寄付総額
目標金額 1,500,000円
- 寄付者
- 344人
- 募集終了日
- 2020年10月13日
社会で支える盲導犬。|日本ライトハウスマンスリーサポーター募集!
#医療・福祉
- 総計
- 19人
子どもたちの笑顔のために!こころ病棟にもファシリティドッグを!
#子ども・教育
- 現在
- 12,581,000円
- 寄付者
- 708人
- 残り
- 53日
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 41,656,000円
- 支援者
- 1,869人
- 残り
- 10日
ファシリティドッグ ドリーム☆サポーターを募集中!
#子ども・教育
- 総計
- 298人
たんぽぽの里サポーター募集中!保護活動に必要な費用にご支援を
#地域文化
- 総計
- 116人
全国の身体障がい者に介助犬を届けたい|マンスリーサポーター募集中!
#医療・福祉
- 総計
- 46人
認知症による生きづらさに伴走するプロジェクト。家族も本人も笑顔に
#医療・福祉
- 現在
- 2,150,000円
- 寄付者
- 163人
- 残り
- 25日
プロジェクト本文
終了報告を読む
盲導犬になる犬の誕生から引退までは、社会によって支えられている。
盲導犬になるまでにかかる費用は、一頭あたり約800万円。
直接盲導犬に関わる費用の割合のうち、医療費が約35%を占めています。
中には、先天的に異常があり、盲導犬の道ではなく新しい家族につなぐためにも、手術や投薬が必要な犬もいます。また、健康な犬達でもワクチン接種や蚤・ダニの予防薬やフィラリア薬など定期的にかかる費用も必要です。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、大きな収入源の一つであるイベントは、3月からほとんど中止になってしまっています。
このような状況でも、私たちの活動は止めることはできません。どうか盲導犬を必要としているユーザーさんのために、応援をいただけませんか。よろしくお願いいたします。
【2020年9月2日追記:達成御礼!ネクストゴールを設定いたしました。】
お陰様で、第一目標金額を達成することができました。盲導犬の育成の中でも大きな割合を占める医療費として大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます。
皆様の温かい応援と励ましのお言葉をこれからの活動のエネルギーとして次の目標を300万円と設定させていただきます。
今後いただいたご支援は、私たちの目標である「毎年約20頭の盲導犬の育成」のために充てさせていただきます。どうか最終日まで、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます!
社会福祉法人日本ライトハウスは、1922年創業の目の見えない・見えにくい方のための総合福祉施設です。創業者の岩橋武夫も視覚障害者であり、点字出版事業に着手し、次いで自宅を開放して点字図書館事業を開始したほか、「日本の視覚障害者の希望になりたい」と尽力し、ヘレン・ケラーを日本に招いたり、各種の愛盲事業を展開し現在に至っております。
盲導犬訓練所が、プロジェクトを立ち上げます!
盲導犬訓練所は、社会福祉法人日本ライトハウス 盲導犬育成部門として、1970年のスタート以来50年に渡り、これまでに750頭以上の盲導犬を輩出してきました。
これからも視覚障害の方が日常生活でどんなことに困っているのか?どんな支援ができるのか?をよく理解し、盲導犬を必要としているユーザーへ盲導犬と一緒に暮らしていただけるように前進していきます。
また盲導犬事業は、社会とボランティア様に支えられており、講演や募金活動、グッズ販売でたくさんの方にご支援いただいております。
当訓練所と致しまして、現在は毎年約20頭の盲導犬の育成を目指して活動しています。
そして訓練だけでなく、50年の歴史を引き継ぐ血統があり、繁殖からパピーウォーキング、盲導犬貸与してからのフォローアップまで幅広く活動してきました。
盲導犬がユーザーさんの元へいくまで、どのようなサポートのバトンをつないでいるのかご紹介いたします。
生まれたとき
盲導犬の育成。それは盲導犬にとって必要な性格や適応力、なおかつ健康な親犬(繁殖犬)を選ぶことから始まります。
選ばれた両親から生まれた子犬達は、繁殖犬ボランティアさんのお宅で生後2ヶ月まで母犬と兄弟と一緒に過ごします。繁殖犬ボランティアさんは母犬と子犬の体調管理だけでなく「人間は安心できる存在」ということを認識させるため、声をかけたり触れ合ったりして関わっていきます。
2カ月になると、子犬育成ボランティア(パピーウォーカー)のお家に預けられます。パピーさんにはたっぷり愛情を注いでもらいながら、基本的なしつけや盲導犬になった時のために様々な場所に連れて行っていただきます。色々な場所や音に慣れさせることで、初めての場所でも安心して歩くことができます。そして1歳になると訓練所戻り、訓練に入ります。
訓練
訓練所に戻ると、まずは候補犬としての適性評価が行われます。楽しく歩けるか、さまざまな環境でも落ち着けるか、大きな音に過剰に反応しないか、他の犬や猫、鳥などに出会っても適切な行動が取れるかなどの性格的な部分を約1週間かけて観察します。また同時に健康体であるかどうかの健康診断も行います。
