起死回生の4日目！

日曜日の遅れを取り戻すためにムナ先生からは30分以上早めに始めてもらう合意を取り付け、昨日先生たちはそれよりもさらに30分早く会議室に集まっていました。

「読み」のセッションの続きが始まると先生方は本当に集中してムナ先生の話を聞いていて、映像やスライドがスクリーンに映ってないのも気がつかずムナ先生の話に傾聴していました。

ようやく先生の「この生徒の文字の上に置いている指の動き方を見て」といわれたところで映像が映っているべきだったことに初めて気づいたほどでした。

「書き」のセッションに移ると、ムナ先生から先生方に間違いを当てる課題が出たり、先生方もそれぞれの学校での教え方、自分のクラスだけでなく一般的なガザの学校における1年生へのアラビア語の教え方などをシェアし、先生方の教え方が必ずしも正しくなかったり、学習障害の生徒たちでなくても置いてきぼりにされていることを話していました。

ハプニングもありましたが、今回はお互いにできるだけ時間を無駄にしないように、たとえスライドが映ってなくても、そんなことは小さなこと、とでも示すようにジーっとスクリーンに映るムナ先生の方を見てメモを取っていました。
結局休憩なしで3時間近くも講義に集中していたことになります。

残りあと3回になりました。「数字」「Inclusive Education」「サポートプランの実践」です。

ガザ大澤小枝