
支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 92人
- 募集終了日
- 2022年3月29日
私が自然だと感じる私を何となく知ってくれている場所。西邑太郎
クラファン応援チームのみなさんから寄せられた
「わたしとすんぷちょ」のストーリーをお届けします。
今回は現在このページの更新を担当している私(太郎)の
すんぷちょストーリーです!よろしくお願いします!
すんぷちょさんと出会ったのは2009年から2014年ころ
仙台で舞台照明のお仕事をしていたとき。
初めは「照明さん」としてお仕事で
稽古場や現場にいる人だったのに
なぜか一緒に舞台で踊ることになり
ワークショップに遊びにいっては踊り
お茶っこ飲みでしゃべったりするように。
ちょっぴり長くなりますが私のすんぷちょエピソードは。
私はわりとよく「あなた男なの女なの?」と聞かれ
「そのへんはフワッとしてます~」と答えるひとです。
もう少しわかりやすくすると
〝生まれたときは「女のお子さんです~」と言われ
「なんか違うんだけどな」と思いながら大きくなり
今は「太郎でーす」と名乗って生きている人〟
です(伝わるかな)
そんな私が初めて舞台で踊ることになったのが
すんぷちょさんの「Midorigo」という作品。
前代表のみかささんがホンジュラスで作った
4人のダンサーさんが踊る作品で
私は2010年のプレ公演では「照明さん」でした。
2011年、震災後には、劇場の再開公演で上演。
(これは観ることもできなかった…)
その2ヶ月後くらい2011年の夏。みかささんから
「またMidorigoやるんだけど、たろーちゃん今回は踊らない?」
私「なんで???」
ダンス、たぶん、小学校の盆踊り以来。
運動神経のなさに自信あり。
あくまで裏方の仕事が好きで
舞台に立つことを目指してるわけでもない・・・
でも一緒に踊ることにしました。
実はしんどいことが重なっていた時期で
お誘いはシンプルに嬉しかったのと同時に、うまく言えないですが
「これはなんか最後のチャンスと思おう」
「もうチャレンジはたくさん。これで終わらせる。」
みたいな気持ちでもありました。
(逆に踊りつづけることになるとは知らなかった私)
しかし1つメチャ悩んだことがあった。
Midorigoはラストシーン
女性はシュミーズで男性は黒いパンツで踊る
とゆーシーンがありました。
「いのちー!」みたいな(伝われ~)力強く大好きなシーン。
プレ公演のときはいつも泣きそうになりながら
オペレーション(照明の操作)をしてました。
「このシーン・・・私の衣装はどっち・・・?」
ということをけっこう長いあいだぐるぐる考えていた気がする。
私は手術とかはしていないので女性ぽい乳房があるし
女性ぽい乳房はあんまり人前で出さないほうがいいことになっている。
しかも当時、仙台の友人知人は私の体のこととか
「生まれたときは女のお子さんですよーだったこと」を知らない。
みかささんにも共演者のみなさんにも話していない
(LGBTとかの言葉がメディアに出るようになる数年前でした)。
しかしなんか、ここで自分が女性の衣装を着て踊るのは
なんかフシギな気がする。私が。
そんなこんなとぐるぐる悩みつつ
「私はこういう状態なんですけどパン1で踊っても大丈夫ですかね?」
と演出のみかささんに聞いてみました。
スゴく緊張してたのか細かい記憶はないのですが
「いいんじゃない? 好きなほうで」
みたいな感じだったと思います。たぶん。
ほかの出演者のみなさんもしかり。
私は私がそのほうが自然な気がすると感じるとおり
パンツで踊ることになりました。
ほぼ記憶がない中なぜか覚えてるのは
「海パン持ってないから買わなきゃ…」と呟いたら
一緒に踊る千田優太さんが 「わざわざ買うの?貸そうか?」
といってくれたこと。
同じく一緒に踊る渋谷裕子さんに
「下着の貸し借りはダメッ!繊細な部分なんだから!」
と止められました。(自分で買いました)
半裸で人前に出ることはそれはそれで
勇気とか思いきりとか色々がいりましたが
一番心配してたのは「衣装やシーンが変更になること」
だったので そうじゃなくてよかったし
なんだろう例えば中学のとき
「スラックス履いていいよ。上はセーラー服でね。」
ってなったときの腑に落ちないかんじのモヤモヤもなかったし
だーっと体の力が抜けた感じがしたのでした。
あらためてふり返るとMidorigoで踊らなかったら
もっと落ち込みつづけてもっと人を避けて
過ごしていたかもしれない。。
稽古も公演もずーっと楽しかったなーー。
私は自分の心情とかを口で説明するのがとても苦手なので
仙台の友人知人に「じつは生まれたときは~」と
自分から話したことは結局たぶんないです。
でもMidorigoに関わった方やMidorigoを観てくれた人は
まあ見たので何となく知っていて
何となく知ってるよというメッセージを
何となく伝えてくれる人もいました。
「見たよー」とかそんな感じで。
その何となくの温度が私にはとてもありがたかった。。
だから私は仙台でとてもいごこちがよかったし
すんぷちょさんの現場はホッとできたし
オドリノタネがあると聞けば踊りにいってたんだろな
と思います。
いまは舞台のお仕事からも仙台からも離れていますが
「何となくしんどいなー」とか
「何となく誰かに会いたいな」って気持ちのとき
オドリノタネ行けたいなーーー
と思います。
しかも今度はスタジオができるとはー。
良すぎる―。
いつもの道を通っていつもの場所に来て
その場所はホッとできるところで
ほかの人もいて
そこでは自分の体が自然だと感じるとおりに動いてよくて
っていうのは正直
うらやましい~~
仙台ずるい~~
どこでもドア待望!
スタジオ絶対いい場所にしてください~~
いつか遊びに行ってやるんだからな
1ヶ月くらい滞在してのびのび入り浸ってやるからな
という空想が私の支えになります。
すでになってます。

クラファンよろしくお願いします!
リターン
3,000円

すんぷちょありがとうセットコース
●お礼のメール&活動報告
スタジオの進捗について主にメールでお伝えします。
●スタジオパンフレットをお送りします。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円

応援コース:3,000円
●お礼のメールと活動報告をお送りします。
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円

すんぷちょありがとうセットコース
●お礼のメール&活動報告
スタジオの進捗について主にメールでお伝えします。
●スタジオパンフレットをお送りします。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円

応援コース:3,000円
●お礼のメールと活動報告をお送りします。
- 申込数
- 24
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月

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