寄り添い型の教育を目指して~学校で生徒が生き生き生活できるように~

寄り添い型の教育を目指して~学校で生徒が生き生き生活できるように~ 2枚目
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支援総額

508,000

目標金額 500,000円

支援者
37人
募集終了日
2024年4月26日

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プロジェクト本文

自己紹介

 

【奈良市立都南中学校について】

本校は、旧村や新興住宅、県営集合団地等が混在する地域で多様な家庭環境が存在しています。多くの子どもたちは素朴で人なつっこく率直に成長しています。

 

その一方で、世間一般の学校でもみられるのと同様に、

 

社会構造の急激な変化へ対応するためにこれまで以上に、必要かつ高度な専門的知識・技能を修得し、適時に刷新していくなど、教員に求められる資質能力の維持・向上を図るための更なる取組が必要とされていることや、

都市化や核家族化の進行等を背景に、家庭や地域社会の教育力が低下しており、これに伴い、子どもの基本的な生活習慣の育成等の面で、学校や教員に過度の期待が寄せられ、保護者の中には、教員に対して一定の目に見える教育成果をあげることを求める傾向が強まっていることに加え、

 

学校教育における課題の複雑・多様化が進み、本校の大多数の教職に就いて10年以内のまだまだキャリアアップを図っていかなければならない教員がそれらの対応に苦慮している現状があり、対策を講じることが必要でありました。

 

「人間の気質(人格特性・自我の基盤)は生まれながらにして9つのタイプに分けられる。」という考えが基となっている「エニアグラム」の性格診断の考えは、現在、国内外の様々な企業で採用され、活用されています。

 

この考えを上述のような多種多様を極める学校状況にある本校において、すなわち教育現場において活用することにより、自分がどのような気質を持っているのかという知識理解だけではなく、9つの気質のタイプを理解し、職員、生徒それぞれがともに、自己理解・他者理解の力を高め、学級内・学年内そして校内全体の多様性を認めるインクルーシブな観点からの、円滑な対人関係や組織づくりの一助とし、安定した学級経営を基盤とした学校生活の創造を目指すとともに、教育現場における「エニアグラム」の活用モデルの構築および教職員のスキルアップを目指しています。

 

取組を始めた昨年度は、教職員や生徒がエニアグラムの知識を少しずつではあるが身につけることができ、教職員と生徒の間や生徒間での対人関係スキルが少しずつ向上していきました。その結果、生徒指導上の対応が必要となるような問題行動や保護者への対応が、年度末に向けて減少傾向がみられました。

 

とはいえ、さまざまな支援や心情的な寄り添いを必要とする生徒がたくさん存在し、そういった生徒による問題行動もまだまだ少ないとは言えない状況にあります。

 

そのため本年度は、更なるスキルアップによる対人関係スキルの向上を目指すとともに、この考え方による生徒指導の手法を、校区内小学校やこども園・幼稚園にも広げ、地域としてこの取組に認識を持ってもらえるように取り組んでいきたいと思っております。

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 都南中学校を、個別最適化を実現した勉強が楽しい中学校にする。自分の子どもを入れたい学校にするためのメソッドを構築する。  

 

|都南中学校の教育現状と課題点 

 

・多様性に富んだ地域にある中学校であり、今日的な学校が抱える様々な課題が多いです。 

・保護者の思いをかなえるにはどうすれば良いか教職員は悩んできました。

 

 |TEP実施の動機

 

①  奈良市立都南中学校 浜辺 秀雄校長先生 

 

本校にも今日的な学校が抱える様々な課題が長年にわたり存在しています。また、近年では背景に様々な問題を抱える生徒、不登校生徒の増加など多岐にわたるようになっています。

 

教職員は生徒の問題行動や不登校生徒及びその家庭への働きかけ、対応に非常に時間を取られました。その背景としては、本校は相対的に若い教員が多く(令和3年度、平均年齢33.9歳)、教員の入れ替わりも頻繁です。

 

上述の比較的教員経験年数の浅い先生方が、多様性のある保護者の思いや悩みをいかに受け止め、どのように応えていくかに悩み、時間だけがかかっているのです。

 

そこで、若い教員の経験不足も含め、対応指導上の諸課題に関する武器を持つことができればこれらの対応がもっとスムーズに行えるのではないかと考えていました。普段の生活の中でも起きがちな問題への指導を、個々の生徒の内面・心情に即した指導にまで至るようになれればと願っていたのです。

 

