プロジェクト概要

コロンビアからアワ民族のホセ・メロ・チンガルさんを日本に招き、紛争に傷つく故郷を再生させる取り組みや、地域の歴史を伝えるスピーキングツアーを国内5ヶ所で開催したい!

 

初めまして。茨城県出身のフォトジャーナリスト・柴田大輔と申します。私は多様な風土に生きる人々に惹かれラテンアメリカに通い続けてきました。中でもコロンビアは現地での出会いにも恵まれ、2006年以降毎年通いながら合計3年余り滞在してきました。コロンビアは政府軍と反政府ゲリラによる国内紛争が50年に及びます。近年は最も暴力の被害を受ける場所の一つが先住民族アワの人々が暮らす地域です。ある男性は数年ぶりに自分の農地に戻ると、爆弾によって深くえぐられていました。それでも「ここにはまだ危険もあるが、豊かな水、土があるこの場所で思い切りすきな作物を作って生きていきたい」と語りました。

 

私は、人も土地も大きく傷つきながらも愛情を込める故郷で再び新しい未来を築いていこうとする住民の思いを聞き、地域の代表を日本に招き物語を共有するため、アワ民族自治区・マグイのリーダーとして長年奔走してきたホセ・メロ・チンガルさん(60)を日本に招待し、北海道、茨城、東京、京都、広島で5月から6月にかけて講演会・交流会を開催することにしました。

 

しかし、ホセさんを日本に呼ぶためのコロンビアからの渡航費30万円と、日本国内でのツアー期間中の滞在費と諸費用20万円、計50万円が不足しています。講演を成功させるためにも、何卒ご支援のほどよろしくお願い致します。
 

(豊かな自然の中で生活するアワ民族)

 

国内紛争が50年に及ぶコロンビア。
「マグイ」では、住民の9割が避難民化するほど
激しい紛争に巻き込まれました。

 

コロンビアは国内紛争が50年に及び、近年最もその被害を受けているのが先住民族アワの人々です。私は2013年2月から2014年8月にかけて8ヶ月間、アワ民族自治区マグイで生活を共にし日々を記録してきました。

 

自給自足的な静かな生活を送っていたアワ民族は20年程前から各武装グループの勢力争いに巻き込まれ、山に撒かれた地雷の爆発音、銃声が日常的に響く毎日へと大きく変わっていきました。武装グループによる住民の虐殺事件も起き、マグイでは一時、300家族ほどの住民のうち、9割が避難民化するほどの激しさでした。

 

それでも人々は生まれ育った故郷に強い愛着を持っています。この地で再び新しい未来を築いていこうとする住民の思いを聞き、地域の代表を日本に招き物語を共有するスピーキングツアーを開催したいと考え「コロンビア・スピーキングツアー実行委員会」を組織しました。ツアーを通して草の根の繋がりをうみ、支援を募りたいと考えています。

 

5月下旬から6月中旬にかけ以下の会場で開催致します。

 ・北海道 札幌市内2ヶ所(講演・交流会)
 ・茨城 茨城大学、水戸国際交流センター(講演・交流会)
 ・東京都内 2ヶ所(講演・交流会)
 ・京都  京都市内2ヶ所(講演・交流会)
 ・広島 広島市内(講演・交流会)

 

(アワ民族の集落が点在するコロンビア南部の山岳地帯)

 

「人々の生活を少しでもよくしたい」との思いから

長年政府機関や国際NGOと地域の架け橋として奔走してきたホセさん。

近年は地域復興のシンボル「記憶の家」建設へ向け協力者を募っています。

 

ホセさんは、アワ民族自治区マグイの地域評議会上級顧問として地域の中心に立ち、人々の生活を少しでもよくしたいとの思いから、政府機関、国際NGO 、人権団体と地域の架け橋として長年奔走してきました。

 

