【ご報告】第2回いのち支える映画祭を無事開催いたしました!
第2回「いのち支える映画祭」にご支援いただいた皆さま
皆さまにご支援いただきました第2回「いのち支える映画祭」ですが、予定通り3月11日に、無事開催することができました。1年以上かけて準備して参りましたが、皆さまのご支援がなければ開催することはできませんでした。これまで数々のご支援、ご協力をいただきましたことに対して、この場をお借りしまして、あらためて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
映画祭当日は、昨年を上回る約130名の方にご来場いただくことができました。『十字架』上映後のトークセッションでは、五十嵐監督、福祉ジャーナリストの町永俊雄さんにご登壇いただき、ライフリンクの清水代表と3名で、それぞれの"背負い”とは何か、何かを"背負い”ながら生きていくということはどういうことかについて語っていただきました。また『人生、ここにあり!』上映後は、本映画祭のテーマでもある"社会的包摂と排除”について、会場からのご意見やご感想も交えながら話し合いました。
ご来場いただいた方々にご記入いただいたアンケートには、多くの方より「とてもよかった」というご感想をいただき、「今日、ここに来れて本当によかった」「今日参加して自分の中で何かが変わった」「偶然参加したが、家族を亡くし、友人を失い、ここにくるべくしてきたかと思い感謝している」といったメッセージもお寄せいただきました。かけがえのない時間を共に過ごさせていただき、私たち自身にとっても今回の映画祭はとても思い出深いものとなりました。
なお、皆さまからご支援いただいた開催資金は、全額、映画祭開催準備、当日の運営のために使用させていただきました。(具体的には、会場使用料に17万円、2本の映画上映料と2名の登壇者謝金にあわせて20万円、その他チラシ発送代等に1万6千円等です。)
また、皆さまへのお礼(リターン)につきましては、来月(4月)中に順次発送させていただく予定です。お待たせしてしまい申し訳ありませんが、いましばらくお待ちいただきますよう、どうかよろしくお願いいたします。
日本における2016年の自殺者数は、速報値で21,764人となり、毎日約60人の方が自殺で亡くなっている計算になります。ライフリンクにとって、社会への啓発活動は、これらの自殺対策の実践が根付きやすくなるための土壌作りのために重要な取り組みであると考えています。この「いのち支える映画祭」が、ひとりでも多くの方に、自殺対策を理解していただくキッカケとなったならばうれしい限りです。
今後も「誰も置き去りにされることのない社会の実現」を目指して、スタッフ一同尽力して参ります。この度は本当に、どうもありがとうございました。
第2回「いのち支える映画祭」実行委員一同