《インド》脳梗塞で倒れた父に代わって、先祖の土地を守りたい!
支援総額
目標金額 1,150,000円
- 支援者
- 4人
- 募集終了日
- 2019年3月1日
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 8,737,000円
- 支援者
- 322人
- 残り
- 85日
大隈重信侯の墓地を修繕・クリーニングしたい
#人権
- 現在
- 282,000円
- 支援者
- 24人
- 残り
- 25日
四国カルスト高原にんにく産地化プロジェクト
#子ども・教育
- 現在
- 13,000円
- 支援者
- 2人
- 残り
- 24日
神戸朝高創立75周年記念公演を成功させたい!
#地域文化
- 現在
- 239,000円
- 支援者
- 26人
- 残り
- 16日
快適な環境で検査と治療を受けられるように。待望の内視鏡センター設立
#医療・福祉
- 現在
- 5,186,000円
- 寄付者
- 55人
- 残り
- 37日
創建1,300年:若狭國一宮「若狭彦神社」屋根修復にご支援を!
#地域文化
- 現在
- 1,000,000円
- 支援者
- 65人
- 残り
- 29日
土津神社|ご神体が鎮座する御社殿を修繕し、「東北の日光」を再び。
#地域文化
- 現在
- 5,830,000円
- 支援者
- 307人
- 残り
- 29日
プロジェクト本文
旅の途中インドで出逢った一家
一度は捨ててしまった希望を
再び拾い上げた彼らの挑戦に支援を!
ページをご覧頂きありがとうございます。私は徳富律子と申します。
今回皆さんにご支援をお願いしたいプロジェクトは、インド、マディヤ•プラデシュ州のカジュラホという小さな町に暮らすラジャック一家を中心とした仲間たちの挑戦です。
一家の大黒柱である父親が病により脳に障害を負い寝たきりになってしまった7年前から、ラジャック家には次々と災難が訪れました。中でも特に一家を苦しめているのが、父親が所有・管理していた土地の問題です。収入を失った一家に残された大切な財産である土地が、管理者不在をいいことにあらゆる方法で利用され奪われようとしています。
このプロジェクトはそんな問題が山積みの土地を、彼ら自身の手で再生・活用することによってオーナーシップを取り戻すことが目的です。祖父母の代までは農地だった土地にもう一度緑をよみがえらせ、無農薬栽培の穀物や野菜を育てる農園として復活させます。そして地元の仲間たちと旅人が集う宿、将来的には畑で採れる野菜を使った料理を提供できるオーガニック食堂をつくる計画です。
前述しましたように、この土地には解決すべき問題がいくつもあります。父親が病に倒れ生計を立てるため一家が東奔西走している間、放置されてしまった土地はその約半分を無断で占有され、そして今度は大規模な土地買収計画に全てを奪われようとしています。
このプロジェクトによって実現する未来は直接の問題解決にはなりません。しかし、地元の人が所有する農地が次々と資産家や政治家によって買収・転売されている現状に一石を投じる行動にはなるはずです。何よりも、先祖代々受け継いできた土地を守りたいと願う地元の人々に、そのチャンスが与えられるべきだと私は思うのです。
現在インドでは富裕層の割合が増大し「財力優先」という価値観を持つ人々が増えています。実際にあらゆる場面で賄賂や買収を目にすることが多く、財力を持つ人に有利なシステムが堂々と成立しています。
一例を挙げるとつい最近州の選挙が行われました。この地域では各党の選挙オフィスのような場所へ行くと食事やお酒が無料で提供され、党を応援する旗が渡されます。その旗を家や車に装着し、党の広告塔となる約束と引き換えに現金が支給されます。選挙前の数カ月間は電気料金が一定額で使い放題になったり、プロパンガスを一定数まで無料で支給したり、各党とも金銭的な援助と引き換えに票を獲得します。選挙が終われば全ての割引サービスは停止、更には値上がりの可能性もあると言います。
