介助犬・聴導犬と暮らせる人を増やす。必要な車両を買い替えたい

聴導犬訓練生エマを紹介する前に

「聴導犬」について

もう少し詳しく紹介させてください

 

 

聴導犬は補助犬（盲導犬・介助犬・聴導犬）

の中で最も認知度が低い犬です

 

 

聴導犬がほかの盲導犬・介助犬と異なる点は

「小さな犬」が聴導犬として活躍していることです

聴導犬訓練生のエマ（真ん中）

 

 

 

当会の過去３匹の聴導犬もトイプードルです

トイプードルの聴導犬シェリー

 

 

 

なぜ聴導犬は小さな犬が活躍しているのか？

 

 

それは、聴導犬の作業に犬の大きさが

関係ないからです

 

 

介助犬は車イスの前輪を引っ張ったり

重たいドアを開けたり力が必要です

 

 

盲導犬は大人が立った状態で

手元にハーネスがくる身長と

視覚障害者を引っ張る力が必要です

 

 

しかし聴導犬は音が鳴ったら

聴覚障害者に教えることが仕事なので

力が必要ありません

 

その為、海外に比べて飛行機の座席や

レストランの椅子など

全てがコンパクトにつくられた日本では

小柄な方が便利なことがたくさんあります

 

もちろん、聴導犬は小さな犬でなければできない！

のではありませんから。レトリバーの聴導犬も活躍しています

NPO法人MAMMIE安藤美紀さんと聴導犬アーミ

 

 

 

そのような事情から

聴導犬にはトイプードルもいれば

柴犬くらいの中型犬

レトリバーサイズの大型犬

と様々な大きさの犬が活躍しています

 

 

 

聴導犬の仕事は

生活音を教えます

インターフォン・スマホ着信音・目覚まし時計

やかんの沸騰音・キッチンタイマーなどです

 

 

教え方は

①　音がなると身体にタッチして

聴覚障害者の注意を引きます

皆さんも聴覚障害者と会話をする時

肩を叩くなどして、自分の方を向いてもらいますよね？

 

 

②自分に注意が向いたら鳴っている物まで誘導します

音が鳴っているよ！だけでは

「何が鳴っているか」聴覚障害者は分からないからです

 

 

 

 

③音源を把握できました

音源を聴覚障害者が「目で見て」確認することで

何が鳴っているのか把握することができるのです

 

 

次回は聴導犬の更なる役割を紹介します

 

 

皆様のご支援のお陰で

車両１台分の資金確保に光がさしてまいりました

引き続き、活動情報のシェア、ご支援

よろしくお願いいたします