そんな矢先、たまたまビジネス誌を読んでヒントを得た生徒指導主事の提案から、その対応スキルを身につける手段としてエニアグラムを用いた教員のスキルアップ研修を行うこととし、安村氏にコンタクトをとりました。

 

一昨年度(令和3年度)1年間をかけて、『エニアグラム for ティーチャー ~エニアグラムを組み込んだ性格タイプ別教育プログラム~』と題して研修を行いました。また、相談したい個々の教職員に個別面談を行って頂きました。そして、少しずつですが教員の対応についてその成果が出だし、生徒からの新たな反応を実感する事例が出てきた状況です。

 

例えば、自分をうまく表現できずに落ち着くことができなかった生徒に対し、エニアグラムの同タイプの先生が対応することでその思いに共感ができました。さらにその生徒は安心感を持ち、自分の思いを伝えることができるようになり落ち着くようになりました。

 

別の生徒の場合には、粘り強くその生徒の本質(エニアグラムのタイプ)にあった対応を続けることで生徒の信頼を得、先生が感謝されることにもなりました。

 

その成果を受けて、令和4・5年度と続けて、さらなる教員の生徒・保護者対応スキルアップ、ひいては教員の「人間力向上」「対人関係力向上」を図ることとしました。

 


 

② 都南中学校 生徒指導部部長 竹田 光暢先生

 

エニアグラムとの出会いは、私が前任校で生徒指導主事を拝命したときです。きっかけはプレジデントに安村先生が執筆されたエニアグラムの記事が掲載されていたことでした。

 

私は学生時代、剣道部のキャプテンを任されていたのですが、周りから聞こえてくる評価が、良し悪しと二極化していたこともあり、「リーダーシップとは何だろう、どうすればみんなが気持ち良く活動できるようにもっていけるだろうか」と課題を感じながら生きてきました。

 

当時の私は、学生時代からのその課題を抱えたまま、特に突破口を見い出す間もなく、流れのままに主事を引き受けることになって悩んでいましたが、エニアグラムに出会い、「そういうことだったのか!!」と、これまで悩んでいた課題に対する理由がはっきりとわかり、霧が一気に晴れたような感覚でした。(今思えば、かなり「囚われ」の状態だったと思います。) 

 

このように、エニアグラムが私の人生のターニングポイントになりました。その後、今日に至るまで、自分を知り、他者を知ることで、どうすればお互いが気持ち良く物事を進められるかを、少しは考えられるようになったかなと手応えを感じています。現在、本校でも生徒指導の仕事をさせていただけているのも、エニアグラムのエッセンスがあってこそです。 

 

青写真を描いてはいますが、なかなか実現できず時間がかかるのが私(タイプ7)ですので、いただいたアドバイスを実践し、結果を残していけたらと思います。

 


 

③ビジネス能力開発株式会社 代表 安村 明史先生

 

ビジネス能力開発株式会社 代表の安村明史と申します。

 

ビジネス能力開発(株)は2001年11月に東京都中央区銀座で創業しました。創業者であり代表取締役の安村明史(めいし)は秋田県出身で、学習塾の経営をしていました。

 

38歳からリクルート系コンサルティングファームにて人事コンサルティングを経験し、40歳で独立してコーチング専門企業を営みました。

 

■主な経歴

・リクルート系コンサルティングファームにて、人事コンサルティングを経験。

・40歳で銀座でコーチング専門企業を創業。

・性格応用心理学の専門家として、NHKクローズアップ現代などから取材を受ける識者

・ビジネス能力開発株式会社代表取締役社長

・一般社団法人性格応用心理士理事長

 

■主な実績

・法務省、財務省、人事院などの上級職員研修多数

・中小企業診断士、社会保険労務士、キャリアコンサルタント1級技能士などを指導

・コーチング・カウンセリングセッション時間3,000時間以上

・エニアグラム・コーチングセミナー教授人数5,000人以上

・ニッポン放送、東京新聞、日経キャリア、プレジデントに特集など、メディア出演多数

 

現在はエニアグラムとコーチングを主なツールとして、全国の企業、中小企業診断士、社会保険労務士の人事部分における指導を行っています。会社名はビジネス能力開発株式会社です。

 

エニアグラムとは、人間の先天的な人格特性を9つに分けた考え方です。現在のエニアグラムは、米国スタンフォード大学の医学者、心理学者らによって研究、整理され、理論化、体系化されたものです。

 