このように財力による支配が一般的な状況下で、財力を持たない人々は圧倒的に不利な立場にあります。財力によって力を持った一部の人間に巧みに利用され、財産を搾取されるだけでなく不法を訴えることさえ困難な状況に追いやられています。
ラジャック家はまさにその現実に直面している多くの家族のうちの一つです。
このプロジェクトは今ここで彼らが出来ることを全面的にバックアップすると同時に、彼らの挑戦を知り共感・支援してくれる仲間を継続的に増やすことを目標としています。
そして財力も権力もなく社会的に弱い立場にあるとされる彼らの挑戦が成果を出すことによって、同じ境遇にある人々に勇気を与え、諦めない選択肢があることを知ってもらいたいと思っています。
プロジェクトの詳しい内容をお話する前に、少し私の自己紹介をさせて下さい。
私は20代後半でフルタイムの仕事を辞めてから、バックパックを背負って世界各地を旅してきました。
訪れた国は数にすると約40カ国、中にはただ足早に通り過ぎただけの場所や、数カ月間暮らしていた場所もあります。
いつしか旅をする目的は [見知らぬ土地を訪れること] から [人と出逢うこと] に変わりました。
WWOOF(worldwide opportunities on organic farms)という団体を通してボランティアをしながら、色々な活動をしている個人や団体を訪ね共に生活し、多種多様の暮らし方や活動の在り方を学びました。
自分と似通った意見やビジョンを持つ人たちの集まりは居心地が良く楽ですが、そこに留まり続けることに違和感を感じ、異なる価値観を持つ不特定多数の人との出逢いを求め、安全な場所ではヒッチハイクで移動しました。
結局どんなに環境が変わって外見が違っても人間の心は同じで、世界の何処へ行っても自分の娘のことのように親身になって世話や心配をしてくれる人々に出逢いました。
そして、同じ地球という家に住む家族として互いを思いやる心さえあれば、それは言葉や信仰や血の繋がりを超えて私たちを結びつけてくれることを、経験を通して学びました。
2013年以降はインドと日本で半年づつ暮らす生活をしています。そのきっかけとなるのが、これからお話するラジャック一家との出逢いでした。
ラジャック家に訪れた転機
災難・不幸をチャンスに変える挑戦
ラジャック家は、父と母そして五男五女の大家族ながらも、村の中では比較的裕福な暮らしをする家庭でした。
父親は大家族の生計を一手に担い、ホテルの料理人として働きながら副業をいくつも抱え、5人の息子たちは父親の仕事を手伝う将来を約束されていました。
しかし7年前、父親が脳梗塞で倒れ脳に障害を負ってから、一家の生活は一変してしまいました。
父親の仕事を手伝い始めたばかりの長男と次男は無職となり、三男と四男は学校を辞めて都会へ出稼ぎに出ました。五男は寝たきりの父親を介護する母親を手伝うため学校にも仕事にも行っていません。
母親は家財道具を売り払い、所有する土地を切り売りして何とか残った娘を嫁に出しました。
父親が息子たちのために残した土地だけは売らずに守ってきましたが、生計の維持や父親の介護に明け暮れていた7年の間に、管理者を失った土地はその姿をすっかり変えていました。
祖父母が畑をしていた土地は境界を設けていなかったため、両隣の土地の所有者にそれぞれ大きく土地を占拠され約半分の大きさになってしまいました。また、建築材料になる土や石を採るために大きな穴がいくつも空けられていました。
畑へと続く唯一の公道は、その地域で有力な資産家によって不法にゲートで封鎖され、車やバイクの乗り入れができなくなりました。
資産家の目的は公道周辺の土地を丸ごと買収し、土地の値上がりを待ってさらに転売することです。
