プロジェクト概要

30年ぶりに内戦の終戦を迎えたスリランカ。
戦後の経済的復興政策の裏には、孤児院を卒院した子どもや女性という弱い立場の人たちが就職の機会を得られず犠牲になっています。

 

雇ってくれる所がないなら、自分たちで働く場所を作ってしまおう。昨年の11月、現地サポートの「NGO TECHJAPAN」と共に、現地パートナーであるスプートニクインターナショナルのスリランカ・クルネーガラ・ガールズホーム(女児孤児院)の敷地内に、井戸と工房紅茶の出がらしと現地の草木をつかった染め技術を教える「染め工房」を作りました。
しかし、染め工房で働く女性に染めの技術を教えるワークショップ、経営が安定するまでの給料をまかなうためには、資金が不足しています。

 

皆さま、孤児院卒の子どもたちや貧困女性が、継続して働ける場所とスキルを身につけ、自立するためのお手伝いをしていただけないでしょうか。

 

(孤児院敷地内の草木を削り、どんな色がでるか自分たちで確認しながら生地を染めます。)

 

 

戦争やインド洋大津波により、就職の機会を奪われた子どもや女性たち

 

戦争やインド洋大津波により父母をなくした孤児院の子どもたちは、年齢が達し孤児院を卒院したあと就職できずに仕方なく老人ホームに入ります。夫をなくして子どもを一人でそだてなければならなくなってしまった女性たちは、やはり就職の機会を得られずやむなく、物乞いや身売りで日銭を稼ぐという状況が少なくありません。この状況下では、孤児院の子どもたちは夢や将来の希望をもつことをやめ、女性たちは尊厳をなくします。

 


(スリランカ北東部トリンコマリーでこのプロジェクトの裁縫を担当している女性たち)

 

彼らに自信と尊厳をもってもらうためには、継続して働ける機会をつくらなければならない。雇ってくれるところがなければ、働く場所を作り、そこで技術を身につけ、営業を学び、販路を生みだし、継続した収入を得、自立ができるように自分たち自身で考えなければなりません。

 


スリランカの特産である紅茶の出がらしと現地の草木をつかった染め技術

 

はじめまして、スリランカ女性孤児と近隣貧困女性の就労と自立を支援するNPO法人 心とからだの研究会理事長をしております、外山美恵子です。私は、「一人でも多くの人がしあわせに暮らせるように…」との想いから、1980年に「心とからだの研究会」を創立し、32周年(2007年NPO法人化6周年)を迎えています。自らの虚弱体質を克服した経験から、「気」の研究と実践を通し、個人の健康、社会の健康、地球の健康をめざして、「自立と共生」をテーマに、共に学び、共に実践し、共に成長して、豊かな社会作りに貢献したいと励んで参りました。

その過程で、スリランカ北東部の女性と子供を支援するNGO TECHJAPANの常務理事兼事務局長をしている尾崎明子さんに出会い、その活動に心から共鳴し、私達も協力することになりました。

 

スリラ ンカなら紅茶はいくらでも手にはいる。出がらしならホテルからもらえる。紅茶の出がらしと現地の草木をつかった染め技術を教え、工場を作ろうということに なり、皆で協力して、企画を進め、このプロジェクトを立ち上げました。

 


課題は、染めに使う井戸堀り、工場建設の資金不足

 

染めに使う大量の水の確保のため井戸を掘り、また工場もつくらなければならない。資金はどうしようと早速難問にぶつかりました。「NPO法人 心とからだの研究会」としては、早速、国際交流部会(リーダー・鳥飼美和子)が中心となって、「自分たちが健康になる活動を通して、スリランカの子どもと女性が経済的にも精神的にも元気になる」ことができたら素晴らしいと、会員に呼びかけ、気功のチャリティセミナーを何度も開催し、バザーや寄付金を募るなどして資金を集め、昨年の11月、孤児院の敷地内に井戸と工房が無事にできあがりました。プ ロジェクトチームの人たちと一緒にオープニングを祝いに現地へ行きました。

 

(正装してオープニングセレモニーに臨む、NPOプロジェクトチームの皆さん・染め工房の看板前にて。左から、東田樹治副理事長、尾崎明子賛助会員、佐野正行顧問医師、外山美恵子理事長、エシャンタ(現地)理事長、外山忠弘正会員、鳥飼美和子理事、友野恵子理事)

(子どもたちに挨拶をする尾崎明子(前)外山美恵子理事長(後右)佐野正行顧問医師(後左))

