プロジェクト終了および「Koto Square」誕生ご報告
皆様、こんにちは。京都府立医科大学附属図書館でございます。
2025年1月20日にスタートした当プロジェクトは、約三ヶ月にわたり、みなさまのあたたかい応援をいただきながら、目標額を遙かに超える14,411,320円というご支援を賜りました。
一人ひとりのお気持ちが集まり、このような大きな力となったこと、プロジェクトメンバー一同、心より感謝申し上げます。
当初、このプロジェクトを立ち上げた時は、目標達成できるかどうか不安でしたが、多くの方々の医療人材育成への熱い思いと、京都府立医科大学への信頼に支えられ、このような素晴らしい結果となりました。一人ひとりのご支援が、私たちの原動力でした。
皆様の思いが形になりました -「Koto Square」誕生-

今年4月10日、ついにラーニングコモンズ「Koto Square」がオープンいたしました!
京都産の木材を活かした温かみのある空間には、日々学生たちの生き生きとした声が響き渡っています。毎日、医学書を広げて真剣に学ぶ姿や、グループで活発に議論する声が絶えず、この空間に命が吹き込まれたことを実感しています。
プロジェクト実現までの道のり
「学生たちが主体的に学べる場所にしたい」「地域の方々にも開かれた場所にしたい」
様々な思いを形にするため、令和5年度から広小路キャンパス活性化プロジェクトをスタート。
令和6年10月に医学雑誌を電動書架へ移転する作業を行い、スペースを確保しました。
最初の構想から実現まで、幾度となく立ちはだかった壁。予算の問題、スペースの制約。設計の細部に至るまで、チーム一同、議論を重ねました。時に意見が分かれ、時に立ち止まることもありました。
「医療の未来を担う学生たちに最高の学びの場を」という想いと、支援者の皆様からいただく励ましのメッセージが私たちの原動力となり、プロジェクトを前進させることができました。
【達成状況】
皆様のご支援がこのように活かされています
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① ラーニングコモンズの完成とオープン
「Koto Square」 WEBサイト
https://www.kpu-m.ac.jp/k/library/riyou/kotosquare.html

皆様からいただいた14,411,320円は、学内予算と合わせて総額約3,000万円の事業費となり、以下のような設備の充実に活用させていただきました。
・自由にレイアウト可能な可動式テーブルと椅子
・ポスター発表用の移動式ホワイトボード
・京都産木材を使用した温かみのある内装
・快適な学習環境を支える照明・空調設備
・最新のスクリーンやプロジェクター、音響機器
・書き込みながらミーティングできるモニター
・集中してオンライン対話が可能な半個室ブース
学生からは周りを気にせず「自分たちの意見が自由に言い合える場所ができた」「他学年との交流が増えた」といった喜びの声が届き、学生たちの生き生きとした声が毎日響いています。
京都産の木材を使った温かみのある空間で、未来の医療を支える知性と感性が育まれています。
これこそが、皆様のご支援が実を結んだ証です。
この空間の名称「Koto Square」(コトスクエア)には、「古都」「言」「事」「琴」という意味が込められています。知識と心が響き合うこの場所で、医療の未来を担う学生たちが成長し、地域とのつながりを育む新たな拠点として、これからも発展していくことを約束いたします。

② リターンについて
全てのご支援者様へのリターンの送付は、今後、8月末までに実施いたします。
現在、リターンさせていただく品物や体験会などの準備を進めております。
一つひとつに感謝の気持ちを込めて丁寧に準備しておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。
③ 附属図書館のさらなる発展に向けて
いただいたご支援はラーニングコモンズ等の整備にすべて支出する形となりましたが、「Koto Square」の誕生はゴールではなく、新たな始まりです。
今後も図書館の利用者の声に耳を傾け、定期的なイベントの開催、蔵書の充実、設備の拡充など、さらに魅力的な空間へと発展させてまいります。
この素晴らしい図書館をさらに充実させていくためには、引き続き皆様のお力添えが必要です。
皆様に継続的なサポートをいただければ、私たちはより多くの医療人材育成と地域交流の場を提供することを約束いたします。
継続的なご支援のお願い
皆様に、以下の方法で引き続きご支援いただければ幸いです。
1.寄附金によるご支援:
https://www.kpu-m.ac.jp/k/library/sougouannai/kifu1803/kifu.html
2.SNSでの応援:
当プロジェクトの活動をSNSでシェアいただくことも大きな支援となります。
活動の様子は、不定期ながら附属図書館のホームページなどで情報発信させていただきますので、ぜひご覧ください。
情報発信のご案内
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・附属図書館ウェブサイト
毎年読書週間をはじめ、様々な取り組みを行っております。
https://www.kpu-m.ac.jp/k/library/
・「京都広小路通信」
広小路キャンパス活性化プロジェクトの専用ホームページ
著名人等のインタビューや講演会情報も発信しています。
https://hirokojipj.kpu-m.ac.jp/
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心からの感謝を込めて
この度は、京都府立医科大学広小路キャンパス活性化プロジェクトへあたたかいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございました。皆様のご厚意により、150年の歴史を新たな形で未来へつなぐ拠点が実現しました。
どうか今後とも、このプロジェクトをお見守りいただき、お近くにお越しの際には「Koto Square」にもお立ち寄りいただければ幸いです。図書館員一同、心よりお待ちしております。
令和7年5月2日
京都府立医科大学附属図書館一同
























