争があります。私は長年にわたり、特に高地生態系における彼らの生態学的役割に魅了されてきました。この研究を通じて、私は遺伝的多様性や共存する種の生態系などを理解し、彼らの保全状況を評価することを目指しています。

 

しかしながら、現地調査や遺伝子解析は費用がかかるため、コミュニティの皆様の支援を仰いでいます。皆様の貢献によって、カメラトラップやGPSなどの現地調査に必要な機材、実験室分析、調査地への移動費など、重要な研究費用を賄うことができます。

 

 Joshaniel Tan

(北海道大学大学院獣医学院 野生動物学教室 博士課程2年)

 

 

The increasing presence of Mercury (Hg) in the bodies of living organisms remains a health concern to wildlife. Mercury is emitted from both natural and anthropogenic sources, with power plants fueled by fossil fuels and gold mining contributing the largest proportion. The heavy metal can persist in the bodies of wildlife and bioaccumulates up the food chain, becoming concentrated in the highest amounts at the top of the chain. This can have health implications for apex predators such as grizzly bears, which can result in complications with decreased gut microbiome diversity and immune and neurological systems.

 

The brown bear is a keystone species in Hokkaido, Japan, with the largest population observed in Shiretoko National Park (SNP). This population has been found to consume high levels of Japanese stone pine nuts and salmonoid fish during the annual spawning season. 

 

Amongst them, there are varying levels of consumption of salmon between both regions and individuals, with some regions of SNP that have lower levels of human population and habitat conversion supporting higher levels of consumption. As salmon in the surrounding region of the Sea of Okhotsk and the Bering Sea have been found to possess high levels of mercury bioaccumulation, it has become imperative to establish a baseline of mercury levels in this population of brown bears and track any potential changes over time.
 

It is also possible that some individuals rely on beached marine animal carcasses during the early summer months when food sources are scarce, however the level of dependence has not yet been established. Although diet can be established through other methods such as stable isotope analysis, this method requires many more hairs for processing and does not detect the presence of mercury, which would then not reflect the same health implications.

 

|中村 汐里

(北海道大学大学院獣医学院 野生動物学教室 博士課程2年)

 

 

現在、私は博士課程において、DNAを用いたクマ類の年齢推定法の開発と、クマ類の冬眠制御機構の解明に取り組んでいます。DNAによる年齢推定法は、個体群動態の把握などを通してクマ類と人間の共存に役立てることができると考えています。また、他の冬眠動物と全く異なる特性を示すクマ類の冬眠研究は、ヒトの医療や生物学の分野に革新的な進歩をもたらす可能性があります。

 

当研究室では、知床半島国立公園内に生息する野生ヒグマ個体群を対象に25年以上にわたって生態調査を継続しており、また、国内のクマ飼育施設との共同研究の経験も豊富で、海外のクマ類の研究にも積極的に取り組んできております。そのため、クマ類の生理、生態および感染症に関する研究を幅広く遂行できる世界でも類を見ない研究体制が整っています。私たちの研究がより多くの人々や環境、そしてクマ類に貢献できるよう、引き続き皆さまからのご寄附とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

応援メッセージのご紹介。

 

 小菅 正夫 様

(札幌市環境局 参与(円山動物園担当))

 

 

坪田先生には、さまざまなことを教えていただいております。ネパールのチトワン国立公園にインドサイを観に行く際にも現地の研究者を紹介していただき、素晴らしい観察ができました。クマ類の繁殖についても教えて貰っています。

 

クマは、身近でよく知られている動物ですが、一般的には恐怖感を持って臨んでしまいがちです。クマの行動原理が解明されれば、効果的な安全対策も打てる可能性がでてきますので、クマの実態を解明し、保全対策を組み立てることが肝要かと思います。本研究によって、人かクマかではなくお互いが共存共生ができるようになることを願っております。
 

冬眠の研究にも取り組まれるそうですが、円山動物園でもヒグマとヒマラヤグマで飼育下冬眠を目指して基礎的な研究を始めております。ヒグマではある程度の嗜眠傾向が見られていますが、まだ本格的な冬眠には到っておりません。今回のテーマの一つである冬眠生理の研究を期待しております。

 

