【メンバー紹介5　辻 李佳】難民問題を自分事に

こんにちは！聖心女子大学公認難民支援団SHRETに所属している聖心女子大学文学部教育学科3年の辻 李佳です。
現在70名の方からご支援をいただいております。

 

今年10月末、NHKの『ニュースウォッチ9』さんに「緒方貞子氏の思いを継ぐ者」をテーマとした特集にて取材をしていただきました。

 

取材を通して今までの活動を振り返り、今なぜ私がこんなにも難民支援にのめり込めたのかを見つめ直すきっかけになりました。

 

支援店の一つであるRubyの店主であるチョウ・チョウ・ソーさんとの出会いがきっかけの一つです。

 

ソーさんやその友人のリンさんにはミャンマーの食文化や民族衣装についてなどを教えていただきました。また、私たちの企画したイベントにも参加してくださいました。ソーさんには、大学の講義でゲストスピーカーとして登壇していただいた際、ご自身のバックグラウンドについてお話し頂きました。

 

ソーさんはとてもフレンドリーで私たちに友達のように接してくださり、難民支援も「友達が困っているから助けたい」といった気持ちで活動しています。初めて会う難民の方々でも“自分の友達”のように考えています。

このようなことから当事者の方と直接コミュニケーションを取ることが、問題を自分ごとに落とし込む一番の近道だと気付きました。

 

現在、80人以上いる部員の中には、難民問題の現状は知っているものの、遠い国の問題だと思っている部員もいます。
部員の皆にも私と同じ思いを感じて活動してもらいたいという考えから、ソーさんの友人を紹介していただき、難民の方々とお話をする機会を設けようとプロジェクトを企画していました。

 

そのすぐあとに「ビルマのたべごとプロジェクト」のお話が耳に入りました。最初に企画していたプロジェクトの前にこのプロジェクトを通してRubyの経営を立て直すお手伝いを優先するべきだと思い、参加を決めました。

 

難民移民問題の解決をなくして「誰一人取り残さない世界」の実現はありません

皆「持ちつ持たれつ」で生きており、一人一人の思いやりがあって社会が成り立っています。クラウドファンディングもその一つだと思っております。

皆様からの温かいご支援、ご協力をお待ちしております。

引き続きビルマの壁事プロジェクトをよろしくお願いいたします。