また、エニアグラムによって定義された9つの気質は、3つの神経伝達物質の活動の高低に相関関係があることを、エニアグラム・インスティチュート(米)が研究成果として発表しており、9つの気質は生物学的、または遺伝学的に証明できるとされています。

 

 

エニアグラムは、スタンフォード大学MBAコースに採用されたのを始め、CIA、モトローラ、ディズニー、ヒューレットパッカードなど大手企業が既に導入しています。

 

日本国内ではソニーがリーダー研修として、また財務省、法務省、人事院でもプログラムが採用されています。エニアグラムは、自己成長、人材育成、人間関係力向上の研修プログラムとして活用されています。

 

そのようなエニアグラムとコーチングで企業向けのサービスと共に教育委員会、学校、先生、子どもを持つ親からの相談・講演も行っています。

 

わが社の使命としては、日本の子どもの未来、成長について問題意識を持ち、国際社会の中で役割が担える子供たちを育てることが大事だと思っています。しかし、その子供たちを育てる重要な環境の一つである学校にも大きな課題があります。

 

それは、先生の時間外労働です。今回サービス対象とさせて頂く先生たちの労働時間は、過労死ライン寸前で働いておられる実態があります。

 

2018年に行なったOECD加盟国等48か国・地域が参加した「TALIS2018」という調査では、日本は参加国中最も仕事時間が長く、職能開発活動に携わった時間は参加国中最短でした。

 

先生の方々は対人関係力を必要としています。特に大学を卒業したばかりの小・中学校の先生が、保護者に軽んじられ、時に女性の若い先生は「子供も産んだことも無いくせに」などと罵倒されて、うつになる、先生が不登校になるという実態があります。若い先生たちには、人間形成の学習時間が必要です。

 

しかし行政はほぼ先生の職能開発費用を出していません。我々は子供たちを育てると同時に、先生たちの成長をサポートすることが大事だと思い、2021年からほぼボランティアで、研修、先生への個人面談、出張訪問、校長先生・教頭先生へのコーチングを行ってきました。   

 

昨年より、奈良市立都南中学校にて、『エニアグラム for ティーチャー ~エニアグラムを組み込んだ性格タイプ別教育プログラム~』の導入を目指し、私、安村明史がアドバイザーとしてTEP(都南中学校エニアグラムプロジェクト)を実施しています。

 

2021年5月奈良県から突然会社に、一本の電話がかかってきました。それは奈良市立都南中学校の福西教頭先生(名称掲載について許諾を得ています)からでした。

 

たまたま数学の竹田先生(名称掲載について許諾を得ています)が私の雑誌プレジデントの特集記事をご覧になり、お電話頂いたと知りました。この時の記事内容は「エニアグラムによる人間理解と対応の仕方」でした。 

 

私は最近の中・高生の傷害事件、虐待、青少年の自殺、いじめなどの報道を目にする度に、子供たちの「人間力の質が落ちているのでは無いか」と考えていました。と同時に、2007年伊丹市の教育委員会が主催した「幼稚園・小・中・高等学校の先生の休職者対策」のための研修を思いだしていました。

 

 

参加者は各校の教頭、校長先生、教育委員会関係者56名でした。内容はエニアグラムによる性格タイプ別人間理解と性格タイプ別対応です。

 

その結果、「人間理解のプログラムであるエニアグラムは休職者対策に有効だと思われますか?」との質問に対し「そう思う」と思われた先生は71.4%。

 

具体的に寄せられた感想は、

 

「いろいろなタイプがある事が勉強できた。普段の仕事の場面では『なぜ、出来ないのか』と思ったり、詰問しがちでしたが、人を見て相手を受け入れたいと強く思いました」「自分だと『普通だと思っている』ことが、周囲をしんどくしていたのだろうか?と反省した」

 

など、「人間力、対人関係力の課題」に類するコメントが多く寄せられました。

 

このことから、職場が抱える休職問題には、「(職場環境の一要素としての)対人関係がどうであったかという問い」があると私は考えます。

 

一般企業においても「休職・うつ・離職問題」の原因の第1位は「対人関係」です。

 

私は、先生の休職の問題と日本の子ども教育の問題に、先生の「人間力、対人関係力の課題」が関係するのではないかと長い間考えていました。先生の「人間力、対人関係力の向上」は重要な職能開発の分野です。

 