徒歩でしか入れない土地の需要は無いに等しく、他に買い手がつく心配はありません。大黒柱を失ったラジャック家がいずれ生活に困り、売地としての価値を失ったこの土地を二束三文で手放すことを見込んでの行動です。
このようなケースはこの地域では決して珍しいことではありません。
資産家や政治家が次々と現れ、土地を買い漁っているのがこの地域の現状です。世界遺産に登録され外国人観光客が年中訪れるようになったこの町は、現在でもホテルが続々と建ち続け、巨大なショッピングモールの建設が進んでいます。
土地の値上がりは確実だと見込んで、早い者勝ちのように詐欺や暴力行為によって土地を奪う者もいます。
字が読めないことを利用され虚偽の契約書にサインしたために、売ってもいない土地を失ったというケースもあります。
財力が圧倒的に力を持つ状況下で、一般庶民の訴えは後回しにされるのが普通です。
たとえ明らかな違法行為であっても、弁護士にコネを持ち行政機関に賄賂を支払うことができる資産家を相手に、法廷で争うことを好む者はいません。
それは時間と労力を費やして負け試合に挑むようなもの、そして力を持つ相手を敵に回すことで更なる嫌がらせを受ける機会を自ら招くようなものだと言い、泣き寝入りをする人がほとんどです。
その結果、資産家は順調に私腹を肥やし、住民は財産を失いますます貧しくなるという悪循環が生まれています。
行き場のない怒りや失望を処理できず、アルコール依存や家庭内暴力に逃げてしまう住民も少なくありません。
事実ラジャック家の息子たちにも、自暴自棄になって荒んだ生活をしていた過去があります。
現在は更生した彼らですが、父親が健在だった頃の一家の姿はありません。
長男は父親のように一家を支えられない自分を責め、家族に心を閉ざしたままです。若干20歳の五男はやり場のない怒りを抑えきれず、外でケンカをすることが絶えません。
母親はそんな息子たちの現状を悲しみ、将来を悲観して一人隠れて泣いています。
しかし彼らは諦めてはいません。
土地への通行を阻むレンガの壁を自分たちの手で何度も壊し、決して通行を止めませんでした。そして五男が暴力行為によって脅された際は、家族や親戚一同で抗議しました。
それ以来資産家が直接干渉してくることは無くなりましたが、レンガの壁は高く頑丈なものになり、鉄製のゲートが設置されました。また、公道であったことを示す証拠となる排水溝を埋めた跡を隠すように、水牛の小屋が建てられました。
数年前、ラジャック家は訴えを起こしました。
前述のとおり、相手は有力な資産家なので仕返しを恐れ、誰もが決断を渋りました。しかしラジャック家が代表となることで同意し、公道を塞がれ生活に支障が出ている住民や土地を不法に占拠された住民が共に名乗りを上げました。
裁判はほとんど進行しないまま、調査が入ることもなく現在に至ります。有能な弁護士を雇うしか勝算はないと言いますが、相手の財力やコネを考慮すると悲観的にならざるを得ません。
ラジャック家で唯一英語が話せる次男から少しづつ話を聞き出し、この土地を何としても守るという彼の気持ちが本物だと確信した時、私は自分にできることを考えました。
彼らに今必要なのは、風向きを変えるための「ワンチャンス」です。
私たちは次男を中心に、祖父母から受け継ぎ、父が残し、母が守ったこの土地を、自分たちの手で有効活用するための行動を始めました。
どんな嫌がらせを受け、公的に訴える手段を絶たれても、自分たちの手で土地を守り有意義に活用することで「売る意志はない」=「圧力には屈さない」という意思表示をしたいのです。
そして私たちの行動によって、他の被害者たちにも立ち上がる勇気を持ってもらいたい。自分たちにもできることがあると信じてもらいたい。
物事はワンチャンスから動き始めると私は信じています。
荒れ地をもう一度緑に!
無農薬栽培と自然林保護、そして地元の人々と旅人が交わるコミュニティの場を!
