《プロジェクト終了まで残り3日!!》


「多様であること」

マレーシアの空港から首都クアラルンプールに向かう途中、広大な森林が両側に広がっています。人々はこれを見て、「あぁ、やっぱりマレーシアは自然が多くていいなあ」と思うかもしれません。

現地政府関係者もこのような風景を見て、マレーシアにはまだまだ自然が残っている、というそうです。

しかし、それは本当に「自然」なのか。

私たち、環境に携わるものの答えはNOです。下の写真のように、一見奥の方に森林に見えるのは全てパーム油の木。近くに行けば同間隔で一列に並んでいるのがよく分かります。高い木の下には雑草は生えておらず、人間が歩きやすいように整備されています。

一方マングローブはもともと人間が歩きづらい土壌の上に多種多様な植物が高低入りまじり生息しています。

多様である、ということはなにを示すのでしょう。生物界では、多様であることは種の生存の可能性をあげることです。多様な外界と触れることで様々な子孫を作り出し、環境に適応できるものが残っていくという営みを人間を含め、太古から続けてきました。

単一の植物ばかり植える、ということはそこに住む生き物も含めて、その環境でしか生きていけないものを作り出します。結果、外から何らかの刺激が与えられた時、その空間はもろく崩れ去るのです。

したがって、私たちは持続可能な自然、多様性のあるマングローブの保全の重要性を強調するのです。