プロジェクト概要

宮城県石巻市を中心に『被災地カーシェアリング』が実施され、数々の助け合いが生まれています。

こんにちは。日本カーシェアリング協会の吉澤武彦と申します。

私達は、主に石巻市の仮設住宅にお住まいの方など車を流された方々を対象に、車を共同で利用する『被災地カーシェアリング』のサポートを行っております。全国から善意で集まった車に1年間の保険を付けてお届けし、維持に係る費用は利用者の皆さんに負担していただいています。しかし、やはり車ですので、復興に向けて動いている被災地の方々の維持費の負担は軽くありません。

昨年12月に第1弾として、仮設万石浦団地のカーシェアリンググループを紹介し、支援を募りました。みなさまの温かいご支援により、目標を達成することができ、これからも皆で安心して助け合いを続けることができるようになりました。

 

今回は、さらにこの支援の輪を広げたく『仮設大森団地』の方々の支援をお願いに参りました。

被災地で人々に助け合いの輪を広げるカーシェアリングの活動にぜひご協力していただけませんか。

(仮設大森団地に住む人々)

 

『被災地カーシェアリング』とは

仮設住宅やご近所さんなどで車がなくなり困っている数名でグループを組んで、1台の車を共同で活用していただいています。全国から善意で集まった車に1年間の保険を付けてお届けし、維持に係る費用は利用者の方々が負担する仕組みです。経費の積み立てや予約の方法などは、それぞれの利用グループごとに話し合い、自分たちのルールを作り実施しています。

現在約50台の車両でカーシェアリングが実施されています。日々の買い物や子供の送り迎え、病院通い、時にはご近所同士で日帰り温泉など、それぞれのグループが様々な用途に活用しています。そして、そのカーシェアリングのグループの中には、自分や家族のためだけでなく、同じ仮設住宅や近所に住む高齢者や車の運転ができない人のためにも車を活用しているところもあります。共同で使える車が来たことによって、色々な新しい使い方、そして助け合いが生まれてきたのです。

 

しかし、色々と事情があり車の購入を控えている利用者の皆さんにとって、車検や税金、保険などの経費の負担は大きいのが実情です。実際、経費負担を理由にカーシェアリングを終了するグループも出てきました。

(車検の経費負担を理由に、カーシェアリングが終了となった車両)

 

一歩前に踏み出す人を応援したい

私達は特に前述のような積極的なグループを応援する事で、より大きな助け合いの連鎖を生む事に繋がればと思い、このREADY FOR?を活用した「応援プログラム」を利用者の皆さんに提案し、自らの取り組みを募集しました。

詳しくは当協会のブログ『日本カーシェアリング協会レポート:車検の壁』をご参照ください。

今回は、このプログラムに応募があったグループの中から前回、『仮設万石浦団地』に引き続き、積極的な助け合いを実施している『仮設大森団地』の取り組みを紹介し、皆さまからのご支援を募りたいと思います。

大森団地のカーシェアリングを通じた取り組みにご賛同いただける方は、ぜひ応援よろしくお願いいたします。

(仮設大森団地)

 

 

ご支援いただいたお金は車検代・保険代・自動車税・修理代等、車の維持費に充てさせていただきます。
 
※10万円以上集まった場合、その差額は日本カーシェアリング協会の運営費に活用させていただきます。

 

 

『仮設大森団地』のカーシェアリング

仮設大森団地は、石巻市の中心から車で30分くらいの所にある仮設住宅です。第1団地から第4団地まであり、世帯数は約450です。

大森団地は市街地から離れており、路線バスも一日数本しかなく、高齢者や体の不自由な方にとっては病院へ行くにも買い物をするにも不便な場所です。

2011年10月、仮設住宅の集会所で説明会を行った際、説明を聞きに集まった数人で「共同で使える車があるなら、運転できない人のために送迎をしてはどうか」という話になり、第3団地の住民を中心にカーシェアリングを開始しました。現在、大森団地のカーシェアリング利用者は約12名で、主に第3団地にお住まいの2名が皆さんを送迎しています。

 

(実際に使われた貼り紙)

 

