
支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 100人
- 募集終了日
- 2019年9月30日
キリングフィールド訪問記
おはようございます。自転車プロジェクトの安田です。
今日はカンボジアの悲しい歴史に触れる際に必ず登場するキリングフィールドについて紹介します。2015年にカンボジアを初めて訪れたときに訪問してきました。
チュンエク村
トゥクトゥクドライバーのジョンにキリングフィールドとトゥールスレンを周りたいと伝えてその日は朝からでかけました。まずはキリングフィールドへ。キリングフィールドはチュンエク村というところにあり、トゥクトゥクで1時間ぐらいかかりました。
キリングフィールドって?
さて、キリングフィールドとは何なのか?1975年4月から1979年1月まで4年弱続いたポルポト政権。社会主義改革のもと、知識人はその家族も含め反革命分子として捕えられ、拷問の末に殺されました。私が3歳半から7歳になったころの話。両親が営む喫茶パールの息子としてノホホンと暮らしていたころ、カンボジアではとんでもないことが起こっていたのです。その拷問や殺害が行われていた箇所はカンボジア国内にたくさんあります。後述のトゥールスレンが知識人等の収容所。そしてキリングフィールドは処刑を行う場所です。
いよいよ入場
入場料は6ドル。入口ではガイド音声を無料で借りることができました。日本語版もありました。案内板に記された番号を押せば説明を聞くことができます。入場して最初に目につくのはこの記念碑。周りをぐるりと回って最後に中に入るコースになっています。

ポルポト政権は極端な共産主義体制を理想に掲げ、農業により自給自足を目指すため、政権を得たのち、3日間の間に農場へすべての市民を強制的に移動させま す。共産主義社会において農民は英雄とされますが、実際には強制労働を強いられるとても厳しいものだったようです。さらに知識人とされる教師などはポルポ ト派の秘密幹部会であるアンカーの指揮のもとクメールルージュにより捕えられ、300万人もの人が虐殺されます。当時のカンボジア人口の4人に1人とのこ とです。でも何人に一人とかではなく、一人一人の命であり、その人を愛する人がいて、その人が愛した家族がいます。そう思うとなんだかとっても胸が痛みます。

キリングツリー
キリングフィールドの中で一番胸がつまったのがキリングツリーです。赤ん坊をこの木に打ち付けて殺害し、その傍の穴に埋められました。
中にはそうして殺されていく赤ん坊の姿を母親に無理やり見せて、散々悲しませておいてからその母親も殺害するといったことも行われたとのことです。
後述のトゥールスレン収容所には子どもと引き離される母親を描いた絵が掲示されています。人として、最も愛すべきものと強制的に引き離され、しかも殺されていくのです。
知識人だけでなく報復を恐れその家族もすべて殺害。それだけでも絶対に許せないことなのに殺害方法も残虐なのはどうしてでしょうか。思想・信念のために人間性が極端に損なわれた時代背景があったのでしょうが、その当時の情景を思い起こすと本当に胸が締め付けられます。
記念塔
最後は記念塔です。殺害された人の性別や殺害のされ方などに分類され17段に渡って展示されています。

殺害に使われた凶器も併せて展示されています。どのように殺されたのか説明もついています。

こちらは斧。この凶器で殺された人の頭蓋骨は皆大きな穴が開いています。とても怖かったです。そのときの情景を思い浮かべるだけで身が縮こまって寒気がしてきます。
『罪のない人を誤って殺すのは、罪のある人を殺し損ねるよりマシである。』
これはポルポトの言葉だそうです。理解できない思想。
「人の命に重いとか軽いとか無いんだよ」と子どもの頃から教えてもらいました。そうした価値観・道徳観のもとで生きていられることは幸せなことなのでしょう。でも、そう教えてもらったということは、教える必要があったということです。そう、時代、場所、思想、宗教、政治などなど、色々な状況で「重いとか軽いとか無い」というのが簡単に壊れてしまうからだと思います。壊れてしまわないように、「重いとか軽いとか無い」という価値観・道徳観をもつ人が一人でも増えればいいと思います。そういえば、カンボジアの学校でも道徳(モラル)の授業があるそうです。みんな学校で学んで友達の大切さとかも感じて、将来こんな悲しいことが二度と繰り返されないようにと祈っています。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
ご支援も今日の時点で49%というところまで来ました。ご協力いただきました皆さんありがとうございます。
ちょうど、あと自転車1台(1万2千円)分で50%、折り返しです。「そういえば、申し込もうと思ってたんだ・・・」という方、是非「このプロジェクトは俺(私)が折り返しポイントだ!」となっていただけませんか?(^.^)
リターン
5,000円

現地の様子をお写真でお伝えします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
- 申込数
- 43
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月
6,000円

カンボジアのおいしいコーヒーのドリップバッグをお届けします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ5個
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月
5,000円

現地の様子をお写真でお伝えします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
- 申込数
- 43
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月
6,000円

カンボジアのおいしいコーヒーのドリップバッグをお届けします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ5個
- 申込数
- 25
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年2月

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