支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 139人
- 募集終了日
- 2020年12月18日
新渡戸記念館再生へ|稲造の遺した武士道の精神、日本の心を未来へ
#地域文化
- 現在
- 6,440,000円
- 支援者
- 200人
- 残り
- 37日
【COME SACK】お米のバッグで、東北の「お米農業」をまもろう
#環境保護
- 現在
- 929,200円
- 支援者
- 58人
- 残り
- 6日
明日を担う伝承者の養成を共に支える│国立劇場養成所サポーター募集
#伝統文化
- 総計
- 115人
北海道で一番小さな村を盛り上げたい!マンスリーサポーター募集!
#地域文化
- 総計
- 33人
宿の聖地・小田原で作家応援ゲストハウスを始めたい!
#地域文化
- 現在
- 820,000円
- 支援者
- 40人
- 残り
- 25日
愛知の登録文化財の魅力を伝える「あいちのたてもの」を制作したい
#地域文化
- 現在
- 773,000円
- 支援者
- 78人
- 残り
- 34日
『d design travel』を続けたいvol.35 島根号
#地域文化
- 現在
- 714,500円
- 支援者
- 43人
- 残り
- 44日
プロジェクト本文
終了報告を読む
ネクストゴール達成の御礼と最終ゴールへの挑戦
ご支援をくださいました皆様に心より感謝申し上げます。
皆様からの支援がどの程度いただけるのか、また、初めてのクラウドファンディングへの挑戦で不安もありましたが、皆様からの温かいご支援によりましてネクストゴールも達成することができました。
今回の改修費用の見積りは約700万円であり、不足する部分は市などに支援をしていただけることとなっております。また、工事内容は屋根改修工事の他、外観の補修工事、畳の入れ替えなど最低限の修繕となっております。
当初の修繕等の箇所には、訪れた方々とお茶を飲みながら「井上文学」また「しろばんば」のお話ができる談話室、それに関わります厨房の整備工事が盛り込まれておりましたが、予算の面で今回は断念となりました。
この度、皆様からの多大なご支援により、談話室等整備工事の追加できる可能性が出てまいりました。井上文学のシンボルである『上の家』を守ることと同時に、訪れる方々へのおもてなしの場所として、また地元の高齢者の居場所などとしても活用していきたいと考えております。
つきましては、そのための整備費用を追加したく、最終ネクストゴール500万円を目指すことといたしました。今後ともご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
2020年12月2日追記
伊豆市観光協会天城支部
ページをご覧いただき、ありがとうございます。伊豆市観光協会天城支部です。私たちは、多くの方々にこの地の魅力を知っていただけるように、情報発信、イベントの開催、また訪れた皆さんに気持ち良く散策を楽しんでいただけるよう環境整備に励んでおります。
作家である井上靖氏は幼少時代を天城湯ヶ島で過ごしました。その時代を自伝的小説「しろばんば」で描いております。その小説に、井上氏の母の実家である「上の家」という建物がでてきます。この「上の家」は、現存しており、井上文学ファンのみならず多くの方々が見学に訪れています。
しかし、「上の家」は明治時代に建築された建物であることから築150年余りが経過しているため、老朽化が著しい状態であり、修繕が喫緊の課題となっています。
そのようなことから、井上文学と併せて「上の家」を後世に引き継ぐことが我々の責務と考え、個人所有であるこの建物を借り受け、官民一体で修繕することになりました。
地元団体の代表として観光協会がまとめ役となり、このプロジェクトを立ち上げました。
ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。
井上靖先生は1907年(明治40年)5月6日、北海道上川郡旭川町(現・旭川市)にて軍医の父・井上隼雄と母・やゑの長男として生まれました。
代表作として、『氷壁』(1957年) 『天平の甍』(1957年) 『敦煌』(1959年) 『しろばんば』(1960年) 『蒼き狼』(1963年) 『風濤』(1963年) 『おろしや国酔夢譚』(1968年) 『孔子』(1989年)などがあります。
