123年前に地元四日市で製造された国内最古級の貨車を現役時の姿に!

123年前に地元四日市で製造された国内最古級の貨車を現役時の姿に!

支援総額

4,581,000

目標金額 3,000,000円

支援者
349人
募集終了日
2023年3月31日

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2024年06月11日 22:13

テワ1復元用パーツ製作状況

 先日、貨物鉄道博物館スタッフ数名で、テワ1復元用パーツを製作いただいている工房「bambino」さんにお邪魔しました。少しログハウスのような雰囲気もある建物の中に入ると工作機械や工具がズラリ。メカメカしい雰囲気に一同ワクワク感を覚えつつ、作業の様子を見学し、工程の説明を受けました。

 

能登の震災の影響もあり、建築関係の仕事でお忙しい合間に貨車のパーツを作製いただいています。物が古かったり、現在の規格と合わなかったりすることから、様々に試行錯誤しながら進めているとのことでした。

例えば、台枠の腐食部分をガスで溶断するにも鋼材の錆びが凄まじく溶断することさえ非常に難しい状態です。通常の鋼材と錆びた鋼材の切断がどれほど違うか以下の映像をご覧下さい。

 

リベットを交換するため頭を削り取ってもリベットが取れず苦労します。
通常リベットの丸い部分を削り取ると抜けるようになるはずですが、錆で膨張してしまっているようです。
かつてはリベットを灼熱させて穴に差し込み叩いて丸く成型するという工程が造船所や鉄橋の架橋現場で行われていましたが、現在では溶接やボルト、ナットに置き換えられ、リベット止めが使われることはほぼ無くなってしまいました。下の画像は取り外したテワ1の台枠の一部とリベットです。

 

鋳造で作られた軸箱を再現するのにも工夫が必要になります。
大量生産品は製造に使用した型や治具が失われると再現するのが大変です。
型や治具自体が非常に高価なため、少量生産のために型や治具を再設計、再製するとコストが跳ね上がって現実的ではありません。
そこで本体は鋼板で製造、鋳物特有の丸みを再現するため溶接の肉付きで再現を今後、試みていきます。


 予定より遅れている修復作業ですが、パーツを作製いただいているbambinoさん、我々スタッフともども、課題をクリアしながら進めていくと同時に、試行錯誤したことを今後の糧にもしていきたいと思っています。どうか温かく見守っていただければ幸いです。

 



 

 

リターン

3,000+システム利用料


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お気持ちコース 3,000円

■お礼のメール
■復元記念プレートへのお名前記載(希望者のみ)
※リターン送付先にご登録いただいているお名前となります

申込数
44
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

5,000+システム利用料


貨鉄博クリアファイル

貨鉄博クリアファイル

■お礼のメール
■貨鉄博クリアファイル
■旧関西鉄道鉄製有蓋貨車パンフレット
■復元記念プレートへのお名前記載(希望者のみ)
※リターン送付先にご登録いただいているお名前となります

申込数
160
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

3,000+システム利用料


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お気持ちコース 3,000円

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申込数
44
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月

5,000+システム利用料


貨鉄博クリアファイル

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■旧関西鉄道鉄製有蓋貨車パンフレット
■復元記念プレートへのお名前記載(希望者のみ)
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申込数
160
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年4月
1 ~ 1/ 34

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