保護猫カフェのサポートに繋がる“わんにゃん神社”をつくりたい

 

 

先日、朝日新聞で「有害害獣対策」として捕食する生き物として

野猫が、アメリカザリガニと一緒に紹介されていました。

 

「野生化した猫が餌付けするとどんどんと子猫を産む」

 

「餌付けを辞めなければ繁殖は止まらない」

 

などと書いてありました。全く無知で誤った記事にとても憤慨しました。

 

 

 

朝日新聞といえば「Shippo」で動物愛護の記事を連載していますが、

一方で、このような大変な誤解を一般市民に伝える記事を書いています。

これは一体どうゆうことなのでしょうか？

 

野猫？野良猫？地域猫？この線引きは人間の勝手な定義で

行われています。野猫といえば山に生息する印象を与えますが、

これは全くの印象操作であって、野猫であっても、山に食べ物が

無くなれば、人里に降りてきてゴミを探したり、食べ物を探したりします。

 

そこで不妊去勢して地域で見守れば、地域猫となるのです。

野猫は害獣駆除対象、地域猫は傷つけたら動物愛護違反など

同じ法律の上に存在すること自体が不自然であり矛盾しています。

 

野猫だろうと、野良猫だろうと、不妊去勢を行えば、

一代で終生を全うし、繁殖を減らすことが可能です。

 

この記事のような

「餌を与えるな」「近づくな」「排除しろ」というような

論調で発信すること自体が、不幸になる命を増やしているのだという

ことに、この記事も、この新聞も、全く気づいていないところが

非常に残念であります。

 

もっと動物の命の価値や、その修正を一般社会が理解できるよう

私たちも務めていかないと。と思いました。

 

この記事を教えてくださいました

人と猫共生会議の内田氏に心から感謝いたします。