522万人もの人が暮らす北海道※10の地で、12,000頭近いヒグマが生息している※11ことは、誇るべきことだと思います。みんなで智恵を集めて、この状態を保っていければと思います。

※10 参照:https://www.pref.hokkaido.lg.jp/fs/4/8/5/1/3/4/8/_/2020kekkanogaiyou1.pdf

※11 参照:北海道ヒグマ管理計画(第2期)概要版 (PDF 331KB)

 

 山中 正実 様

(公益財団法人 知床財団 特別研究員)

 

 

1988年、知床財団が知床半島のヒグマの調査研究を開始した時から坪田さんにはずっと支援していただいてきました。遠方から飛行機を乗り継いで、フライングドクターよろしく駆けつけてくださり、ヒグマの麻酔など手伝っていただきました。2010年から始まった北大獣医学部野生動物学教室との共同研究では、調査地域内の大半のヒグマの血縁関係を明らかにするという画期的な成果により、ヒグマの生態の新たな側面を明らかにすることができました。今も坪田研究室との密接な連携が続いています。


世界のクマ類の中には、人との関わりの中で生息数が減少したり、生息環境が悪化して生存が危ういものも見られます。一方、ヒトの営みとの間で大きな軋轢が生じて、早急な対策が求められている地域もあります。この度の研究テーマの推進によって、ヒトとクマが共に生きることができる人間社会と地球環境に近づけていくことが期待されます。
 

ヒグマは北海道の自然を象徴する野生生物であり、先住民アイヌ民族の時代から山の神「キムンカムイ」として畏敬されてきました。今、ヒグマと地域の人の暮らしの間の軋轢が拡大して、社会問題化しつつある現状もあります。


北海道の科学研究をリードする北海道大学ですが、残念なことにヒグマについて継続的に研究することができる学科は獣医学部しかありません。獣医学の視点だけにとらわれることなく、幅広くキムンカムイの生き様を明らかにし、ヒトとヒグマが北の大地で共に生きて行く知恵を見出してください。それは世界のクマ類が置かれている諸問題を解決する道を開拓することにもつながるでしょう。


時にヒトとクマはぶつかり合い、悲しい事故が発生することもありますが、ヒトもヒグマ・ツキノワグマも、太古から日本の自然の中に生きてきました。それは多様で豊かな日本の自然の価値です。深い森の中にこの雄大な生き物が息づいていることを想像できることは、素敵なことだと思います。この生き物に興味のある方は、このクラウドファンディングを通じて彼らの暮らしに少しでも触れてみられませんか?

 

 山﨑 晃司 様

(東京農業大学地域環境科学部 森林総合科学科 教授)

 

 

坪田先生との出会いは、1990年代に遡ります。その後、クマ類研究に関する情報交換をはじめ、特にツキノワグマの行動生態に関する共同研究を日光足尾山地や奥多摩山地で継続してきました。坪田先生は、成果を着実に、そして遅滞なく発信される点で信頼できる共同研究者です。


コロナ禍の中、クマ類に関する国際的な保全や研究の交流は久しく中断を余儀なくされました。状況が改善され、再び世界のクマ類をターゲットとした保全活動が再開されることは嬉しい限りです。ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、ナマケグマは複数の国にまたがる分布域を構えており、今回の活動はこれら4種の横断的な保全活動を実現するだけではなく、孤立しがちな各国のクマ類研究者をつなぐことも期待できます。特にネパールの研究者にとっては朗報でしょう。
 

北大獣医学部が、今回の活動を推進する中で、各国をつなぐネットワークのハブとして機能されることに大きな期待を寄せています。これまでの保全や研究に関する豊富な国際的活動の実績は、この点に関して最適な立場にあることを示しています。

 

今回の保全対象となる4種の生態や生理に関する情報は、まだまだ蓄積されていません。ぜひクラウドファンディングへのご協力をお願いいたします。成果は、一般の方にもわかる形で還元されることと思います。

 

| 大竹 英洋 様

(フリーランス・写真家)

 

 

坪田先生とはホッキョクグマ研究で知られるAndrew Derocher教授と共に、2014年に神戸で開催された気候変動と北極圏にまつわるシンポジウムでの講演者として声をかけていただいてからのご縁です。その時、パネリストの皆さまの研究対象への情熱と愛情に深く感動し、以来親しく交流させていただいております。

