プロジェクト概要

 

日本でも安心して摂食障害の治療を受けられるようにしたい!まずは一般の方々に摂食障害のことを知っていただくために本を出版します!

 

初めまして。あるいは、いつも応援してくださっているみなさん、どうもありがとうございます。摂食障害ホープジャパン代表の安田真佐枝です。

 

現在はロサンゼルスに住んでおります。アメリカでも日本でも、精神科の看護師をしており、摂食障害の治療に関する両方の現場を見てきました。そして患者として、日本でも、アメリカでも、摂食障害の治療を受けた経験があります。


もう昔のことですが、日本では摂食障害の治療らしき治療は、残念ながら何も受けられませんでした。そしてアメリカであまりにも異なる治療の状況を目の当たりにしたのです。


摂食障害とは、精神疾患の中で一番致死率が高いと言われている病気。日本でもご本人、ご家族が安心して、治療を受けられるような摂食障害専門の治療プログラムを提供したい!との思いから、2014年より摂食障害ホープジャパンとして活動を開始しました。

 

これまでは摂食障害に関する本を翻訳して日本にご紹介したり、アメリカに日本の医療従事者の方々をお呼びしてスタディツアーを開催したりしてきました。(UCLAスタディツアー報告書のご請求はこちらからどうぞ。)

 

私の使命は、日本の摂食障害治療環境を整えること!と思って、活動しております。

 

第1回UCLA摂食障害スタディツアー
第1回UCLA摂食障害スタディツアーで、治療施設Center for Discoveryを訪問して

 

 

認知されていない日本の精神科医療。特に摂食障害治療環境は、アメリカの30年遅れと言われています。

 

今の日本の最先端医療の技術の発展はすばらしいものがあります。病院の設備も、機器も、スタッフも、どれをとってもアメリカには、引け目を取らないと、私は自分の経験から自負しています。


ところが精神科医療に関してはどうでしょうか?残念ながら、日本ではほとんど認知されていない領域といっていいでしょう。

 

特に摂食障害という病気に関しては、投薬で回復するというものではなく、本当に内科医、精神科医、小児科医、心理士、栄養士、看護師、ケースワーカー、作業療法士、理学療法士、教師、親、家族、ご本人、すべての人々が協力しあって、治療が行われるべきものなのです。

 

摂食障害という病気は、体型、体重、食べ物、食行動、という表面的な症状の奥底には、ご本人自身でもさえも、自覚していないような、心の痛み、葛藤、苦しみ、つらさ、悲しさ、があるものなのです。

 

それを無視した形で、治療が行われたとしても、きちんと回復していくことがむずかしいでしょう。これが、心の病気と言われる所以なのです。

 

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日本でもアメリカと並ぶくらいの患者数がいると言われている摂食障害。ですが診断基準がはっきりしていない、受診できる病院がない、受診しても投薬のために違う病名がつけられる、などのさまざまな理由から、日本では現在、摂食障害患者さんの数が統計として明らかにされていない状況です。

そして日本では、摂食障害(拒食症、過食症、むちゃ食いなど)は、完全に回復できる病気ではなく、一生付き合っていくものだ、と言われることもあるようですが、そんなことはありません。

日本で苦しんでいるみなさんに、最適な治療環境が揃えられるよう、どうしても、日本にも摂食障害専門の治療プログラムを作りたいと思っています。

 

そしてこの病気は、「ただ食べればいいんでしょ?」 「食べなければいいんでしょ?」と一般の方々が考えるほど、簡単な病気ではないのです。

 

食べること、食べないことが、自己価値観に影響をしてしまったり、多くのさまざまな居心地の悪い否定的な感情を引き起こしてしまったり、食べること、体重、体型、考え方、感情、が、本当に複雑に絡み合っているものなのです。

 

そしてそれを一人で紐解いていくことは、至難の技です。どうしても、専門家からの援助が必要であり、それが、内科医、精神科医、心理士、栄養士、看護師、作業療法士、など、他職種からのサポートなのです。

 

UCLA思春期摂食障害病棟で働くスタッフと

 

 

摂食障害から回復するとはどんなことなのか、日本でプログラムを作るためにぜひみなさんに知っていただきたいです!

