壮絶な犬生だった雪ちゃん

 

 

左手の肘から外を向いており

手首も曲がってる

歩く時にビッコだけど一応手はついてるので

折れてはないと思ったのですが

すぐに病院にいってレントゲンを撮ってもらいました

 

結果

左手は脱臼しておりすでに時間がたち

固まってしまっている状態でした

それよりもレントゲンを撮って驚いたのが

心臓が肥大しており

その為に器官を押し上げて狭くなり

咳が出る原因となっている状態でした

 

３件病院で診ていただき

この子の心臓は動脈管開存症（PDA）との診断でした

両肩も脱臼していました

変なびっこをずっとひいて歩いてたので

肩にも負担がかかっています

問題山積みの子ですが

とにかく心臓をなんとかしなければ

次につなぐことが出来ません

 

しかし心臓の手術は簡単なものではなく

手術中に急変があるかもしれないし

途中で手術を中断しなければならない事態が起こるかもしれません

しかし今この子は

心肥大のため息切れをし

気管が狭いため咳が出て

歩けば両肩に痛みが走る

生き地獄のような日々を送っています

このままでは肥大した心臓により苦しみが増し、また突然死の可能性もあります

痛みや苦しみから解放してあげるには

心臓の手術しかない

 

（トリミングしました。

仮名を　雪ちゃん　にしました

２月の雪降る日にきたし

真っ白いプードルだからね。）

 

何度も出産経験があるおっぱいをしています

出産は大変なことなのに

その度に心臓は悲鳴をあげ

脱臼している体のあちこちに痛みが走ったことでしょう

雪ちゃんの過去は

壮絶なものだったと思います

 

まだ若い雪ちゃんに

これから美味しいものを食べて

お散歩の楽しみを知って

人に愛される幸せな時間を過ごしてもらいたい

その為には手術が必要となります

 

手術が成功すれば、次につなぐことができ

雪ちゃんが幸せに暮らせる未来が見えてきます。

しかしすでに雪ちゃんの心臓はギリギリの状態で血管もボロボロのため成功する確率は低いといわれました。でもこのままではやがて痛みや苦しみが増していくばかり。そのため都内の信頼する先生に手術をお願いしたのですが、残念ながら亡くなってしまいました。

もっと早く出会えていれば

雪ちゃんはこんなに早く逝かなかったかもしれない。

そう考えると虚しさばかりが残りますが、最後は美味しいものを食べてお友達と遊んで、楽しい時間が過ごせて少しは幸せだったかな…と思います

 

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雪ちゃんの様な不幸な子がいなくなる世の中になる様これからも頑張っていきたいと思います。いつも応援ありがとうございます