みなさん、こんばんは。

「伝統芸能の道具ラボ」の田村民子です。

 

自分でもびっくりの「目標金額達成」。これはおばあちゃんになってもずっと自慢できます。改めて御礼申し上げます。

 

この櫛を使う歌舞伎の床山さんも、プロジェクトの成立をとても喜んでおられます。支援者のみなさんにお礼のメッセージを伝えてもらいたいとのことでしたので、近いうちにお会いしてうかがってきますね(月の始めは、歌舞伎の裏方さんは忙しいので、もう少し落ち着いてきたらうかがってきます)。

 

これでいよいよみなさんにお礼の「モノ・コト」をお贈りできます! すごくうれしいです。それでプロジェクト成立の翌日から準備にとりかかりました。今日は、そのご報告をさせていただきます。

 

櫛

1)お礼のおハガキ

全員にお送りするものなので、ちょっとこだわりたいと思っています。

受け取られたみなさんが、このハガキを使って「伝統芸能の道具ラボは、こんなことをやっているんだよ〜」というのをご友人などに説明するためのツールにできたらいいなと思っています(みなさんにも、広報していただきたい!)。

 

それで、裏面は「伝統芸能の道具ラボ」の超シンプル・パンフっぽくしたいなと思っています。表面(住所が書いてある面)に、みなさんへのメッセージを書かせていただきます。

 

それから、せっかくハガキという「モノ」を作るので、愛着をもってもらえるようなものにしたいと思います。歌舞伎では石洲和紙(せきしゅうわし 島根県の特産品)を使うことがあるそうですので、石洲和紙の職人さんに1枚ずつ手漉きでハガキの紙を作ってもらいたいなと思っています。印刷は、活版職人さんにお願いしようと検討中です。

 

みなさんへのお礼の品をつくる際には、できるだけ日本の伝統技術をもった職人さんへお仕事を発注し、彼らにお金がまわるようにしたいと思っています。

 

ハガキの紙は、石洲和紙の若手の職人さんに発注したいと思っています。これから工房を持つという段階の職人さんなので、応援したいのです。紙の材料などを手配するのに少し時間がかかるようで、みなさんには少しお待たせすることになりますが、ご辛抱いただけましたら幸いです。

 

2)組紐職人さんが作るストラップ

今月の中旬に職人さんとお会いして、最終的にどんな仕様にするか詰めてきます。試作で作ったストラップは、朱色と黒の2タイプありますが、田村が使って使用感や耐久性を実験してきました。朱色と黒は素材や糸の太さなどが異なっていたのですが、田村の感想としては、黒のほうが傷みが少なく、かつ房がふっさふさで雰囲気がいいなぁという感じでした。

 

下の写真は、8月1日から今日現在まで田村が使い続けた黒い房です。ちょっと、傷んできていますが、まだ大丈夫です。

ふさ

 

この房は、歌舞伎の舞台で使われているものと同じ仕様なので、一般商品と比べると耐久性はよくありません。でも、あえて舞台と同じものにしてもらうことにしています。

房の部分の手触りがよくて、ついつい触ってしまいます。早くみなさんにもお届けしたいです。こちらのストラップは、職人さんと最終の打合せをした後に、該当者のみなさんに色(朱か黒か)と根元のタイプ(スマホのイヤホンジャックタイプか根付けタイプか)をおうかがいしてから、制作に入ってもらう予定です。

 

3)活動報告会&ブレスト会

日時:2012年11月11日(日)13:00-17:00予定

場所:「大塚文庫」東京都目黒区自由が丘3-6-25

http://www2.odn.ne.jp/intermedia/html/shuuhen.html

該当者のみなさん、日程をぜひ空けておいてください。今、調整中ですが、うまく都合がついたら上記のストラップを作ってくださる職人さんをお招きして、お話を聞いたりしたいと思っています。プログラムを只今、詰めているところです。

それから、当日お越しいただけない方のために、USTREAMの生放送も検討中です。

和室

会場の大塚文庫は、国立能楽堂、梅若の能楽堂(東中野)など和の建築を多くてかげた大江宏さんの設計です。建築科の学生が見学などにも来られます。当日は、1階の和室で報告会、2階の洋室サロンでブレスト会をしたいと思っています。サロンには、「富士見亭」という隠れ家みたいな小部屋があるんですよー。

富士

この階段を上ると「富士見亭」があります。建築だけでも、充分満喫できます。

ご参加いただくみなさんには、改めてご案内いたします。

 

4)兵児帯(へこおび)

黒、紺、赤、からし色の4色からお好きな色を指定いただきますが、たとえばちょっと暗めの赤とか、濃いめからし色など、微妙なニュアンスもいったんおうかがいしたいと思っています。京都の絞り職人集団にお願いするのですが、最終的な打合せをしてから、該当者のみなさんには、追ってご要望をうかがってまいります。

 

以上、現在の進行状況です。

なにぶん1人で手配をしていますので、時間がかかってしまいそうです。みなさんが喜んでくださる顔を想像しながら、丁寧に作っていきたいと思います。すみませんが、お待ちいただけましたら幸いです。

 

そして、歌舞伎の櫛の復元ももちろんトライしていきます。その他にも、複数のアイテムの復元、改良を進めています。そちらも、よい成果がでるようにがんばります。

 

長くなりまして、すみません。またご報告いたします。

 

「伝統芸能の道具ラボ」田村民子

 

 

 

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