心からの希望を支える「意思決定支援」を全ての人に届けたい！

こんにちは。SDM-Japan副代表の水島です。

現在、豊田市、日本財団と連携して取り組んでいる「意思決定支援モデルプロジェクト（豊田市地域生活意思決定支援事業）」に関連して、意思決定支援研修を開催しました！

□今年度が2年目のモデル事業！

8月31日に豊田市福祉センターの会議室をお借りして、本人のケアに携わる支援者向けの意思決定支援研修を行いました。昨年度からスタートしたこの事業では、本人のマイクやスピーカーとなって本人と一緒に動く「意思決定フォロワー（支持者）」を地域にお住いの皆様から広く募集・育成し、活動いただくことが想定されています。また、同時に、本人のニーズを満たすための「生活基盤支援サービス」の提供と本人の心からの希望を後押しする「意思決定支援」の充実を目指した新しい取組です。

今回は、そのベースとなる意思決定支援の考え方を、名川代表と本間理事、私の３人が進行役となり、ワークショップなどを通じて豊田市の皆さんと一緒に学びました。

□自分の生活や経験に置き換えて意思決定支援のポイントを体感！

「意思決定支援の基礎」、「意思決定支援に関する各ガイドラインの構造」、「認知症の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドラインなどに基づく意思決定支援のプロセス」、「選好の記録化と共有」について、実例紹介やワークショップを活用して理解を深めていただきました。

実際に身近な人を思い浮かべて、その人の好き嫌いについて改めて思い返していただいたワークショップでは、思わぬ発見もあったようで、皆さん楽しく参加していただけたと思います。

□機材のセッティングから動画の作成まで自前で！

当日はSDM-Japanメンバーの今出と於保が、研修会場での機材セッティングからZOOMとの連携、研修風景の撮影を担当。撮影した動画は、後に研修コンテンツとして編集し、広く活用していきます。

このように私たちの研修は、それそれの専門性や持ち味を活かしながら、みんなで分担し、一緒に進めることを旨としています。

　「豊田市に来ています。月明りで写真を撮るのが趣味というか、

　一応作家活動（？）なので、この機会に撮影してきました」

　（準備で前日入りした今出より）　

豊田市のプロジェクトは、これからいろいろな研修や実践が行われていく予定です。また報告いたしますので、どのようなモデルが形作られていくのか、ぜひご期待ください！