祖父母が亡くなってからの10年間手つかずの状態だった畑は荒れ果て、周辺の農家が家畜を放牧し、ゴミを捨てる場所になっていました。
それはまるでスラムにある空き地のようでした。
しかし立地条件は素晴らしく、町の中心から徒歩圏内にもかかわらず大きな道路からは距離があるので、鳥やリスの鳴き声が響くほど静かです。
裏地には大きな木がある自然林があり、私たちはよく昼食を持参し木陰でピクニックをしに来ました。
土地の一部には岩山があり、高台になったその頂上からは周辺の畑や遠くの山、そして夕日がとても美しく見えます。
周辺には建物が少なく町の明かりも遠いので、日が沈むと真っ暗になります。火を囲んで星空や満月を見ていると、時間が経つのを忘れてしまいます。
私たちはまず、岩山にある遺跡を拠点に土地の整備を始めました。
カジュラホには10〜12世紀にかけて85ヶ所の大寺院と数百にも及ぶ小規模の寺が建設され、現存する25の寺院とその建築の官能的な彫刻は世界遺産に登録されています。
岩山の遺跡にも寺院だった痕跡があり、石柱や彫刻された石が乱雑に転がっていました。そこへ背の高い草が生い茂り、サソリやヘビを恐れて誰も近づきませんでした。
草を抜き、石を動かし、裸足で歩けるようになるまで整地すると、土だと思っていた地面は古いレンガが敷き詰められていることが分かりました。
裏地に自生する竹や木で基礎を組み、古布やビニールで覆った簡単な日除け小屋や高床のデッキを作り、人が集まる空間を作りました。花や果物の苗を植えた庭もできました。
環境が整うにつれ訪れる友人は日に日に増え、新しい花の苗を持って来て植えたり、庭に水をやったり、枯れ葉を掃いて掃除をしたり、誰もが自由に手を加えて創り上げていく空間になりました。
食材を持ち寄り火を炊いて料理をすることも頻繁になり、その時そこに居合わせた全員が手伝い分け合って食事をするコミュニティの場になりました。
町の喧騒から離れてひとり静かに過ごしたり、家に居場所がないからと昼寝をしに来たり、みんなそれぞれの理由でこの場所を頼りにやって来ます。
しかし水の確保ができない土地でできることは非常に限られます。近くにあるのは無人のお寺にある小さな汲み上げ井戸で、乾季には干上がってしまいます。この土地を本格的に活用するためには、何よりも水問題の解決が必要でした。
2017年11月、隣接する農家に通路を提供してもらい、重機を入れて井戸を掘りました。資金が充分でなく(2018年12月現在)未だ完成まで60%というところですが、幸運にも水はある程度の量を確保できたので、本格的に畑を始めることがやっと現実的になりました。
ここからが今回皆さんにご協力をお願いしたいプロジェクトの内容です。
石のように固まった土を作物が育つ状態まで戻すには、大量の水を撒きトラクターを入れて耕す工程を何度か繰り返すことから始めます。
そして種まきが始まるまでに、家畜の侵入を防ぐためのフェンスを土地の周囲に設置します。
今季に播種を計画しているのは
- 小麦 200kg
- ひよこ豆 70kg
- マスタードシード 250g
その他自家菜園では下記を栽培予定です。(既に育成中のものも含む)
- 茄子 トマト 唐辛子 ほうれん草
- グリーンピース コリアンダー
- 大根 バナナの苗 レモンの苗
- じゃがいも にんにく しょうが
安定した収入を得るためには農薬を使用し一定量の収穫を確保するのが一般的ですが、私たちは自然保護と健康への意識を高めるために、有機肥料のみを使った無農薬栽培に挑戦します。
土地の整備を始めた当初、私たちは最終的に土地を畑として再生させることを目指してきました。畑の収穫から得られる収入は決して多いとは言えませんが、ラジャック家の食を支えることはできます。そして資産家の買収計画に屈しない意思表示をするには、とにかく土地を活用することだと考えたからです。
しかし可能性はもっと大きく広がりました。一家の抱える問題を発端に動き出したプロジェクトは、もはやたくさんの仲間を巻き込んでスピードを上げながら動き続けています。
固い大地を耕して花や果物の苗を植えたのも、炎天下のもと重い石を動かし草を刈ったのも、泥だらけになって井戸掘りを手伝ったのも、純粋にラジャック兄弟を応援し、この場所で共に過ごす時間を楽しみに訪ねてくる仲間たちです。
その多くは定職に就かず、日雇い労働で日銭を稼ぐ青年たちです。
