
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 264人
- 募集終了日
- 2016年12月26日
ミャンマーの果てにいるあの子まで『最高の授業』を届けたい!
みなさんこんにちは、e-Educationでミャンマープロジェクトを担当しています、古波津 大地です。
前回まではぼくがどのように英語で未来を切り開いてきたのか、また、社会人になり、どのように国際協力に興味を持ったのかをお話しさせていただきました。
今回はe-Educationに入ったぼくが、どのような活動をしているのか、取り組みの中から見えてきた現場での出来事をお話しさせていただきます。
e-Educationに入った今年5月、ミャンマー担当になったぼくは翌週にはヤンゴンの地に足を踏み出していました。
バスで片道30時間かけてたどり着いたチン州のハカという村で訪問したプロジェクト校では、とても厳しい現実が待ち受けていました。
校長先生 :
「6月から新しい授業が始まるが、まだ英語と物理の先生が見つかっていないんだ。どうしたらいいのか、私には分からない。」
途方に暮れている校長先生の姿に、ミャンマーのパートナー、ジョセフとぼくは
「大丈夫ですよ!一緒に頑張りましょう!」
と声をかけるだけで精一杯でした。
その夜、ジョセフとご飯を食べながらこれからどうしようか、話をしていました。
ジョセフ :
「たいち、今日みたいな厳しい状況を目にする度、ぼくも時々どうしていいかわからなくなる。」
「でも、でもね。ぼくは諦めたくないんだ。たとえたった一人になっても、この取り組みをずっと、続けていきたいんだ。」
e-Educationに入る前からやり取りをしていたジョセフの、心の奥からの想いに初めて触れた夜。
その言葉を聞いた時、自分がこの組織に入ったのは子どもたちの笑顔をつくる、現地パートナーを支えるためなんだ、と強く思い知らされました。彼の想いを支えるために何でもする、そう強く思ったのです。
また、バスで片道17時間かけてたどり着いたシャン州のゴンカでは、子どもたちは朝5時に起き、早々と朝食を済ませた後、机に向かって勉強に取り組んでいました。
一生懸命机に向かうこの子たちは何を目標にしているのだろう。
ふと彼らの夢を聞いた時、ある女の子は照れながらぼくに夢を打ち明けてくれました。
「わたしの夢はフライトアテンダントになることなの。まだこの村から出た事はないんだけど、将来は飛行機に乗って色んな国に行って、色んな人たちに会いたいんだ。
実現するためにはまだまだま道のりは長いけど、、でもだから今一生懸命英語の勉強をしているの!」
ぼくのように英語の大好きなその子は、通常の授業とは他に、その学校で提供していた英語の特別クラスを受講し、そこで覚えた表現を使って一生懸命、ぼくに話しかけてくれました。
それだけ熱い想いを持った子どもたち。
それでもミャンマーの地方では、高校卒業試験に合格することは限りなく難しいことなのです。
毎朝5時に起きて夜10時、時にはさらに遅くまで勉強する。
ミャンマーの子どもたちにとって、これは特別なことではありません。
6科目ある高校卒業試験で1科目でも40点を下回ってしまうと不合格になってしまう。
全ての科目で十分な指導を行える先生がいればいいのですが、この学校では校長先生、そして3人の卒業生が代わる代わる担当する授業を教えていたのでした。
彼ら自身も卒業試験をぎりぎりのところで合格を果たした子たちです。
余裕を持って合格したわけでも、特別に授業方法を教わったわけでもない卒業生が先生役なのです。
この状況が難しい試験を突破するのに十分なのでしょうか。
日本で受験に挑んできたぼく自身の経験に照らし合わせると、とてもそうは思えません。
でも、それしか仕方がないのです。
学校も、先生を雇用するだけの十分な予算を持ち合わせていないのが現状でした。
先生が足りない。質の良い十分な教材がない。
これらの問題を解決するために、e-Educationでは2010年からバングラデシュを始めとする国々で映像教育コンテンツを作成、農村部で生まれ育った子どもたちでも、都市部の一流の先生が教える授業を受講し、未来への切符をつかむことを可能にしてきたのです。
日本からミャンマーの大都市、ヤンゴンまでのフライトは直行便で8時間。
多くの観光客やビジネスも盛り上がり、身近に感じるミャンマー。
しかし、その光に埋もれてしまっている地域もたくさんあるのです。
今回のプロジェクト地域であるパレワもその一つ。
夢をつかむため欠かすことのできない高校卒業試験の合格率がわずか3%。
100人の子どもたちが挑戦して、97人の子どもたちは夢をつかむための第一歩を踏み出せていない現実。
でも、その現実を変えることは出来ます。
小さなろうそくの灯りで一生懸命勉強する子どもたちにソーラーと映像コンテンツで希望の光を届けることで、ミャンマーの子どもたちの未来を切り開くことが出来る。
ぜひそのためにみなさまのお力を貸してください!!
ここまで読んでくださりありがとうございます。
次はミャンマー現地で活動するメンバーの声をお届けさせていただきます。
前回のストーリー :
「人前で話すのが苦手な僕が、世界を舞台に働きたいと思った理由」
「カンボジアの女の子。あの子の想いが実現できない悔しいさがぼくを駆り立てた。」
プロジェクトリーダー 古波津 大地
リターン
3,000円
感謝のメールをお送りいたします!
■ミャンマー、チン州のヒーロー、ジョセフからのサンクスレターをメールでお送りいたします。
- 申込数
- 135
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年1月
3,000円
【学生向け!】e-Education学生交流イベントへ招待!
■ミャンマー、チン州のヒーロー、ジョセフからのサンクスレターをメールでお送りいたします。
■学生には「学生向け交流会イベント」への無料ご招待(開催場所は都内を予定、交通費はご支援者様ご負担にてお願い致します)
- 申込数
- 31
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年4月
3,000円
感謝のメールをお送りいたします!
■ミャンマー、チン州のヒーロー、ジョセフからのサンクスレターをメールでお送りいたします。
- 申込数
- 135
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年1月
3,000円
【学生向け!】e-Education学生交流イベントへ招待!
■ミャンマー、チン州のヒーロー、ジョセフからのサンクスレターをメールでお送りいたします。
■学生には「学生向け交流会イベント」への無料ご招待(開催場所は都内を予定、交通費はご支援者様ご負担にてお願い致します)
- 申込数
- 31
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2017年4月

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- 7,062,000円
- 支援者
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- 45人
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- 支援者
- 1人
- 終了日
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- 11人
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- 3,000円
- 支援者
- 1人
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