 

孤児院の子どもたちは笑顔で小さな手を差し出し、日本から来た一人一人と手をつないで、工場へ案内してくれました。この子供たちがこれから将来を夢見ることができるようになると思い、胸がいっぱいになりました。

 

私たちは、支援第1ステージとして、女性に尊厳をもった仕事を、また23か所にある孤児院の子供たちが将来安心して働ける場所を提供するために、寄付を集め、孤児院の土地の中に井戸を掘り、染め工房を設立しました。

 

(染め工房のための井戸見学、エシャンタさん(右)から説明を受ける、左から佐野正行、外山忠弘、鳥飼美和子、友野恵子、外山美恵子、尾崎明子、写真撮影は東田樹治です。)

 

第 2ステ―ジとして、戦後初のスリランカの北部と南部の異民族協同事業としていくために、合同ワークショップの開催をします。~スリランカ東北部タミル族女性へ支援として縫製を依頼するための対立両民族の和平合同ワークショップ~(タミル女性の交通費や宿泊費、ワークショップ講師の必要経費)、機材の導入 (ミシンなど購入)、商品開発・販売ルート確保のための国内外市場調査やビジネスマンによる経営ノウハウを学ぶセミナーなどが必要です。
この第2ステージの実現のために、皆さまのご支援が是非とも必要です。


ここまで来るのに、相当な苦労があったと現地サポーターの尾崎明子さんは、次のように語っています。実は支援の当初、子供たちの栄養支援、戦争により夫をなくした女性に手に技術をつけてもらうための裁縫プロジェクト、技術を学ぶための本を集めた図書館建築プロジェクトを行っておりましたが、戦争が激化した2008年保育園や図書館、裁縫センターはつぶされてしまい、現在では、裁縫センター2件を残すのみとなってしまいました。今回このプロジェクトで、孤児院卒園児と女性の就職を支援することは、北部の保育園の子供たちや戦地の一部の女性たちを救えなかった私の使命ではないか、そしてそれを全うすることが自分の救いでもあると感じました。彼らが経済的自立を果たし、将来的な希望をもたらすことができるプロジェクトに参加する意義を強く感じております。

 

そして、私は今、第一ステージのこの一年間の活動を通して、何らかの形でこの活動に参加して下さった方々の魂の輝きを感じられていることが嬉しいです。第二ステージに向けて、更に志しを高く、人間として成長できるよう、皆と共に、BODY・MIND・SPIRITを磨いていきたいと思っています。

 

どうか、この染め工房の末長い継続と自立を目指し、ステップを踏み出した人たちのために、ご支援をお願いたします。

 

(日本からのお土産を手に、喜びの笑顔のガールズホームの子供たちとNPOプロジェクトチームのみなさん)

 

このプロジェクトの引換券は、

 

・孤児院の子どもたちからの手書きのサンキューカード

※写真はイメージです。

 

・「染め工房」プロジェクトの記事が記載された、NPO法人心とからだの研究会機関紙

 

・支援対象のスリランカの子ども達、女性たちの就労と自立の中心となる「染め」や縫製を生かした商品(巾着袋)、スリランカの無農薬紅茶、子供たちからの手書きのサンキューカードを入れたもの

 

・このプロジェクトを実施しているNPO法人心とからだの研究会が提供するイベントのペア招待券とイベントパンフレット

 

・心とからだをホリスティックに調えるDVD付きの書籍

 

・NPO法人 心とからだの研究会ロゴ入り特製Tシャツ

 

・スプートニクインターナショナルの主催するチャリティコンサートイベントへのペア招待券
(スプートニクインターナショナルは、このプロジェクトのサポート組織でありスリランカ孤児を長年支援してきた団体です。)

(上記のポスターは去年のものです)

開催時期:12月上旬を予定
開催場所:原宿クエストホール
 

・NPO心とからだの研究会の理事長で鍼灸から柔道整復、マッサージまで専門家育成の資格を持つ外山美恵子による心身のトータルケアの個人レッスン3回チケット

 

引換券で提供されるものは、支援地スリランカからお届けするものによって、支援の成果を実感していただき、支援組織から提供されるオリジナルなものによって、御自身の心身のホリスティックな健康づくり、よりよい日常を創造する一助としていただけるものです。それがNPO法人心とからだの研究会の目指す、心身のホリスティックケアと、地球レベルの共生と自立の創造に、寄与するものでもあります。 

 

NPO法人心とからだの研究会(http://jiyukobo.main.jp/kokoro/index.html


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