そこで私たちは畑に加えて、仲間たちがそれぞれの得意なことを仕事にできる場所を作ることを考えました。
- 旅人が宿泊できる設備を整えた住居を建て、地元の彼らだからこそ案内できるカジュラホ周辺の自然や村落でのキャンプ・民泊体験を提案します。
- 自家菜園の無農薬野菜で作るインドの家庭料理やこの地方の伝統料理を提供、そして必要に応じて参加者が一緒に調理・食事をするコミュニティキッチンを作ります。
- 周辺の住民により燃料の確保のために木を切られ、家畜に新芽を食べ尽くされた裏地の自然林の保護活動をします。侵入を防ぐフェンスを完成させ、地元自治体の植樹プロジェクトに参加申請し、自然林の保護と再生のための活動を始めます。
皆様からのご支援の使い道
皆様から頂いたご支援は、Ready forへの手数料12%+税とリターンに必要な費用を除いた全額をプロジェクトに投資させて頂きます。
Ready forでは All or Nothing形式を採用しているため、目標金額に一円でも満たなければ頂いたご支援を受け取ることができません。そのため現段階で必要な最低限の金額を設定しています。
>>目標金額 115万円の内訳<<
- 宿泊施設の建設費用 85万円
基礎を含む設備工事にかかる費用
セメント、煉瓦、鉄筋等の材料費
施工職人の人件費
- 畑の準備費用 15万円
トラクター、井戸掘削機の費用
電動ポンプ、ホース、金網等の材料費
作物の種、野菜の苗代
- Ready for 手数料 15万円
宿泊施設の建設費用は、初期工事費用と簡易設備(ゲストルームx2、共用トイレとシャワー)の費用を算出しています。
今後資金が集まり次第、目標としては
- ゲストルーム5部屋
- 大人数での料理が可能な台所
- 男女別のトイレとシャワー
- オーガニック食堂
を目指していきます。
畑の準備は現在進行形で、既に作物の種を撒く段階まで進んでいます。
私の個人支援で何とかここまで来ましたが、これからまだ色々と費用が必要になります。皆様からのご支援で畑の準備費用をカバーし、現在ある資金を少しでも多く他の用途にまわせるようにしてプロジェクトの進行を滞らせないようにしたいのが本音です。
井戸の水は今のところ何とか確保できていますが今年は雨の量が少なく、現在の深さでは将来的に水が枯れる可能性があることが指摘されました。
事実、9月末から現在まで一度も雨が降っておらず、井戸の水量は日に日に減っています。
そのため井戸の底を掘り下げる作業を早急に進める必要があり、現在ラジャック兄弟が仲間を集めて計画中です。
私たちの行動が一人でも多くの人の心に響き、負の連鎖を断ち切るきっかけになってほしい
経済的に急成長を遂げている大国インドの片隅で、とある一家の挑戦をきっかけに動き出したこのプロジェクトは、現在では私たちにとって大きな意味を持つようになりました。
日々、目の前にある作業に取り組みながら、このひとつひとつの小さな行動が種となり、花を咲かせ、いつかこの不条理な現実に一石を投じるような実を結ぶと信じ、仲間と共に進んできました。
プロジェクトの展望を私たちは以下のように見ています。
- 耕作放棄地に再び緑をよみがえらせ、先祖代々受け継いできた土地を大規模な買収計画から守り、地元の人間のオーナーシップを取り戻します。
- この地域ではほとんど普及していない無農薬栽培の可能性と自然環境保護の意識を高めます。
- 地元の人々と世界をつなぐコミュニティの場を作り、文化や言語を超えて心で繋がる仲間を増やします。この場所の存在を知り訪れる人が更に増えることで、地元の青年たちに雇用の機会を生みます。
そして何より私たちは、ラジャック一家と地元の仲間の挑戦に共感し、形を問わずプロジェクトに参加・支援してくれる同志がさらに増えることに、大きな期待を持っています。
同じ意思を持ち、同じ方向を目指す人間の心の集まりは、財力や権力に負けない強大な力を持ちます。
この挑戦が一人でも多くの人の心を動かし、同じ境遇にある人々に勇気を与え、いつか現状に大逆転をもたらすきっかけとなることを、私たちは信じています。
私たちが皆さんにお返しできること
皆さんからいただくご支援のお礼に、私たちができることを色々と検討しました。ゲストをもてなすのが好きなラジャック兄弟と地元の仲間の提案により、ご希望の方には「カジュラホ・ホームステイ体験」をお返しさせて頂きます。