適性と判断された候補犬は、訓練士と仲良く遊ぶことから始めます。そして、基礎的な訓練Sit(おすわり), Down(ふせ), Come(来い) などを通して、コマンドを言われることが楽しいことだと学んでいきます。
その後、ハーネスを付け、道を道なりに真っすぐ歩くこと、交差点や段差で停止すること、障害物を回避することなど、実際に街に出て視覚障害者を安全に誘導するための訓練を行います。
それらの訓練は、犬の学習に合わせて静かな住宅地から徐々に繁華な地域へと場所を変えて行い、エスカレータや公共交通機関の利用など様々な環境で、盲導犬としての適切な行動がとれるように約6か月~12か月間にわたり続けられます。
キャリアチェンジ
訓練中に盲導犬には向いていないと判断される犬たちがいます。すべての犬が盲導犬になるわけではなく、全体の約30%しか盲導犬にはならないのです。
盲導犬にならなかった犬たちは『キャリアチェンジ犬』と呼び名を変え、新たな家族(キャリアチェンジ犬ボランティア)と一緒に家庭犬としての道に進んでいきます。
またそれ以外には、別の社会奉仕(介助犬、麻薬探知犬)に携わる犬たちもいます。 ここで誤解しないでいただきたいのは、「キャリアチェンジ犬=犬としてダメではない」ということです。この評価はあくまで盲導犬に限定した判断ですので、犬たちの可能性を否定するものではありません。犬たちにもそれぞれ個性があります。
共同訓練
訓練が終了するといよいよ盲導犬希望者と候補犬との共同訓練がはじまります。初めて盲導犬を持つ方は訓練所に宿泊し、候補犬との共同生活を4週間おくします(2頭目以降は2週~3週間)。この期間に盲導犬と一緒に歩くための技術や知識を習得します。
また犬の排泄や食事、グルーミングや基本的な健康管理も学んでいきます。そして何より共同訓練はお互いの信頼関係を築くための大切な時間となります。 多くの方は「犬が好き」であっても、室内で犬と一緒に生活した経験を持っていません。盲導犬というと「歩く」というイメージが強いですが、「犬と一緒に生活し、犬を理解する」ことは非常に重要なことなのです。
共同訓練が終了した後に、盲導犬利用者が住んでいる地域で、現地訓練(フォローアップ)を行います。その地域では、盲導犬利用者が歩くルート(通勤、スーパーマーケット、銀行、病院など)や電車、バスの交通機関の利用などを練習します。
新しく誕生したペアは人間も犬も「初心者マーク」です。失敗もしますし、知らずに周囲に迷惑をかけてしまうことがあるかもしれません。盲導犬は持ったその日から自動的に動く機械ではありませんし、何でも理解し、どんなことでも耐えるスーパードッグでもありません。お互いが一緒に生活し、歩くことによって問題を解決し、理解を深め、少しずつお互いの信頼関係が築かれていきます。また盲導犬利用者が暮らす地域で出会う皆さんの理解とご協力が何より必要となります。
引退した後
盲導犬としての責任を果たした犬は、『引退犬』として引退犬ボランティア宅に引き取られ、ゆっくりと余生を過ごします。 ラブラドールやゴールデンといった犬種の寿命は14歳前後です。犬の健康状態を確認しながら盲導犬が10歳~11歳の間に引退するよう利用者と話し合い、引退時期を決定します。犬も年齢を重ねると足腰が弱くなり、疲れやすくなりますので、比較的犬が元気な状態で引退犬ボランティア宅へ引き取られることが望ましいと考えています。
父犬や母犬・子犬から盲導犬になるまでにかかる費用は、一頭あたり約800万円。またその中でも医療費の占める割合が比較的高くなっています。
直接盲導犬に関わる費用(事業費)割合
どの子も健康で生まれて来て健康で育ってほしいのですが、どうしても先天的に異常があり、手術や投薬が必要な子もいます。その子たちを守るためにも費用が必要となります。
たとえば、股関節形成不全で痛みが出る場合、人工関節の手術をする為、片足だけで約70万円程度の費用がかかることもあります。また、健康な犬達でもワクチン接種や蚤・ダニの予防薬やフィラリア薬など定期的にかかる費用もあります。
また、新型コロナウイルスの影響は盲導犬育成にも出ています。事業の面では共同訓練の日程変更、フォローアップ地域の制限、ボランティア活動の縮小などもありました。
特に、大きな収入源の一つであるイベントは3月からほとんど中止になってしまっています。イベントは盲導犬について知って頂く機会だけではなく、チャリティグッズの販売や募金活動を行い、皆様からのご支援を頂く機会でもありました。例年に比べて、チャリティグッズも募金活動も約8割落ち込んでしまっています。
こういった状況ではありますが、活動を止めるわけにはいきません。みなさまからのご寄付は以下のために大切に使わせていただきます。
皆さまからのご寄付の使い途:
繁殖犬/パピー(子犬)/訓練犬に必要な去勢・避妊手術費用、手術消耗品、股関節手術等の手術費用、8種ワクチン、狂犬病ワクチン、内服、フィラリア/ノミダニ駆虫薬頭の医療費に使用いたします。
