プロジェクト概要

 

お客様に支えられ、44年。これからも民宿を続けたい。

 

はじめまして、山口大介と申します!山梨県道志村で、祖父が1975年に創業した民宿「北の勢堂」を家族で営んでおります。当宿では、名物の「茅葺屋根」の旧館で囲炉裏を囲んで食事ができます。そこでは地元産の野菜やジビエ料理をはじめ、青竹で作った徳利でお酒を楽しんでいただけます。夏はエアコンがなくても涼しいため、都市部の学生さんたちには部活動の合宿などにもご利用いただいています。

 

また、「一度で親戚、二度目で家族」をコンセプトに、いらっしゃいませではなく、「おかえりなさい!」と出迎え、「いってらっしゃい!」と見送り、まるで自分の田舎に帰ってきたようなアットホームな対応を心がけています。

 

お客様と私の息子


私は高校卒業後、進学で上京し、東京で就職しました。東京で暮らす中で、会社の先輩と実家の話になったときに「山口くんはなんで東京にいるんだ?茅葺屋根に囲炉裏なんて欲しくても手に入らないぞ!それに親戚のように接してくれるお客さんまでいるんだろ?守らなきゃもったいないよ!」と言われました。

 

私が当たり前に育ってきた環境は、実はかけがえのないものだと改めて気づかされ、これからも祖父と両親が築いてきたものを守っていきたいと思うようになり、28歳のときに実家へ戻る決意をしました。現在は、家族全員で民宿を支えながら、林業にも勤しみ、地元の観光協会・商工会青年部・体育協会に所属し、道志村全体の発展を願って各種活動にも取り組んでいます。

 

しかし今、昨年の台風の影響で、築175年の歴史を誇る当宿の茅葺屋根の耐久性が限界を迎えています。老朽化の影響で3年前に一部補修しましたが、暴風雨での被害をきっかけに全面葺き替えを決断しました。そこで、ただ銀行から借りたお金で修繕するだけでなく、これまでお世話になってきた皆様の想いが乗ったご支援で、この宿を一緒に守っていきたいと思い、クラウドファンディングに挑戦いたします。

 

どうか、ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

この旧館の茅葺屋根を修繕します

 

 

茅葺屋根を守るために必要なのは「職人の技術」と「莫大な費用」

 

北の勢堂旧館の茅葺屋根は兜造りと言い、玄関上部と大棟部分が板張り(現在はトタン張り)になっているのが特徴です。ただ、茅葺屋根は30年ごとに葺き替えが必要です。道志村でも、昔は数多くの家が茅葺屋根でした。ある家が葺き替えとなると、お互い様の精神で地域住民が協力しあい、茅場から茅を集め、葺き替えも力をあわせてボランティアで行っていたそうです。

 

しかし、時代の流れとともに生活様式が変わり、家の建て替えも進み、葺き替えの技術を持つ住民が数を減ったため、たくさんあった茅葺屋根の家も茅場だった場所も、新しい家や杉やヒノキの植林に姿を変えていきました。そのため、葺き替えを行うには材料や職人を村外から探さねばならなくなり、周囲に十数軒残っていた茅葺屋根の家も葺き替えを断念し、屋根を全面トタン貼りに改築していってしまいました。

 

一部補修したときの様子
一部補修したときの様子
一部補修したときの様子

 

当宿でも過去にトタンに変えようかという話になりましたが、「一度トタンを貼ってしまうと元には戻らない。昔のままの姿を後世に残したい!」という祖父の思いが強く、30年前に全面葺き替えを行いました。しかし、その屋根の老朽化が目立ち始めたのは2016年の夏でした。建物の裏側の屋根からタラの木が生え、大雨が降ると雨漏りするようになってしまったのです…

 

このままでは建物自体が駄目になってしまうと判断し、老朽化のひどい部分のみを葺き替えました。それは運よく出会えた良心的な職人さんにお願いすることができましたが、一部分だけでも費用は150万円かかり、改めて茅葺屋根を維持していく大変さを思い知らされました。

 

そして、昨年2018年の夏。台風21号・24号がもたらした暴風雨により、大棟のトタンと板が剥がれてしまいました。大棟だけの補修も考えましたが、あと数年で2016年に修復した場所以外の葺き替えも必要になるため、これを機に全面葺き替えをすることに決めたのです。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd
台風被害を受けてしまった茅葺屋根の様子

 

 

家族で一大決心!民宿「北の勢堂」旧館の茅葺屋根を全面葺き替え!

 

この挑戦では、皆様からいただいたご支援で、茅葺屋根の葺き替えと補修を5月末から夏休みシーズンに入る前の7月末までに行います。過去に屋根を直していただいた職人さんに再度依頼し、工事期間は約2か月、見積金額は約660万円となりました。そのうちの500万円を今回ご支援いただきたいと考えています。

 

クラウドファンディング終了後、工事期間中も営業は行いますので、貴重な葺き替え中の宿に宿泊し、作業を見学していただくこともできます!万が一、この挑戦を達成できなかった場合、葺き替えを中止するか一部のみの実施になってしまうため、結局は今と変わらない状況になってしまいます。そのためにも、絶対に達成させられるように家族一丸となって尽力してまいります。

 

館内の様子(玄関)
館内の様子(お部屋)
館内の様子(お部屋)


資金を銀行からの借り入れでまかなうことも考えましたが、この挑戦を通じて、今までご利用いただいたお客様にもう一度足を運んでいただきたくきっかけにしたいです。また、より多くの方々に当宿を知ってもらうことで、新たなファンづくりに繋げたいという思いもあり、このような形で資金を集めさせていただく決意をしました。

 

私は生まれたときからあたたかいお客様たちに囲まれて育ちました。家族が忙しいときには、お客様にあやされたり、よく客室で遊んでもらったりしていたそうです。それに、高校生のときは常連のお客様が部活で遅くなった私を迎えに来てくれていたこともありました。そんないつも私たち家族に優しくしてくださった方々と一緒に、「北の勢堂」を守っていきたい気持ちでいっぱいなのです。

 

横浜市内の中学生が自然体験教室として泊まりに来られたときの様子
旧館の庭で親戚や友人と流しそうめんをしたときの様子。そうめんを流しているのは女将。
フランスから来られたお客様と夕食をご一緒したときの様子

 

 

山梨県道志村を、日本のみならず世界に知ってもらいたい。

 

繰り返しにはなりますが、今回のクラウドファンディングを通じて、これまでに当宿へお越しくださった方々に再度足を運んでもらうきっかけにできれば嬉しいです。また、北の勢堂のことを多くの人に知っていただき、道志村のファンが増えることも願っています。

 

少子高齢化により、道志村の人口も年々減少している中、道志村をふるさとのように思って訪れてくださる人が1人でも増えることで、地元の観光や産業が活気づいてくれれば、地元に戻ってきたい、ここに住んでみたいという方の後押しにもなります。

 

全国農林漁家民宿おかあさん100選にもなった女将


それに、2020年には、宿の前の国道413号線が自転車ロードレース競技のコースになることが決まっています。これは世界に向けて道志村を発信するまたとないチャンスです!

 

そんなときに、皆様のご支援で綺麗になった北の勢堂が日本のみならず、世界各国の方々の目にふれることを皆様のご自慢にもしていただければ幸いです。どうか応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。

 

一家で全力でこの挑戦に立ち向かっていきます!
ご支援いただけると本当にうれしいです。

最新の新着情報

このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)