プロジェクト概要

 

■重度・最重度障がいとは

重度の方は、A2の療育手帳保持者、最重度の方は、A1の手帳保持者のことを指します。

 

重度の障がい者は働けなくて当たり前、働かなくても良いという風潮にあります。橋本市では1ヶ月働いて300円位の工賃をもらっている方も珍しくありません。仕事はせずに安全確保をしているだけという方もいらっしゃいます。

 

それでも、親は自宅から通っていける所があることはありがたいと思っています。また、年々重度の障がい者の受け入れをしてくれる事業所が少なくなってきました。それ故に親は中々事業所に対し要望しがたいという現状があります。

 

 

重度や最重度の障がいをもつ方が働けるうどんカフェをつくりたい!

 

ページをご覧いただきありがとうございます。NPO法人いぶき福祉会です。私たちは、和歌山橋本市で「障がい者の経済的自立」を目的に設立し、障がいをもつ方も地域の中で、当たり前に暮らすためのサポートをしています。

 

また、重度障がい者の生活介護事業所「ライフサポート みのり」は、知的障がいがある19~61歳の19人が利用しており、地域交流と職業体験をかねて道の駅の清掃や弁当をつくって販売しています。

 

中度、重度の方はお弁当の盛り付け作業、蓋閉めや箸セットなど、できる仕事を探して作業をしています。最重度の方は支援者と共に配達や、下ごしらえの玉ネギむき、配達車のお掃除など頑張っています。

 

中軽度の障がい者が「就労継続A」または「就労継続B」、「就労移行」事業で店舗で働いているということは全国的に珍しくありませんが、重度・最重度の障がい者がカフェで働くことはなかなかありません。

 

うどんカフェのオープンに向けて、車椅子のIくんは、電動車いすで食事を運びたいと、電動車いすの練習をし、ダウン症のRさんは店長として活躍できるように挨拶の練習やオーダーをとる練習をしています。それぞれが「仕事」に憧れをもって頑張っています。

 

そこで、「地域と障がい者をつなぐ」ための「うどんカフェ」を5月20日までにオープンさせたいと思っています。しかし、その改装費用で50万円が不足しております。

 

一人でも多くの方に重度の障がい者を知っていただける場所をつくるためにも、どうかご支援・応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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うどんカフェオープンのきっかけとなった「うどんや〇(まる)」

 

このカフェを本格オープンしたいと思ったきっかけは、九度山町入郷の「道の駅柿の郷くどやま」様のご厚意で、2018年に地域交流をかねた就労体験させていただいたことにあります。

 

道の駅の体験・研修施設に、「うどんや〇」をオープンさせていただいたき、重度障がい者の生活介護事業所「ライフサポート みのり」(橋本市岸上)の利用者が働かせていただきました。

 

このうどんや〇では、毎週土曜午前10時~午後2時で営業する中で、例えば、うどんを運べる人は自分で運び、持てない人はワゴンを使い、話をすることができない人は笑顔でお客様を迎える受付をし、車椅子の人はお金の勘定をする食券販売をしていました。うどんや〇ではできることは何かを見つける支援をしていました。

 

彼らは本当に活き活きと笑顔で働いており、私たちも重度の障がいがあってもできることがたくさんあることを知りました。

 

道の駅での営業は、お借りして不定期でのオープンだったため、「次はいつあるの?何度も来たけど閉まってたよ。」というお客様の声をいただきました。

 

しかし、机や食器、ウォーターサーバーやスプーン箸、全てを事業所から運び、店舗の設営にとてつもなく労力がかかり、支援者の体力に限界が見え始めたため、常設でいつでも顔を見に来てもらえる自分たちの店舗が必要と思い、今回のうどんカフェオープンを考えるようになりました。

 

うどんや〇が好評であったことも嬉しかったですが、何より、来てくださる方の優しさに感動しました。脳性麻痺のNくんと握手し「あなたの顔を見れるだけで、私は明日も生きていこうという気になれる。」という80歳くらいの女性の言葉が特に私たちを突き動かしました。

 

これもきっかけとなり、「常設の店舗でいつでも社会と繋がっていたい」そして、互いに必要とされる存在となりたい。そんな店舗をつくりたいとNPO法人として動き出すことにしました。

 

 

 

障がい者理解を深め、地域の心の拠り所になるような場所へ

 

今回のプロジェクトでは、重度・最重度の障がい者が働くことができるカフェオープン準備を行います。そのため、皆様からのご支援金は不足している、空き店舗を借り、改装を行う部分に充てさせていただきたいと思っています。