初めの説明会での発案から、積極的に掲示板に貼り紙などをして、移動手段がなくて困っている方々へと呼びかけをしました。

初めは貼り紙を見て電話をしてくる人は少なかったのですが、希望者への送迎を続けているうちにこの送迎活動が口コミで広まり、今では第2、第4団地の方も含め10名ほどを週3,4日の頻度で送迎しています。個人利用に加え、送迎をしてもらいたい人も多いため、大森団地のシェア車両カローラの予約ノートは、毎日予約でいっぱいです。

(送迎に大活躍のカローラ 運転手は青山さん)

 

最近は買い物については大型スーパーの定期バスなども運行されるようになりましたが、複数の医院に通っている人やバスが通らない場所への用足しがある人など、様々な需要があるそうです。

運転手の一人である青山さんは、送迎の依頼があると、できるだけ自分の時間を調整して皆さんの希望に合わせるようにし、皆さんからとても頼りにされています。

「こんな風に人に頼りにされることにやりがいを感じる」

青山さん本人も、同じ仮設住宅に住む方々のために「運転する」という形で貢献することにやりがいを感じています。

(『仮設大森団地』カーシェアリング運転手のお2人)

 

 

READY FOR? をきっかけに新たな広がりも

大森団地には2つ自治会があるのですが、実はそれらの自治会結成にも、カーシェアリングメンバーが数名のボランティアと共に始めたおそうじ隊が一役買っていました。

巨大仮設の大森団地では、長い間ゴミ出しのマナーが問題になっていました。カーシェアリングを始めて数か月経った頃、利用者の青山さんと佐藤さんが、カーシェアリングの活動を通じて知り合ったボランティアと共に「団地内の散らかったゴミを掃除しよう!」と立ち上がりました。回数を重ねるにつれて人が集まり、コミュニティーが生まれていき、それが自治会になりました。

 

(掃除の後の懇親会の様子(一番手前が青山さん))

 

支援してくださった方への引換券をどうするか、青山さん達と相談をしていたちょうど同じ頃、1月から大森団地の集会所でワークショップが開催されました。

そこに集まっていた皆さんはカーシェアリングの利用者ではありませんでしたが、「私達も大森団地のカーシェアリングを応援しよう!」と協力の輪がさらに広がり、このワークショップで作成した『デコパージュ石けん』が引換券の1つになりました。

さらに、このワークショップの参加者の一人に、手芸が好きで、個人で編み物をしたりアクセサリーを作ったりしている佐藤さんという方がいました。佐藤さんと、同じ団地に住む佐々木さんも今回のプロジェクトを応援してくださることになり、お2人の『手作りの携帯ストラップ』を引換券にすることになりました。

(佐藤さん(右)から見本のストラップを見せてもらう様子)

 

また、大森第3団地自治会長の阿部さんに相談し、団地の住民が集まって催すカラオケやお茶会など、『大森団地のイベントへのご招待』も引換券に加わりました。

(毎週土曜日開催されているカラオケ交流会の様子)

 

このようにやりがいを感じて積極的にカーシェアリングを利用し、「困った時は助け合い」の精神の元、大森団地ではさらに助け合いの輪が広がっています。

みなさま仮設大森団地カーシェアリンググループへの応援よろしくお願いします。

 

主催

一般社団法人日本カーシェアリング協会

http://www.japan-csa.org/

仮設大瓜団地集会所の一室を石巻市からお借りし、『カーシェアリング・コミュニティ・サポートセンター』を運営しています。ここを拠点に、カーシェアリング利用者でもある地元スタッフを中心に活動しています。

(スタッフ@カーシェアリング・コミュニティ・センターの前にて)

 

 

引換券について

・カーシェアリング利用者の方から御礼状が届きます。

・協会ブログにお名前を掲載します。

協会ブログの2月の記事の中に支援者としてお名前を掲載します。

・協会ホームページにお名前を掲載します。

・大森団地住民がワークショップで作成するデコパージュ石鹸

・大森団地の佐藤さん・佐々木さん手作りのストラップ(どちらかひとつ)

 

・石巻に来られた際、利用者の方がカーシェリングの車で石巻をご案内致します。

プロジェクト終了日から半年有効

※交通費や宿泊費等は自己負担となります。

・石巻に来られた際、大森団地で開催するカラオケ大会などのイベントにご招待いたします。

プロジェクト終了日から半年有効

※交通費や宿泊費等は自己負担となります。

 


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