支援総額
目標金額 560,000円
- 支援者
- 132人
- 募集終了日
- 2018年2月28日
この冊子で若者の自殺が減るかどうか
27日のYOMIURI ONLINE Yomi Dr.は減らない若者の自殺を取り上げていた。例えば、15歳~34歳の死因の国際比較で、主要先進国中、日本以外の死因第一位は「事故」なのに対し、日本の第一位は「自殺」という調査が紹介されてる。そして記事によれば「SNSには今も「死にたい」「消えたい」と訴える若者の投稿があふれる。」そうだ。
たかが30数頁A5版のこの冊子で、若者の自殺が減るに違いない、などと大それたことを言う図々しさを当方は持ち合わせていない。しかし、SNSに投稿するという手段で「死にたい」「消えたい」と表現する若者たちの中に、「でも死にたくない」「でも消えたくない」と葛藤を感じている者が一人もいない、とは言い切れない。もしも葛藤があるなら、それを親身になって温かく受け止める人が身近にいたら、彼らの選択が死よりも生に振れる可能性がゼロではない。だから、「コミュニティカウンセラー=訓練された身近な相談相手」が命を救う可能性はゼロではないし、冊子で心のケアのヒントを学んだ家族が我が子の命を救えるかもしれない。
また、「死にたい」「消えたい」と願いながら生まれてきた子どもはたぶん一人もいない。しかし、自分一人で生きていける新生児も一人もいない。だから生きようとする赤ん坊は泣くしかない。そこから始まって、やがて自分で寝返りを打てるようになり、冷蔵庫からつまみ食いができるようになり、どんどん自分のことが自分できるように育っていく。自分のことの中には「親からいただいた命を全うする」ことも含まれている。たとえ入試や就職試験に何十回失敗しても、たとえ上司に恵まれなくても、たとえ学校や職場でいじめられても、”To be or not to be”の選択肢は自分の手の中にある。他殺ではなく自殺と呼ぶ限り、自殺は自分の選択であり、同時に死なないことも自分で選べる。「死にたい」「消えたい」と何度でも言ったり書けばいい。しかし自分に対する責任だけは最期まで放棄しない一人前の若者を育てる最初の担当者は親もしくは親に代わる機能を持つ大人である。そしてその大人が子どもを、ちゃんと「選べる」一人前の若者に育てるために、このちっぽけな心のケアの冊子はちょっぴり役に立つかもしれません。
一人の人格をケアするとは、最も深い意味で、その人が成長すること、自己実現することをたすけることである----ミルトン・メイヤロフ『ケアの本質』田村真・向野宣之訳
リターン
3,000円
「ふだんのこころの応急手当」を2冊。1冊は、必要とするところへ。
〇お礼メール
〇「ふだんのこころの応急手当」2冊
〇ストレスマネジメント入門講座受講1回券(通常2,000円)
加えて、1冊は冊子を必要とする団体・自治体などに配布いたします。
- 支援者
- 66人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年4月
5,000円
「ふだんのこころの応急手当」を2冊。3冊は、必要とするところへ。
〇お礼メール
〇「ふだんのこころの応急手当」2冊
〇田中 純著の書籍1冊
〇ストレスマネジメント入門講座受講1回券(通常2,000円)
加えて、3冊は冊子を必要とする団体・自治体などに配布いたします。
- 支援者
- 41人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年4月
10,000円
「ふだんのこころの応急手当」を2冊。8冊は、必要とするところへ。
〇お礼メール
〇「ふだんのこころの応急手当」2冊
〇田中 純著の書籍1冊
〇ストレスマネジメント入門講座受講1回券(通常2,000円)
〇カウンセリング1回券(対面かお電話で50分程度)
〇冊子にお名前を記載(ご希望の方のみ)
加えて、8冊は冊子を必要とする団体・自治体などに配布いたします。
- 支援者
- 26人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年4月
50,000円
【団体様向け】「ふだんのこころの応急手当」使い方講座
〇お礼メール
〇「ふだんのこころの応急手当」最大50冊
〇田中 純著の書籍1冊
〇ストレスマネジメント入門出張講座及び冊子の使い方講座(団体様向け50名程度)
〇冊子にお名前を記載(ご希望の方のみ)
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年4月