プロジェクト終了のご報告
盲導犬の医療費支援へのプロジェクトが終了しました。
この度は盲導犬たちの医療費へのご支援いただき、誠にありがとうございました。
皆さまのご支援、ご協力があり、目標を達成することができました。
コロナ禍が始まり一部活動の中止や縮小が続き、もどかしさを感る日々でした。
開始前は、初めての取り組みという事もあって不安がありました。しかし、実際にスタートすると共感や支援を下さる方が日に日に増す様子に感動いたしました。そして、以前と同じ活動をしていては出会えない遠方の方々や、当協会を初めて認知される方々と本プロジェクトを通して繋がることができ、予想をはるかに上回る大勢の方からご支援を賜ることができました。
重ねて、ご支援をくださいました皆様へ心より感謝申し上げます。
ご支援くださいました皆様へお礼のメールと領収証を、それらと併せてアイコン画像やチャリティグッズをリターンとしてお送りいたしました。
おさんぽ体験コースにご支援を下さった方には、当協会にてPR犬とのおさんぽや訓練体験をしていただきました!どのようにすれば感謝をより伝えられるのか職員一同で考え、体験会を1組ずつ実施いたしました。
▼お散歩体験の様子
▼訓練体験の様子
【ご支援によってできたこと・結果報告】
2021年度は3頭の盲導犬を貸与することができました。
当協会に所属する盲導犬たちの医療費(健康診断含む)を盲導犬使用者へ助成しました。
将来、盲導犬になる訓練犬も2頭の母犬から11頭誕生、他協会様より1頭を譲渡していただき、約2か月~12か月齢まで育てていただくパピーウォーカー様へお預けしました。12か月齢を過ぎた訓練犬たち12頭が盲導犬としての評価や訓練を受けるため、当協会へ戻り、尿検査や股関節のレントゲン、去勢・避妊手術を受けることができました。
皆さまからご支援賜りました支援金5,445,000円は下記の通り盲導犬たちの医療費として使用させていただきました。集まった支援金は当初、2022年3月までの医療費に充てさせていただきました。下記の表をご確認くださいませ。
【協会の活動について】
皆さまからいただいた応援は職員の士気向上にもつながりました!
盲導犬と共に1人でも多くの視覚障がい者の皆様が社会に参加していけるよう、盲導犬の育成・訓練・無償貸与に継続して取り組んでおります。職員はマスクや消毒の徹底、犬たちも外から戻った際には全身を拭くなど、感染対策へ最新の注意を払って事業に取り組みました。
▼街頭での訓練の様子
活動を終えた盲導犬、盲導犬のお父さん犬・お母さん犬たちに感謝の気持ちを込めた引退式も実施いたしました。日頃より応援をいただいている支援者様と共に、それぞれの犬たちの活動をまとめた動画を視聴したり、手作りの感謝状で犬たちへ感謝を伝えたり・・・職員と支援者様全員が心温まる式でした。当日の様子は当協会のホームページでも詳しくお知らせしておりますので、是非ご覧ください。
▼引退式の様子
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コロナ禍につき、まだまだ以前のように活動ができているわけではありませんが、皆様のご支援・応援にお応えできるよう、職員一同一所懸命尽力いたします。
今後も、引き続き盲導犬育成・無償貸与事業に邁進してまいります。
何卒、今後とも兵庫盲導犬協会をよろしくお願い申し上げます。