井上靖先生は、幼少時代を、両親の郷里である静岡県田方郡上狩野村湯ヶ島(現・伊豆市)で戸籍上の祖母・かのと暮らしました。その近くに母親の実家である「上の家」という屋号の家があります。井上靖先生は祖母かのに育てられましたが、近くである「上の家」に住む祖父母にも面倒を見てもらいました。
「上の家」は明治5年ごろに建てられており、約150年近くが経過しているので、各箇所の老朽化が進んでいます。
特に屋根は、一度は修繕されたとは思われますが、現在は波を打った状態で、屋根裏の骨材が朽ちています。耐震性はほぼ無く、今にも崩れてしまいそうな状態です。
西側の外壁は漆喰が剥がれ落ち土壁が露わとなっております。ここ1.2年でかなり剥がれ落ちています。
また、北側などにあるなまこ壁は色も薄くなって、かなり汚れが目立ち、2階の窓扉の取り付け箇所、畳もかなり傷んでいます。さらに、増築部分においても床の傷みが著しい状態です。
今回のプロジェクトでは、皆さんからご支援をいただいて老朽化した「上の家」の屋根、外壁などの外回りの他、トイレ、畳の入れ替えなどの修繕を行います。
▷資金使途
修繕費用:2,150,000円
備品購入費:400,000円
クラウドファンディングのご支援金は、修繕費の一部に活用させていただきます。2021年7月1日までに一次修繕を完了いたします。
今回のプロジェクトを通して、建物の内部の公開、また井上靖関係の資料展示を行い、訪れた方が、「しろばんば」の世界にタイムスリップしていただけるように工夫を凝らしたいと考えています。
本宅は昭和の森会館の伊豆近代文学博物館近くに移築されて、旧邸跡はいま公園となっています。しかし、この「上の家」は昔と変わらず同じ場所に建てられており、また、「しろばんば」に登場する人物の家(名前入りの看板あり)などもすぐ近くに現存していることから、「しろばんば」の中にタイムスリップできる環境です。
「しろばんば」の小説は井上文学の一つとして後世に残ると確信しますが、併せて「上の家」を「しろばんば」のシンボルとして守り続けていかなければならないと思っております。また、多くの文人墨客が執筆に訪れた天城の地の核として「天城文学の郷」を展開するに重要な建物と考えます。
地元としては、近くに井上先生の墓所があることから、年に一度「あすなろ忌」として墓参や井上文学の感想文発表コンクールを開催して大事に井上靖先生の功績を継承しています。
前述の通り、「上の家」は築150年近くが経過して老朽化が著しいことから、今、プロジェクトを立ち上げなければ「上の家」は消滅してしまうといっても過言ではありません。そのために、地元の井上文学ファンと力を併せて修理保存のプロジェクトを立ち上げました。
また、天城湯ヶ島は、川端康成、梶井基次郎など多くの文人墨客が訪れた地であり、今後「上の家」を拠点として「天城文学の郷」をさらに盛り上げるための一歩です。
ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。
宇田 治良
井上靖 ふるさと会 会長
今回のプロジェクトの発起人メンバーは、井上文学をこよなく愛する「井上靖 ふるさと会」、地元の観光協会、有志たちです。
老朽化した「上の家」を修理保全することで、上の家を中心とした「天城文学の郷」の魅力を高めたいと考えております。これからも皆様を「しろばんば」の世界にご案内できるよう努めたいと思いますので、プロジェクトへのご支援をよろしくお願いいたします。
堀江 昭二
伊豆市観光協会天城支部 支部長
湯ヶ島には川端康成、梶井基次郎などをはじめとする近代文学者が多く訪れ、そして何よりも幼少時代を湯ケ島で過ごされた井上靖らが、この地を舞台とした作品を残してくれました。ここに住む私たちの財産ともなっています。その貴重な財産に報いる一つとして、老朽化した上の家の修繕を行い、「しろばんば」の証として上の家を保存していきたいと考えております。
今後も皆様を「しろばんば」の世界にお招きできるよう努めてまいりますので、クラウドファンディングへのご支援をよろしくお願いいたします。
菊地 豊
伊豆市長
湯ヶ島で幼少期を過ごした井上靖がノーベル文学賞候補であったことが、正式に確認されました。天城山を舞台とした「猟銃」のドイツ語訳が素晴らしく、ドイツの学者からスウェーデン・アカデミーに推薦されたそうです。まさに天城湯ヶ島は「文学の郷」たるにふさわしい地であると思います。