近年は、紛争の歴史を記録する政府機関「歴史的記憶センター(Centro Memoria Historica)」主催の証言集会に複数回ゲストとして招かれ、アワ民族の紛争被害を証言し続けながら、地域復興のシンボルとなる「記憶の家」建設へ向け協力者を募っています。

 

(※「歴史的記憶の家」~コロンビアには国内紛争による500万人以上の国内避難民、数十万人の死者・行方不明者がいます。近年国内各地で、「歴史的記憶の家」が作られ、遺族が犠牲者の写真や遺品を持ち寄り、「本当の歴史」を語り、後世へ残す行動が広がっています。それは結果として、深い傷を抱え生きる遺族自身が、悲しみを乗り越え、新たな歩みを始める大きなきっかけとなっています。)

 

(アワ民族自治区・マグイのリーダーのホセさん)

 

 

スピーキングツアーを開催しホセさんを日本に招待したい

 

マグイでは多くの人が避難民となり地域を去って行きました。一度は壊れてしまったコミュニティー社会を再生するきっかけとして、「記憶の家」を、金銭の伴わない地域の協働作業「ミンガ」で建てたいとホセさんは考えています。それは、日本の農村でも古くから行われてきた、農作業や住居建築を手伝い合う「結」と近く、各世代間のコミュニケーションを含め共同体を維持する知恵が詰まったものです。

 

また「記憶の家」では、紛争の歴史を語り継ぐとともに、民族の文化や地域交流の場としてコミュニティーの中心的な役割を担うことになります。

 

そして今回、そのように活躍されているホセさんを日本に招待し、国内5ヶ所(北海道、茨城、東京、京都、広島)で講演会・交流会を開催します。開催時期は5月から6月にかけてを予定しています。しかし、ホセさんを日本に呼ぶためのコロンビアからの渡航費30万円と、日本国内でのツアー期間中の滞在費、諸費用20万円、計50万円が不足しています。ご支援をお願い致します。

 

(コロンビア・トゥマコ市に作られた「歴史的記憶の家」。遺族によって犠牲者が記録されている。)

 

誰もが以前の生活を取り戻そうと努力している今だからこそ、

コロンビアが日本と草の根で繋がりを生むことは、

アワの人々にとって「戦後」への大きな希望となります。

 

コロンビアでは現在、反政府ゲリラと政府間の和平交渉が続けられ紛争終結へ向けた大きな流れの中にあります。アワ民族の暮らす地域では今も散発的な戦闘が起きてはいますが、状況は落ち着く方向へ向かっています。避難していった住民もどんどん戻ってきており、離れていた間に荒れた畑や家を丁寧に直していく人の姿を目にします。誰もが以前の生活を取り戻そうと努力しています。そんな今だからこそ、日本と草の根で繋がりを生むことは、アワの人々にとって「戦後」への大きな希望となるはずです。

 

そして、誰よりも平和を望むアワの人々の、将来へ向けた熱と志を含む言葉に接することは、私たちにとって同時代に生きる人間の生き様の多様性を感じる機会になると考えます。また、アワ民族という伝統的な社会で生きる人々を通じて、コロンビアの魅力をお伝えする場になればと思います。

 

どうか、皆さまのご協力を宜しくお願い致します。

目標金額を超えた分は『記憶の家』建設のための資金に遣わせていただきたいと思います。

 

(手描きのかわいい絵に囲まれた部屋でくつろぐマグイの女の子たち。)


引換券について

 

①サンクスメール

②マグイに暮らすアワの人々からのサンクスレター

③コロンビアの美しい写真のポストカードのセット
④コロンビア手創り民芸品1点

 

⑤お近くで開催されるスピーキングツアーと交流会へのご招待

⑥「記憶の家」完成時に、建物もしくは周囲にお名前を刻む権利

 

※現地からの発送が必要な②、③、④については現地で用意してから発送までにどうしてもお時間がかかってしまうため、年明けの発送を予定しております。

 


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