私は視野狭窄と夜盲によるロービジョンで、ここ数年は歩道の信号機が見にくくなったり、歩行中に人や物にぶつかったりすることが多く、白杖を持っていましたがアクシデントは絶えませんでした。夜間は全く見えず、通勤以外は一人で出歩くことは殆どありませんでした。気づくと、家族の介助に頼るようになっていました。
そんな生活を変えてくれたのが、私の可愛いパートナーです。何といっても歩くのが楽になったことが最大の変化です。白杖の時は、自分で行く道を探りながら、人や物にぶつからないよう気を張って歩いていましたが、盲導犬と歩いていると人や障害物を避けてくれるので、歩行のストレスが格段に減りました。車や歩行者も盲導犬に気づくと道を譲ってくれます。日が暮れても歩くことができるようになったので、私にとってはまさに奇跡的な体験です。
盲導犬育成に携わる多くの皆さんの働きには、本当に感謝しております。
もっと多くの視覚障碍者に盲導犬の良さを体験いただきたいと感じています。
「盲導犬が、社会で支えられていることを知った」、そう思っていただけるような機会にしたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。
一頭でも多くの盲導犬をユーザーさんにお渡しするために。
生まれて来てくれた全ての犬たちと飼い主様が、幸せに暮らせるように。
“盲導犬を社会で支える”
このプロジェクトを通して、おひとりでも多くの方にご参加いただけると嬉しいです。
現状より1頭でも多くの盲導犬を育成し、1組でも多くユーザーとのパートナー関係を成立させていくために努めていきます。
社会福祉法人日本ライトハウスへの寄付金は、申告によって、所得税、法人税、相続税、一部の自治体の個人住民税について税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<領収書の発行について>
寄付をされた方には、寄付金受領後、当社団より「寄付証明書」を発行いたします。
領収書名義:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」の氏名を宛名として作成します。
領収書発送先:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」のご住所にお送りします。
寄付の受領日(領収日):2020年12月10日付(READYFORから当団体への入金日)となります。
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プロフィール
日本ライトハウス盲導犬訓練所は、大阪府千早赤阪村に拠点を置き、年間20頭の盲導犬育成を目指して活動しています!1970年に盲導犬事業をスタートし、これまでに800頭以上の盲導犬を視覚障害者のパートナーとして提供してきました。 日々、かわいい犬たちに囲まれながら訓練に励んでいます。 またオリジナルのチャリティグッズも販売していますので、ぜひ当訓練所のHPをご覧ください!
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ギフト
3,000円
【お気持ちコース】3千円
■お礼状
■寄付証明書
■1頭分の狂犬病ワクチンの注射料金ができます。
- 申込数
- 173
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
10,000円
【社会で支える盲導犬!を応援】1万円
■お礼状
■寄付証明
■盲導犬育成レポート
みなさまからのご寄付による活動をお写真と一緒にまとめてご報告いたします(PDF)
■ポストカード&ステッカー(各1枚)
■1頭分のワクチンの費用の目安です。
- 申込数
- 180
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
3,000円
【お気持ちコース】3千円
■お礼状
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- 173
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- 2020年12月
10,000円
【社会で支える盲導犬!を応援】1万円
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■盲導犬育成レポート
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■1頭分のワクチンの費用の目安です。
- 申込数
- 180
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年12月
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日本ライトハウス盲導犬訓練所は、大阪府千早赤阪村に拠点を置き、年間20頭の盲導犬育成を目指して活動しています!1970年に盲導犬事業をスタートし、これまでに800頭以上の盲導犬を視覚障害者のパートナーとして提供してきました。 日々、かわいい犬たちに囲まれながら訓練に励んでいます。 またオリジナルのチャリティグッズも販売していますので、ぜひ当訓練所のHPをご覧ください!