この度、井上靖の母方の実家「上の家」の整備及び維持管理のためにクラウドファンディングを活用することとなり、皆様のご支援を何卒お願い申し上げます。ICTの時代こそ、人の心を育む文化の力を次世代に伝えていくことが大切であると確信しています。
徳山 加陽
一般財団法人 井上靖文学館学芸員
私が初めて上の家に足を踏み入れたのは、10年ほど前のことです。「しろばんば」のクライマックスに描かれた、あの上の家に立っているんだ、と感慨深いものがありました。何より心動かされたのは、作品に登場する薙刀がそのまま飾られてあったことです。「しろばんば」の聖地・上の家がよみがえり、これからもその姿を残していけるよう、ご支援をお願いいたします。
本プロジェクトのリターンに関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
伊豆市観光協会天城支部は、旧天城湯ヶ島町エリアの観光振興を担っています。伊豆半島のほぼ中央部に位置し、豊かな自然と豊富な温泉に恵まれたところです。 この地を舞台とした、川端康成の「伊豆の踊子」、井上靖の「しろばんば」、松本清張の「天城越え」など有名な文学作品があり、文人墨客が多く訪れているところです。 それらのことから、「森と文学と湯の国」がキャッチフレーズとなっています。 ほたる祭り、ハイキングツアー、川遊びができる水恋鳥広場の営業などのイベント開催のほか、観光客の方が安全で快適に散策できるように支障木の伐採・紅葉植栽など環境整備にも取り組んでいます。
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リターン
3,000円
【リターン不要の方向け】お気軽ご支援
●お礼のメールを送付
いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます。
※リターンをお届けしないかわりに、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために使わせていただくコースです。
- 申込数
- 60
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
10,000円
「しろばんば」紙切り絵はがきと手ぬぐいセット
●「しろばんば」の紙切り絵はがきと手ぬぐいセット
※地元の紙切り絵作家 水口千令氏 作
●『上の家』パンフレット ※修理後の写真入りです。
●伊豆市観光協会天城支部のホームページ及び「上の家」内にお名前を掲載 ※ご了承いただいた方のみ掲載いたします。
- 申込数
- 31
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
3,000円
【リターン不要の方向け】お気軽ご支援
●お礼のメールを送付
いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます。
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- 申込数
- 60
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
10,000円
「しろばんば」紙切り絵はがきと手ぬぐいセット
●「しろばんば」の紙切り絵はがきと手ぬぐいセット
※地元の紙切り絵作家 水口千令氏 作
●『上の家』パンフレット ※修理後の写真入りです。
●伊豆市観光協会天城支部のホームページ及び「上の家」内にお名前を掲載 ※ご了承いただいた方のみ掲載いたします。
- 申込数
- 31
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
プロフィール
伊豆市観光協会天城支部は、旧天城湯ヶ島町エリアの観光振興を担っています。伊豆半島のほぼ中央部に位置し、豊かな自然と豊富な温泉に恵まれたところです。 この地を舞台とした、川端康成の「伊豆の踊子」、井上靖の「しろばんば」、松本清張の「天城越え」など有名な文学作品があり、文人墨客が多く訪れているところです。 それらのことから、「森と文学と湯の国」がキャッチフレーズとなっています。 ほたる祭り、ハイキングツアー、川遊びができる水恋鳥広場の営業などのイベント開催のほか、観光客の方が安全で快適に散策できるように支障木の伐採・紅葉植栽など環境整備にも取り組んでいます。