 

写真家として未知のフィールドで野生動物の撮影をする際、研究者にアドバイスを伺うことはよくあります。実際にフィールドに出て調査をしている方の知識と経験ほど貴重なものはないからです。しかし同時に、その研究には膨大な時間と地道なデータ収集の努力、そして、それらを支える資金が必要なことも近くで感じてきました。このプロジェクトが、次世代の研究者にとっても希望をもたらすものであることを切に願っています。

 

日本でもクマとの事故がニュースで報じられるたびに、胸が痛みます。恐れは無知に由来することが多々あり、クマとはどのような生物であるのかを正確に知ることが、共生の道を探る上でまずは大切だろうと思います。今回のテーマでは専門的な研究のみならず、その成果を広く一般に伝える重要性にも触れられており、その点でも期待しています。
 

近代以降、オオカミとカワウソを失った日本。それでも人間は生き続けていますが、果たして真に豊かな自然環境の中で暮らしていると言えるのでしょうか? クマのいない世界にしないために、自分たちに何ができるのか、僕もこの機会に考えたいと思います。

 

| 大沼 学 様

(国立研究開発法人国立環境研究所 生物多様性領域/主幹研究員)

 


私自身、少なからずクマと関わってきましたので、坪田先生がクマの研究を推進するため、クラウドファンディングに再度挑戦すると聞き、応援させていただきたいと思いました。

 

私は、大学を卒業してからすぐに知床国立公園においてヒグマ調査に従事しました。また、マレーグマの繁殖や遺伝に関する研究で学位を取得しています。国立環境研究所においては四国のツキノワグマの保全にも関わる機会を得ました。最近ではジャイアントパンダの培養細胞保存活動を支援させていただきました。このような経験を通して、坪田先生が今回のプロジェクトの趣旨の中で述べられているように、クマ類を含む野生動物の研究は短期間で成果を上げられるものではなく、長期的に継続することが重要であることを痛感しています。継続的な研究を実施することで、クマたちの生活を理解できれば、クマとのさまざまな軋轢を減らすことができるはずです。

 

また、ナマケグマの研究者は少なく、生息状況や生理学的特徴の多くが不明です。このことが、この種の存続を危機的なものにしています。あなたのご寄附がクマと人との関係を良いものにする第一歩になります。今すぐクラウドファンディングに参加し、坪田先生の研究を支援しましょう!

 

| 田中 純平 様

特定非営利活動法人ピッキオ/クマ保護管理部、ベアドッグ育成担当

 

 

坪田先生には、私が活動する長野県軽井沢町で2006年に開催された国際クマ会議の準備段階から大変お世話になり、その後はツキノワグマの不動化(麻酔)やマダニ媒介性感染症の共同研究などで交流が続いております。坪田先生は40年以上、日本のヒグマやツキノワグマはもちろん、世界のクマ研究者ともネットワークを構築しながら、これまで地道にクマ類の生理・生態研究、普及活動を続けてこられた私も尊敬するクマ研究者のお一人です。


昨年、秋田や岩手など東北地方を中心に各地でクマによる人身被害が多発したことで、クマは大きな社会問題となり、人々から猛獣のレッテルを貼られ排除(捕殺)の対象になりつつあります。もちろん人命第一ですので、人が傷つく前にクマを排除するのは世の常かもしれません。しかし、私が四半世紀の間、200頭以上のツキノワグマの行動を調べ、そこから見えてきたのは「猛獣」ではなく、私たち人間によって行われた針葉樹の拡大造林で棲みづらくなっている奥山と、森林化が進む里山、境界線が不明瞭になってきた里地の間で、それでも人目を気にしながら謙虚に、懸命に生きている姿でした。


私たち人間は、産業革命以降、利便性や豊かさを追い求めて、自然環境を破壊し続けてきましたが1992年に開催された地球サミット(環境と開発に関する国際会議)を皮切りに気候変動や生物多様性などが叫ばれ、世間でも自然保護や生態系保全の考えが浸透し始めています。とは言え、可愛い小鳥や動物なら誰でもその存在を受け入れてくれますが、クマのような人間にとって害がある生き物の場合、私たちは真正面から向き合わず、事の本質から目を背け、短絡的な方法(排除)で対処しようとしがちです。
 

