4月30日　《葵上》おシテ　インタビュー‼

皆様、いつも温かいご支援ありがとうございます。

4月最終日の今日、クラウドファンディングは50％を折り返しました。

最後まで頑張りますので、どうぞ応援よろしくお願い申し上げます。

 

さて今日は第71回京都薪能メイン広告である《葵上》のおシテを勤めるこの方

浦田保親氏から薪能にメッセージをいただきました。

 

 

「 毎年たくさんのお客様にご来場頂き、舞台上からはもちろん、会場内でも

各担当部署でお客様と直接交流させて頂くことによって、その後の舞台活動への大きなエネルギーを貰っております。しかし、昨年はそのエネルギーをもらう事なく。。。

今年こそ京都薪能を復活させ、我々能楽師に2年分のエネルギー注入を‼　

皆々様のご支援、ご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。」

 

そうなんです、京都薪能は能楽師が会場のそこかしこの担当部署に配置され？

お客様と一緒になって盛り上げていく催しで、これは始まって以来の伝統でも

あるのです。 　

きっと今まで会場にお越しになって下さったかたはパンフレットを販売している能楽師や、受付でチケットを販売している能楽師を目にしているのではないでしょうか。

今年も勿論おりますので、会場に来られる方は是非見つけて？下さいね。

さてそんな保親氏に（どんな？）《葵上》にかける意気込みを語っていただきました。

 

「火入れ式後に葵上を。御息所の心の底から沸き立つ恨み、怒り、哀しみ、

　そして消える事のないプライドと愛情を、薪の炎と共に赤く燃やしたいと

　思います！」

 

これは楽しみになってきました！

ちょっと想像してみて下さい。

ちょうど日が沈み、夜の闇が深くなってくる頃、

六条御息所があなたの前に現れ、人間のもつさまざまな感情をお舞台の上で見せてくれます。
きっと誰もがその物語世界の中に引き込まれるの

ではないでしょうか。

 

そして650年の時空を超えて、日本に継承されてきた

伝統文化のもつ凄みに圧倒されると思います。

皆様、あと1ヶ月後のお舞台です。

是非観にいらしてその雰囲気を感じてみて下さいね。お待ちしております。