10月6日7日と、志賀高原のふもと、長野県山ノ内町文化センターにて、「第22回コカリナフェスティバルinやまのうちまち」が開催されました。

一番長い歴史を持つコカリナフェスティバルで、長野県内外から多くのサークルが参加し、コカリナを楽しみました。

 

フェスティバルの夜、湯田中渋温泉街での夜のコカリナ演奏を終え、町の酒屋さんに入ると「黒坂さんですよね。父がお世話になりました」をお店の方から声をかけられました。その方のお父様は炭焼きをされていて、コカリナ誕生に大きな関わりを持ってくださっていたのです。

 

1996年、長野オリンピックの準備のため、志賀高原では多くの木が伐採されました。黒坂が「この木をコカリナにできないか」と山ノ内町の方に相談したところ、「よっしゃ」と最初にご協力いただいたのが山ノ内町で炭焼きをされていた方たちでした。

 

伐採木の貯木場から炭焼きの方々の「木遣り歌」に送られた木がその後、たくさんのコカリナになり、山ノ内町や長野市などの子ども達の手に渡り、長野オリンピックの際には多くの場所で演奏されることになりました。

 

地元を思う炭焼きのおじいちゃんたち、そして、ボランティアで製材してくれた製材所の方たち、多くの方たちの支えがあって、コカリナは大きな一歩を踏み出しました。

 

そんな「コカリナのふるさと 山ノ内町」は、今でも小学生がコカリナを吹いてくれています。そして、長野オリンピックでコカリナを吹いた子ども達が、立派なお父さん、お母さんになってコカリナを見守ってくれています。

 

▲今年のコカリナフェスティバルの様子

 

*コカリナの誕生秘話は、「コカリナ?」(講談社)という本になっています。

 

 

*また、山ノ内町に住んでいた女の子とコカリナを舞台にした児童図書「コカリナの海」(ひくまの出版)も出版され、1999年度の小学生課題図書にも選ばれました。

 

ちなみに、「コカリナ」という名前は、小さいという意味(最初は手のひらに入るソプラノコカリナだけからはじまったので。)そして、木でできたという意味、二つの意味から名づけられました。

 

今では、日本酒の一升瓶ぐらいの大きさのC管コントラバスコカリナまで開発され、小さい楽器とはいえなくなりましたが・・・。でも、ソプラノコカリナの澄んだ音色も素敵ですが、C管バスコカリナや、コントラバスコカリナの低音の深く包み込む音色もとても魅力的です。

 

是非、色々なコカリナの音色を聴いてみて下さい。黒坂黒太郎のユーチューブには色々なコカリナアンサンブルの演奏がUPされています。

 

*黒坂黒太郎youtube*

https://www.youtube.com/user/kuronanja/videos?disable_polymer=1

 

「生のコカリナアンサンブルが聴きたい!!」方は、下記のコンサートに是非おいで下さい。残券わずかですので、ご希望の方はお早めに。

 

第9回東京コカリナアンサンブル定期演奏会

「国立競技場」&「被災地」再生の木の音色~子ども達と共に~

 

日時:2018年12月8日 開演14時

場所:東京・紀尾井ホール

出演:東京コカリナアンサンブル

   指揮・指導 黒坂黒太郎

   編曲・ピアノ FUKUZAWA Tatsuro

全席指定:2,500円  当日券3,000円(販売が無い場合もございます。)

お問い合わせ:黒坂音楽工房(℡:03-6909-3363)

 

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