 

今回のプロジェクトは「日本にも摂食障害専門の治療プログラムを作ろう!」の第一弾企画として、まずは本を出版することのご支援をいただけたらと思っております。

2020年5月までの出版を目指してこれから制作を進めていきます。


これまでも、翻訳本などを手がけてきましたが、それは医学専門書として扱われてしまい、多くの一般のみなさまのお目にかかることはありませんでした。

日本では、まだまだ「摂食障害とは、特別な人がなる病気」という概念があるかもしれません。自分たちには関係ないと思われている方々も多くいらっしゃるかもしれません。しかしそうではないことを、みなさんにも知っていただきたいのです。

 

<本の内容について>

摂食障害という病気にはどのような治療が行われ、どのような過程で回復していくのか、アメリカで実際に看護師として現場で働いた経験から、また治療を受けた経験から、これから日本においてどのような治療、サービスが必要なのかをお示しするつもりです。

今の日本という社会において、摂食障害とは誰にでも起こり得る病気である、きちんとした治療が必要である、治療をすればきちんと回復できる病気である、ということをぜひお伝えしたいのです。

 

これから出版の専門家からご意見をいただきながら、一番重要なところを、書こうと思っています。すでに私の中には、すべての体験談があります。ただ、どこの部分をどのようにお伝えするのが一番良いのか、まだ私の中では思案中です。

 

どのようにみなさんにお伝えすることが一番効果的なのか、どこに焦点を当てることが、一番、これからの日本の精神科医療、摂食障害専門の治療プログラム開催のためになるのか、それをこれから考えていきます。

 

本を出版することによって、日本中、すべての町の本屋さんに、この本が置かれる予定です。

 

そうすると、私の代わりに、その本たちが、摂食障害のことについて、社会への啓蒙活動をしてくれると思うのです。それにより、社会の中での、摂食障害に対する認知度が上がり、理解が深まり、そして、医療の中でも、国の保険制度の中でも、治療が必要な病気であり、そのために医療としてできることはたくさんある、ということをご理解いただきたいのです。

 

 

<出版概要>

出版予定日:2020年5月

出版社:商業出版社

部数:3000部(予定)

 

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私が摂食障害の治療プログラムについてお話すると、「アメリカは医療費が高いから、人材が豊富だからできる。日本ではとても無理」というのが、多くの方々からの反応でした。国の保険制度が絡む領域で、私はもう諦めよう、とも思いました。

しかし今の社会、クラウドファンディングというすばらしいシステムがあるのなら、本当に諦める前にもう一度挑戦してみたいと思ったのです。

みなさんからのご声援・ご協力により、きっと近い将来、日本においても患者さんやご家族が安心して、摂食障害の治療が受けられような環境を実現していけると信じています。

 

 

 

もう一人で悩まなくても大丈夫!摂食障害になっても安心して治療が受けられるプログラムを作っていきます。

 

今回は、第一弾企画としての、本の出版のご支援をお願いしておりますが、私の最終目標は、日本で、どんな方でも安心して、摂食障害の治療が受けられるような環境、施設、プログラムを作っていくことです。2020年の本出版を経て、2021年にはプログラムを開始したいと考えています。

思春期に初発することが多いと言われている摂食障害。治療されずに放置されて、そのまま自然に治癒する病気とは言えません。むしろ重症化してしまうことが多くあります。命を落としてしまうこともある病気なのです。これからの日本の社会を担っていってくれる大切な子供、若者たちの可能性を潰してしまいたくはありません。

「親のせい」「育て方が悪い」「わがまま」「その人のせい」「一生そのままです」とはもう言わせません。

摂食障害とは、れっきとした病気であること、そして治療が必要なこと、治療すれば回復することができる、ということを、社会一般のみなさまにもぜひご理解いただけたら、と願っております。

そして医療従事者のみなさんにも、摂食障害の治療のゴールとは、ただ体重を増やす、減らす、ただ食べる、食べない、ということを超えたところにある、それぞれの方々の心のうちに光をあてる必要がある、ということをお示しできたら、と思っております。


今回のプロジェクトは、「日本にも摂食障害専門の治療プログラムを作りたい!」という大きな大きな夢の第一歩なのです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 


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