「1階がすべて土砂で埋まってしまったが、片付けする余裕もない。公営住宅にも仮設住宅にも入れる目処もたたず、先行きがとても不安」

 

「支援物資は少ししか配られていない。一体どうなっているのか」

 

「役場で働いているから一度も家に帰れていない。家族にもちゃんと会えてない」

 

 

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豪雨発災から約2週間が経ちますが、被災した地域は広範囲にわたり、未だ被害の全容はつかみきれていません。

 

支援物資が満足に届いていない場所や運営がままならない避難所、在宅避難者へのケアなど多くの課題が山積しています。

 

緊急合同支援チーム(CF/A-PADジャパン/PWJ)は、引き続き岡山県や広島県、愛媛県などで物資の調達・配布と、ニーズ調査の活動を続けています。

 

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▶︎呉や坂町でもニーズ調査

 

18日からは、土石流によって幹線道路が寸断されるなど一時孤立状態にあった広島県呉市や安芸郡坂町などで改めて聞き取り調査を実施。呉市の天応まちづくりセンターでは、炊き出しの要望があったことから、早速炊き出しに向けた準備を進めています。

 

また、坂町では、特に被害が大きかった小屋浦地区で、世帯数の半分以上が土砂に埋もれてしまい、避難所となっている小屋浦小学校やふれあいセンター周辺にはまだ大量の土が残っています。

 

避難所内もほこりっぽく、避難者の方々の健康への影響が心配されます。坂町には、13日からCivic Forceのパートナー「被災地NGO協働センター」が避難所運営の応援に入っており、下駄箱や間仕切りの設置、足湯、泥出し・清掃ボランティアの派遣の準備など、避難生活を少しでも改善しようと支援活動を行っています。

 

 

▶︎見過ごされがちな小規模避難所へ

 

チームでは、公的避難所だけでなく、自主避難・在宅避難者へ物資を届ける活動も続けています。岡山県倉敷市真備町では、19日、要望のあったゴム手袋や体拭きシート、おしぼり、化粧品などを薗小学校を通じて配布したほか、自主避難者160人以上が生活するクリーンセンターや服部地区テント、熊野神社などにも衛生用品や要望のあった物資を届けました。

 

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▶︎佐賀大学の阪本医師が再び被災地へ

 

17日から薗小学校にトレーラーを設置してスタートした仮設診療所は、19日も外傷患者や不調を訴える避難者のみなさんを診療しました。昼間も多くの方が訪れたため、熱中症を防ぐために待合室用にクーラー完備のキャンピングカーを搬入・設置。

 

診療には19〜23日、日赤の医師らも応援にかけつけてくれました。また緊急災害対応アライアンス「SEMA」経由でロート製薬さんからの目薬も届きました。

 

そして、今日は「空飛ぶ医師団」のメンバーでもある佐賀大学高度救命救急センター長の阪本医師も現地視察に訪れ、各関係者との協議や今後の方針などについて話し合いました。チームの稲葉医師は、薗小避難所運営会議にも出席しており、医療面・衛生面などからのアドバイスも続けています。

 

 

▼引き続き応援お願いします

 

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