茶々から教えてもらったこと

茶々から教えてもらったこと。

うちにいる猫たちは、すべて子猫から飼っています。
そして、茶々をはじめ、数匹は生まれる時、私が出産を助けました。
今はみんな11歳以上です。
どの子も人が好きで、おだやかです。

猫たちを見てると、生まれつきの性格があるんだなと強く感じます。

とても怖がりで、内弁慶な子。
教えてもいないのに、勝手に自分でルールを作って当てはめる、真面目な子。
おおらかで、気にしない子。
甘えたくて、気持ちが伝わらないとすねてしまう子。

茶々は、ダントツで要領のいい子。です。
要領がいいのは、生まれつきなんだなと初めてわかりました。

おおらかなのに、よーく周りを観察しています。
ある時、3つ子の一人ジョイが、糖尿病になり（今は完治）少しでも食べさせるために、あまり食べないので、体を両手でしばらく撫でて、声をかけてそれから食べさせると気持ちよさそうな安心した顔で食べはじめたので、毎食やりました。
撫でてもらうためにキッチンの小さな箱の上にちょこんとすわります。

数回やると、？❓？
なぜか茶々が横に並んで、というよりその箱に座って、ぼくも撫でてと言わんばかりに、スタンバイします。

そして2匹をしばらく撫でてから同じようにあげるスタイルになってしまいました。

また、他の猫を撫でていると、、
？あれ？気がつくと茶々を撫でています。
はい。入れ替わりの術です。

ママのマリーに、大きくなった他の猫が甘えようとしても、拒絶されてしまいますが、
茶々はなぜか11歳になってもマリーから頭を舐めて毛繕いをしてもらいます。

あんなに大きな体なのに、ちょうどマリーが舐めやすいポジションに体を低くしてそっと近づくのです。
気がついたら、マリーが舐めていたという感じです。

そして茶々から、
決まりという概念はいらないということを学びました。

茶々には、決まりはなく、
必要なのは心得なんです。

決まりには、時として融通が効かないものです。

でも心得は、フレキシブルに対応できます。

したいことをするために注意を向けて、じっと観察する。
決まりがあっても、守る必要がないものは、適当に守らない。
心得として、必要ならそうする。
不必要な無理はしない。

これが生まれつき要領の良い人がすることなんだと学びました。

茶々は、とても頭が良く、他の猫がすることを、したいと思うとすぐに真似をします。
他から学んで、自分がしたいことをする。
これも要領の良い人がする行動です。

媚を売るわけでもなく、他人に自分がしてもらいたいことを自然にさせてしまう。
これぞ究極の要領の良さです。

生徒たちに近づいて、お腹を撫でてもらう茶々が、一番、子供たちより得をしているのです。

私も完全に心を掴まれています！

愛しい茶々。絶対元気になろうね。
愛してるよ❣️大好きだよ❣️