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JWCサポーター20人大募集!多くの野生動物を救いたい

JWCサポーター20人大募集!多くの野生動物を救いたい

マンスリーサポーター

30

目標人数 20人

募集終了日
2022年12月25日

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2024年11月07日 11:26

父から子へ|受け継がれる変わらない意志

親から子へ.png

 

今回は、野生動物の話とは少しずれてしまうかもしれませんが、先代代表である父から娘である私、佐草優里が受け継いだ想いについて、少し過去の思い出と共にお話をさせていただければと思います……!

宜しければお付き合いください……!

 

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当団体を立ち上げた創設者である父 佐草一優は、有難いことに周りの方から「優しくて立派な人だよね」と言われることが多かったのですが、娘の私から見た父は子供っぽく、どこか甘いところがある、とても自由な人でした。

 

私は佐草家の長女として生まれましたが、7歳と9歳離れた兄がいる末っ子も末っ子で、父に怒られた記憶がないほどに父に甘やかされていました。

もちろん私だけではなく、父は家族が大好きで、どこかに出かけるとなると家族全員一緒に行きたがり、忙しい中でも時間を作って外食やカラオケ、テーマパークなど、みんなでよく行っていました。

今思えば、友達と遊びたい年頃の兄達がよく着いてきていたなと思います(笑)

 

そんな父ですが、父が存命の頃は病院も年中無休で、父自身もほとんど毎日病院へ顔を出すほどにはワーカーホリックな人でした。

診察が終わった後も野生動物たちの状態を診て、当時はラジオやテレビ番組への出演、本の執筆活動もしていたので、夜中に帰ってきてからも深夜過ぎまでPCと向き合って。

母が何度、「いい加減に休まないと!」と怒り、それに対して「でも……」と父が言い訳をして……というやり取りを見たか分かりません(笑)

 

それでも、「命を助けたい」と思った時、父はどうしても体が動いてしまう人でした。

動物たちと向き合う時の目はいつも真っすぐで、「大丈夫だぞ、頑張ろうな」と声を掛けていました。

 

講演用写真 144.jpg

インドネシアの保護区でオランウータンの診察を行う佐草一優

 

_DSC2130.JPG

保護していたホンドタヌキリリースの様子

 

 

今では褒められたことではないのですが、当時は動物病院の野生動物室で保護しきれない子に関しては、家で経過を見ることもありました。

その為、兄二人も幼い頃から、私は物心ついた頃から部屋の中をフクロウが飛び回り、タヌキが走り回りというのが日常でした。

 

キツネと佐草先生.jpg

保護されたホンドギツネと次兄優輝(幼少期)

 

H20年7月20日 子だぬき  051.jpg

ホンドタヌキの幼獣に餌をあげている優里(幼少期)

 

キジ⑥.JPG

キジのリリース

 

DSC_1497.JPG

動物用のケージを家族で製作している様子

 

当時は海外での活動にも積極的だったので、長兄は14歳の時にアフリカの保護区へ同行したこともありました。

 

長男 アフリカ.JPG

長兄優駿と保護されている孤児のアフリカゾウ

 

またある時は、長兄が高校生・次兄が中学生・私が小学生で父・母・長兄の友人2人とスタッフでオーストラリアの無人島でウミガメの調査を行ったこともあり、この話をすると周りからは羨ましがられるのですが、食べ物はオートミールと塩味の魚だけ、水も味を付けないと飲めない硬水、もちろんシャワーはなく、日中は暑くて夜は寒い無人島での数日間は本当に過酷なもので、当時の話は、兄弟三人の中でも「あれは本当にやばかった(笑)」と度々話題に上がります。

 

スクリーンショット (6).png

砂浜の遠くに見えるウミガメを見守る様子

 

そうやって、時には振り回しながら家族を支え、のづた動物病院を支え、野生動物の保護活動にも尽力していた佐草一優でしたが、病には勝てず、食道癌を患い、2013年9月4日に54歳で永眠しました。

 

チョウゲンボウ 院長と優里DSC01230.JPG

 

 

それから、ずっと遺された私達家族と病院、そしてJWCの活動を支えてきたのは、今も病院にいてくれているスタッフと叔父、そして母と兄たちでした。

 

当時、私は中学生で、ただただ絶望してうろたえることしかできませんでした。

しかし、今なら私にもできることがあります。

 

幼い頃から見てきた野生動物たち。

決してペットのように可愛がってはいけない存在だと昔から教えられ、一定の距離を保ちつつも、どれだけ傷付いていたとしても自分の命を最後まで諦めない彼らの姿に「自分もできることをしたい」「目の前の命を繋ぎたい」という想いがずっと根底にありました。

 

父や母の手伝いをしていた時から厳しい現実も知り、その後、知識やプロセスも身に着け、今では私自身の夢にもなった『すべての命に優しい未来』を作る為に必要な土台を地道に積み上げています。

 

ポン 留置.jpg

優里とのづた動物病院 現院長の次兄優輝

 

時々、今父がいたら私の意見や考えにどんなことを返してきてくれるのだろうと思うこともありますが、きっとやることも、考え方も、行きつく先も、続けてさえいれば交わるはずと信じています。

 

 

今回のクラウドファンディングでは、ICUの導入を目指しております。

大変有難いことに現在達成率は60%。

毎日温かいご支援を寄せていただいております。

『目の前の命を諦めない為に』『すべての命に優しい未来を築く為に』、最後まで諦めずに行きたいと思いますので、どうぞ皆様、引き続きのご支援、そして拡散のご助力をお願い致します。

 

子ギツネの身体検査をする様子.JPG

 

 

《クラファン挑戦中》

【資金使途】ケージ型酸素室ICUの購入と設置に伴う電気工事費用 

【募集期間】10月15日(火)~12月13日(金) 23:00

【目標金額】300万円 

【ご支援はこちらから】

 

※目標額到達とならなければ全額ご返金となります 

 

〈応援は #JWCクラファン で!〉

 

 

※JWCは皆様のご寄付・ご支援により活動を行なっております。
一羽でも、一頭でも多くの命を救えるよう、ご協力いただけますと幸いです。

コース

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毎月1回発行。保護動物の情報やJWCの活動の様子をご報告します。その他、各種イベントのチラシなどもお送りします。

【保護動物の画像】
さとやま保護センターへ保護されてくる動物たちの画像を、毎月2枚メールでお送りします。

【JWC LINEオープンチャットご招待】
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ブログの更新やイベントのお知らせ、野生動物の保護情報など、いち早く情報をお届けします。
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