- 現地までの渡航費はご負担下さい。
- 一般家庭での宿泊になりますので、ホテルのように細部まで管理が行き届いた環境ではありません。部屋を見学後、ご希望により町のホテルにご案内することも可能です。(その際の宿泊費はご負担お願いします)
- 朝食・夕食はインドの家庭料理です。家庭の習慣で菜食の日があります。
- シャワーは水のみです。寒い時期はお湯を用意できますが、薪を炊いて鍋で沸かしますので量に限りがあります。
- 住居の完成後は、新築のゲストルームにお泊まり頂くことも可能です。
- 訪問予定の時期・期間ともに余裕をもってご相談ください。
- 時期によっては私が日本に帰国中で日本語の通訳がおらず、英語もしくはヒンディー語のみの対応になることがあります。
- 日本からインドまでの格安航空券、インド到着後の現地までの交通手段等、不明な点は何でもご相談ください。
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プロフィール
兵庫県神戸市出身。 現在はインドと日本で半年づつ暮らす生活をしています。 約10年間バックパッカーとして旅しながら世界各地で暮らしてきました。 ボランティア活動や瞑想の修行、キャンプやヒッチハイク等さまざまな経験を通して学んだことを、私なりに形にしてアウトプットしていきたいと思います。 一人旅は出発の時はひとりですが、行く先々でたくさんの出逢いがあり、帰りには多くの縁が出来ています。ひとりで出来ることには限界がありますが、縁がどんどん繋がると無限の可能性を生みだします。クラウドファンディングはその実現にぴったりのツールだと思います。 プロジェクト実現はもちろん、クラウドファンディングという選択肢が更に広まるきっかけになって欲しいという希望を込めて参加しています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
プロジェクトへ全額支援
リターンにかかるコストを抑え、ご支援金額の100%をプロジェクトに充てさせて頂きます。
ご支援へのお礼を込めて、私から日本語でメールを送らせて頂きます。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年3月
10,000円
カジュラホから手書きの絵葉書
ご支援へのお礼を込めて、カジュラホから手書きの絵葉書を送らせて頂きます。
日本語またはヒンディー語をお選び下さい。
※インドの郵便事情により、発送や到着に時間がかかることがありますのでご了承下さい。
- 申込数
- 0
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- 2019年3月
3,000円
プロジェクトへ全額支援
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10,000円
カジュラホから手書きの絵葉書
ご支援へのお礼を込めて、カジュラホから手書きの絵葉書を送らせて頂きます。
日本語またはヒンディー語をお選び下さい。
※インドの郵便事情により、発送や到着に時間がかかることがありますのでご了承下さい。
- 申込数
- 0
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- 制限なし
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- 2019年3月
プロフィール
兵庫県神戸市出身。 現在はインドと日本で半年づつ暮らす生活をしています。 約10年間バックパッカーとして旅しながら世界各地で暮らしてきました。 ボランティア活動や瞑想の修行、キャンプやヒッチハイク等さまざまな経験を通して学んだことを、私なりに形にしてアウトプットしていきたいと思います。 一人旅は出発の時はひとりですが、行く先々でたくさんの出逢いがあり、帰りには多くの縁が出来ています。ひとりで出来ることには限界がありますが、縁がどんどん繋がると無限の可能性を生みだします。クラウドファンディングはその実現にぴったりのツールだと思います。 プロジェクト実現はもちろん、クラウドファンディングという選択肢が更に広まるきっかけになって欲しいという希望を込めて参加しています。