さらに私は都南中学校からの電話の後、文科省にも話を聞きました。文科省は「教育はその行政の現場で考えてもらう」「しかし、先生の資質を向上させることが課題」と言われました。私からは「先生の職能開発の予算は?」と問いました。すると「地方の先生への教育予算は考えていない」との返答でした。

 

前述した「TALIS2018」では、<教員の職能開発への参加の障壁>として「雇用者からの支援が不足している」(この場合の雇用主は行政)は参加48か国平均で32.4%、日本では57.3%との答えが出ています。

 

これは明らかに<教員の職能開発>にお金をかけていないという事だと思います。その後、都南中学校にも確認をしました結果、県からも市からも、先生の資質向上、職能開発の予算は無いという事が分かりました。

 

そこで私はこの機会を通じて、教員の方の「対人関係力向上・職能開発をさせて頂こう」と考え、都南中学校からの申し入れを受け入れました。初年度は研修と面談から始め、約1年間携わらさせて頂きました。

 

これまでは、ほぼボランティアで行って参りましたが、2年目からはこのクラウドファウンディングを利用させて頂くこととしました。そしてこのような活動があることを、広く認知してもらうことも必要だと考えています。

 

「先生の対人関係力向上・職能開発」「残業問題(ブラック労働)」「子供の教育」の課題解決に向け、全国の皆さんにも、取り組んで頂きたいと思うのです。

 

奈良市立都南中学校は、この研修をTEP(都南中学校 エニアグラム プロジェクト)としてHPに内容を掲載頂いています。 

 

 

またこのプロジェクトは、都南中学校区地域教育協議会(SAKURAネットワーク)からのご支持を頂き、既に支援金(15万円)をご支援いただきました。

 


<2022年度本プロジェクトの足跡>

①リモートによる研修講義5回(各1時間半~2時間) 

②リモートによる個別面談40回(各30分~1時間半) 

③訪問2回(各2日間) 

④講演1回(3時間)  

⑤先生への学習補助(各人1万円) 

⑥コーチング96回(各1時間~1時間15分) 

 

<2021年度本プロジェクトの足跡>

①リモートによる研修講義7回 

②リモートによる個別面談30回 

③リモートによるミーテイング9回 

④リモートによる生徒への授業 

⑤授業参観 

⑥市教育委員会への訪問 

⑦教育大附属中学校への訪問・授業観察 

⑧市中学校生徒指導部回オンラインセミナー

 

|これまでのコンサルティング結果

 

職員室では、生徒とその保護者について性格タイプを踏まえながらの指導、対応方法が定着するようになりました。

 

理由は先生が各性格タイプの視点で指導を行うようになったからであると、校長、教頭、各担当は成果を分析しています。 さらに校長、教頭、各担当も先生の人事指導に、エニアグラムを使用しています。実質的には時間外勤務時間は5月で平均5時間、6月で平均10時間逓減しています。 

 

 

■これらの活動により、都南中学校浜辺秀雄校長先生より下記のような変化があったとフィードバックを頂いています。

 

●「教員のストレス、勤務時間の低減」について

・一般企業を主なクライアントとしているビジネス能力開発株式会社より研修を受けることで、「学校」という閉鎖的な社会の中での価値観(こだわり)を崩し、立て直ししやすくなっている。

 

・教師自身がビジネス能力開発株式会社のカウンセリング(個人面談)を受けることにより、たとえ100%の問題解決につながらなくても、「試してみようかな」と思えるアドバイスをいただいたり、「自分の気持ちや置かれている状況を理解してくれる人がいる」と思えたりするだけでも気持ちが楽になること、また、「相談」の大切さを教師自身が実感し生徒に話をする際も心のこもり方が変わったように思う。

 

・昨年度と比較して、全教職員の平均時間外勤務時間の減少がデータとして表れている。  

 

これを何とか解消していきたいとTEPを導入してその様子を見てみると、生徒や保護者へのアプローチスキルが少しずつ上がってきた成果か、未然防止やスムーズな対応につながり一定成果が出てきていると考える。

 

具体的には、対応しなければならない課題件数は減少しており、教職員のストレスの実感低減にもつながっている。

 

・昨年4月より校長としてコーチングを受けたことによる変化としては、もちろん今までも学校として目的・目標を持ちながら運営を行ってきたわけであるが、その根拠をより明確にすることができ、それによっての先生方への意識の持たせ方が変わってきたことも結果につながってきているのではと感じる。  

 

●「生徒の学力向上、不登校生徒の低減」について

・教師自身が研修で学んだこともあり、「心に寄り添う声かけ」が教師の言動に表れてきて、本音を聞くのがうまくなってきていると思う。

 