しかしながら、クマも生態系の重要な構成要素です。クマを含めた野生鳥獣たちは木の実を食べて糞とともに種子をまくことで、私たちにとって必要不可欠な森林を維持することにも大きく貢献しています。私たちも自然や生き物に対して、もう少し目を向け、その成り立ちや生き様を正しく理解し、一人一人が謙虚さを持ちながら行動していく必要があるのではないでしょうか。


そういう意味でも、今回のプロジェクトは、私たちが地球規模での環境改変や人間活動により絶滅に瀕するクマ類の現状や、クマという生き物を正しく知り、そして正しくふる舞うためのきっかけになるはずです。また、ひいてはこの一つしかない地球環境を生き物たちと私たちがシェアしていくために必要な多くの気づきをもたらしてくれると信じています。


ぜひとも北海道大学獣医学研究院、及びこれからの先鋭的な研究を担っていってくれる若手研究者の方々に温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

ご寄附に際してのご留意事項・税制上の優遇措置について。

 

北海道大学へのご寄附については、確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置が受けられます。寄附金領収書はREADYFOR株式会社を通じて寄附金が北海道大学に入金された日付で発行いたします。


北海道大学への入金は募集終了の翌々月になりますので、税制上の優遇措置をお考えの方は対象となる年にご注意ください。


※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。
※寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。
 

■ 個人の場合
○所得税の優遇措置(所得税法第78条第2項第2号)
 寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。
 寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です。)

 

○個人住民税(県民税・市町村税)の優遇措置
北海道大学を寄附金控除の対象法人として条例で指定している都道府県・市区町村にお住いの方は、翌年の個人住民税が軽減されます。都道府県・市町村により取扱いが異なりますので、お住まいの都道府県・市町村にお問合せ願います。

 

■法人の場合(法人税法第37条第3項第2号)
寄附金の全額を損金算入することができます。

 

●寄附金領収書の発行について

寄附をされた方には、後日「寄附金領収書」を送付致します。

※寄附金領収書の宛先は、基本的にギフトのお届け先にご登録のご住所・お名前となります。

 

確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での領収証明書が必要となりますので、ご注意ください。

 

2024年7月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年6月10日(月)の日付となります。そのため、2024年の確定申告で申告をお願いいたします。

 

税制上の優遇措置についてのご質問がある方、またご寄附をご希望される方で当サイトによる操作が困難な方は、下記のお問い合わせ先までご連絡下さい。

 

北海道大学社会共創部広報課 卒業生・基金室

Email:kikincf*jimu.hokudai.ac.jp

*[アットマーク]を@に変えてご連絡ください。
TEL:011-706-2028

 


 

【ご留意事項】

▽ご寄附の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

▽ご寄附付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。

▽本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
▽ご寄附完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

▽ご寄附に関するご質問は、こちらをご覧ください。

▽北大フロンティア基金の謝意に準じ、ご寄附の累計金額に応じて、感謝状の贈呈や御礼の場をご用意させていただきます。詳しくはこちら(https://www.hokudai.ac.jp/fund/)をご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
坪田敏男(北海道大学大学院獣医学研究院)
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

人とクマとが共に生きられる環境を未来に残すために、ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマおよびナマケグマの生態についてさらに調査研究を進める。その調査費用として201万円を使途予定。世界のクマ類の現状と課題を紹介する普及啓発活動として、本の出版に加えてサイエンスカフェの実施や企画展示を行う。特に地球温暖化の影響を受けて絶滅が心配されるホッキョクグマ、近年人里への出没や人身被害が社会問題となっているヒグマやツキノワグマとの共存に向けた取り組みを推進する。その開催費用として50万円を使途予定。さらに、共同研究を通じて若手研究者によるクマ研究を支援する。そのための研究費として150万円(3件採択)。またその他諸経費に使用予定。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
ヒグマやツキノワグマの捕獲許可(各都道府県知事)2024年4月〜5月にかけて取得予定

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・寄附金領収書  ※7月発送予定
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

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