図書館見学コースを申し込まれた皆様には少しネタばらしかもしれませんが、「藝大図書館ってどんなところ?」という方のために、図書館をちょっとだけご案内しましょう。

図書館上野本館で所蔵している資料は約35万点。そこに毎年、5千点以上の資料が加わります。

利用者の方が本を手に取って見られる開架閲覧室には、芸術関係の図書が約7万冊あります。あとの28万点は、全て閉架書庫に入っています。5万円コースのリターン「図書館書庫見学ツアー」では、普段は入れないその閉架書庫をご覧いただきます。

図書館の閲覧室部分は2階建てです。書庫は3階建てを5層で使う「積層書庫」といわれる書庫ですが、ここでは便宜的に書庫1階~5階と言いましょう。利用者の方は基本的に書庫には入れないので、カウンターで資料請求を受けた職員が、中から取ってくるスタイルです。繁忙期には書庫内を職員がすごい勢いで資料を取りにまわっています。

写真でのご紹介はありませんが、1階は雑誌と芸術系以外の図書、5階は東京音楽学校時代のSPレコードや、利用率の低い図書が並びます。

築約50年。中の移動は階段のみ。夏暑く冬寒い不親切仕様。そんな中に藝大の歴史、ひいては日本の近代芸術史がたっぷりと詰めこまれています。そして今年の夏には図書館改修工事が始まり、この書庫は外壁を残して、中はまるっと変わる予定なので、現在の書庫を使うのは、あと半年を切りました。

図書館の隣では新館が建設中です。こちらの見学もツアーに入っているので、申し込まれた方は新旧図書館をご覧いただけます。

仕事で毎日出入りしている私達職員にとっては「いつもの職場・馴染みの書庫」ですが、見学をされた方は「凄い!」「面白い!」と、とても楽しんでくださいます。ご興味のある方は(高額コースで申し訳ありませんが)ぜひお申し込みください。お待ちしています。

 

(photo : 東京藝術大学 デザイン科 視覚伝達研究室 叶子萌)

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図書館ツアーへご案内貴重なクラシックSPレコード2万枚が東京藝術大学附属図書館に寄贈されました。資金難でダンボールに眠ったままになっているので使えるようにしたい。 クラウドファンディングによる応援をよろしくお願いいたします。

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