チベット亡命政府(CTA)の公式サイトに昨日こういうニュースが掲載されました。ダライ・ラマ法王が初めて語った夢を全文翻訳で掲載します。

 

ダライ・ラマ法王は、アジア連合の実現というご自身の長年の夢について語られた

 

ダライ・ラマ法王は講演の終わりに喜んでセルフィーをしました。2017年10月18日インドマニプル州インパールにあるシティコンベンションセンターのホールにて。Photo / Lobsang Tsering / OHHDL

 

今月初めインド北東部マニプルで、ダライ・ラマ法王から、EU(欧州連合)と類似したアジア世界連合という長年心に描いた想いを聞いたのは初めてのことだった。


マニプルの首都インパールにおける市民歓迎式典の前(メディア取材の中で)82歳のノーベル平和賞受賞者は、彼の夢が中国、インド、日本そして他のアジア諸国がEU(欧州連合)のような連合を結成することだとし、
そして最終的には、連帯、対話、共通の利益の精神をよりどころとした世界的な連合を形成することだと明かした。


彼はより平和な世界へのビジョンを提唱し、第二次世界大戦後、暴力的な紛争に何世紀にも渡って巻き込まれた欧州諸国が、再建のための実用的な解決策を通してどのように統一を果たしたのかを説明した。


ーそれは欧州諸国のみならず、世界全般にもたらす利益であるのだと。


この認識が最終的にEU(欧州連合)の発足へと導いたのだ、と彼は言った。
「過去の違いはあるにせよ、第二次世界大戦後、人々はそれぞれの異なる国益よりも共通の利益の方がより重要だと認識したのだ。」

 

(インド)北東地域における地域社会問題に対する解決策として、対話と共通利益を提案したダライ・ラマ法王は、マニプルの友人や支持者へ、“より広く”考え、“共通利益”へ向けて努力してほしいと訴え、しかし同時に憲法条項は徹底的に実行されるべきであると強調した。


ダライ・ラマ法王は、インドが戦争や地域社会紛争の苦しみを経て、現在のような自信に満ちた共和国になるまで、いかに立ち上がってきたかについても述べた。

 

October 31, 2017

CENTRAL TIBETAN ADMINISTRATION

原文:Tenzin Saldon 翻訳:三村優子


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連帯、対話、共通の利益の精神、をベースとする「アジア連合」というダライ・ラマ法王の永年の夢は、今回の日本チベット学生会議の先に目標として動き出している「2020年アジア学生会議」開催にも重なります。


国連ヤングリーダーは、世界人口の50%が30歳未満であり、未来ではなく「今の」若い世代がまさに世界を牽引するリーダーであると提唱しています。


まずは日本とチベットから、そしてアジアの若いリーダーが平和のアジアを創造するための第1歩を目指します!

 

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