本校は「節目(入学時や学年が変わったときなど)」で生徒が動き出すこともあり、そのときに生まれた「火種(本人に芽生えた目標ややる気)」が消えないように、心ある声かけができるようになってきたと思う。その成果を数値で表すことはまだできていないが、手ごたえとして感じられるようになってきている。

 

・ 全教職員の平均時間外勤務時間の減少が見られ、また、教職員のストレス実感低減が湧いてきているところである。これらが教員のモチベーションの向上という推進力を与え、また余裕のできた時間的にも学習指導に力を入れることにつながってきている

 

それに向けてTEPを受けて、校長として具体的目標を示しながらどのように進めていくかを考える仕組みづくりも進み、また少しずつ精神的余裕が出てきたことも話をしたり、考えたりする活力を後押ししている。

 

「生徒の落ち着いた環境の中ストレスなく学習に取り組める場づくり」

・ TEPの取り組み後の様子は、生徒たちの中の考え方の基準である「こうあるべき」というものが、「ああいうことをするのはおかしい」という方向へシフトして来ていることを実感する。その雰囲気が醸成されることで、学習に取り組む環境づくりが進むのではないかと期待が持てる。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

全て先生の「人間力・対人関係力向上」指導のために使用します。

 

具体的にはコンサルティングの人件費(のべ3名)に当たります。2024年度はこの予算で実施したいと思います。

 

|資金使途

①リモートによる研修講義 4回(各1時間半〜2時間)80万円

②リモートによる個別面談 16回(各30分〜1時間半)48万円

③講演1回(3時間 出張旅費含む)30万円

④先生への学習補助(各人1万円)42万円

⑤校長先生へのコーチング50回(各1時間〜1時間15分 1回5万円)250万円

ーーーーーーーーーーーーーー

 合計450万円

 

皆さまからいただいたご支援は、上記資金使途の一部として大切に使用させていただきます。

 

本来、学校の校舎、設備、給食などには行政の予算があります。また、国立付属の幼稚園、小・中・高校の先生たちには年間研究予算が最少10万円支給されると聞きます。 しかし、地方の公立の先生たちには職能開発の予算がありません。そのため、クラウドファウンディングを利用しようと思いました。

 

本校職員が保護者に向けて行ったエニアグラム研修の様子

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

奈良市立都南中学校とビジネス能力開発株式会社は、2023年度も引き続き「個別最適化を実現した、勉強が楽しい中学校を作る。自分の子どもを入れたい学校にするメソッドを構築する」ことを目的として、教職員の人間力向上を目指すTEP(都南中学校エニアグラムプロジェクト)を実施してきました。

 

今以上に、学校・家庭・地域で生徒がより明るく、より楽しく学校に通うことができるようサポートをする。この支援金によって、中学校の生徒たちが下記のように変わってくれることを期待しています。

 

1、生徒が、今以上に安心して学校生活を送ることができる。

2、生徒が、今以上に幸福感を持って生活することができる。

3、生徒が、自ら望む進路に進むための努力を今以上に安心してすることができる。

 

将来の子供の教育のためにも、さらにこの運動が全国に広がり、さらに行政を動かし、先生たちの幸せな職場づくり、ひいては日本の子供の教育の向上に繋がればと祈念します。

 

皆さまにも、何とぞこの運動にご参加頂ければと切にお願い申し上げます。

プロジェクト実行責任者:
浜辺秀雄 都南中学校
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

①リモートによる研修講義4回(各1時間半〜2時間)80万円 ②リモートによる個別面談16回(各30分〜1時間半)48万円 ③講演1回(3時間 出張旅費含む)30万円 ④先生への学習補助(各人1万円)42万円 ⑤コーチング50回(各1時間〜1時間15分 1回5万円)250万円

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
※必要金額と目標金額の差額は、ビジネス能力株式会社様の自己資金にて補填していただけるが、万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で実施内容を変更するなどして対応します。

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リターン

10,000+システム利用料


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都南中学校応援コースA

・感謝のメールをお送りします。
※ご支援金は、全てプロジェクトの実施費用に当てさせていただきます。(サービス手数料を除く)

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

30,000+システム利用料


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都南中学校応援コースB

・感謝のメールをお送りします。
※ご支援金は、全てプロジェクトの実施費用に当てさせていただきます。(サービス手数料を除く)

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

10,000+システム利用料


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2024年4月

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