 

うどんカフェには、かつて文字が読めなかったが、ひらがなを覚えてお話ができるようになった方、かつて車椅子でしか生活ができなかったが、今では歩けるようになった方がスタッフとして参加する予定です。

 

サポートする側も本人もしんどいと思うこともありますが、できる!と彼らの可能性を信じて、利用者にとって何がプラスになるのか試行錯誤し、乗り越えてきた方々がスタッフとして店舗に立ちます。

 

健常者スタッフの手伝いではなく、障がい者が店長やスタッフとして働き、メニューを考えたり、調理から提供まで自分たちで行えるものに絞ります。

 

うどんカフェでは、九度山町で戦後繁盛していた「岡徳商店」から伝承されたうどん出汁をレシピとして使用します。昆布からとった出汁は「うどんや〇」でも大評判でした。また、調理工程が単純なので重度障がい者にも作ることができるからです。

 

その他メニューとして、カレー、ハンバーグ定食の提供を企画しています。

 

もちろん、障がい者がメインとなって営業を行いますが、障がい者が接客できるように見守り支援として2名、厨房のサポートとして1名、職員が付きサポートを行い、

「障がい福祉サービス」のうちの生活介護の位置づけでのカフェとなり、事業所としての「指定」も受ける予定です。

 

重度障がい者の彼らが地域の中で働くことにより、障がい者理解を深め、地域で暮らす障がい者の励みになり、何より、地域の心の拠り所となれるよう努めていきたいと思っております。

 

◆店舗情報
運営主体:特定非営利活動法人いぶき福祉会

住所:和歌山県橋本市高野口町名古曽681-1

オープン予定日:2019年5月20日

営業時間:10:00~15:00

電話番号:080-2482-0526

 

 

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うどんカフェ予定地

 

 

一人でも多くの方に重度の障がい者を知っていただける場所をつくっていきます。

 

このうどんカフェをオープンすることで、事業所の一つとして、少しでも多くの賃金を支払う仕組みをつくり、他事業所や圏域全体の障がい者の工賃アップへと繋がれば良いなと考えています。また、安価な食事を提供することにより地域の高齢者の居場所づくりにも役立てればと思っています。

 

また、もしこのうどんカフェが軌道にのりそうであれば、で毎日型のこども食堂の展開も視野に入れています。コミュニティーを主とする共生型のこども食堂ではなく、孤食支援のこども食堂を行いたいと思います。

 

そして、一人暮らしの高齢者宅への配食、高齢者の居場所づくりの提供など高齢者支援にも結び付いて行けるようにします。このプロジェクトは地域での福祉拠点としての位置づけを担い、地域全体がやさしく笑顔になれるまちづくりをしていくことが可能だと思います。

 

このことから、地域全体がつながりを持ち、心の拠り所となる拠点づくりが期待でき、老若男女を問わず笑顔になれ、またこのことによりより深い障がい者理解へ繋げたいと思っています。

 

重度の障がい者と共に過ごして5年、多くの事業所で難しいとされている、生活介護で働く重度の障がい者に最低賃金を工賃として支払うことや、人としての人生を楽しむということもかね備えた店舗運営に挑戦していくことで、一人でも多くの方に重度の障がい者と触れ合い、知っていただけるように活動していきます。

 

 

 

資金使途について

 

皆様にご支援いただきました資金については、下記の一部に充てさせていただきます。差分については、自己資金を検討しております。

 

改修費 1,000,000円

Readyfor手数料(税込) 162,000円


必要金額合計: 1,162,000 円

 

 

プロジェクトメンバー紹介

 

 

■谷口智栄

障がい者と共に歩んで25年。自らが貧困の中での子育て経験を持つ。そのため、地域の方々への恩返しをしたいと考えている。障がい者就労に関しての大きな転換は6年前、谷口明弘教授と共にロサンゼルスへの研修に行かせてもらったこと。重度障がい者の「しんどさ」と「楽しさ」を知り、その後はずっと重度障がい者とともに歩む。

 

 

■西山千彌子

天性の判断能力と包容力で人生を謳歌していたが、ひょんなことがきっかけでNPO法人いぶき福祉会を立ち上げる事となる。なぜか障がい者には信頼が厚く、独特の福祉感をもつ。谷口が理想を追い求めすぎ、暴走しないようにしっかりと見守っている。

 


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