この度はたくさんのご支援ありがとうございます。前回はシェアハウスが完成したら、LOOBによる子ども達の活動がどう広げるのかについて書きました。今回は、実際に「教育サポート」を受けている子ども達へインタビューを行いましたので、ぜひ読んでください!

 

*教育サポートとは?

 LOOBは3つの地域で毎年80名前後の子ども達の教育をサポートしています。教育サポートは2本立てで、一つは年間12,000円の学資を支給すること。もう一つは、週末アクティビティといって、支援する子ども達やその兄弟を対象に、毎週土曜日に行っている子ども達の英語力・表現力・社会性・ライフス キルを伸ばすノンフォーマル教育のことです。

 

 ごみ投棄場がある地域では学資援助を受ける子ども達が55名おり、週末にはそれ以上の子ども達が集まってきます。

 

*詳しくは、こちらも参考にしてください。

http://www.loobinc.com/edu02.html

 

(2015年1月に実施した週末アクティビティの様子)

 

 

夢を繋げるインタビュー!

 

 今回大学生の駿太くんと穂奈美ちゃんがインタビューしてくれました!取材したのは、LOOBが教育サポートを開始した2007年からの対象となっている現在18歳のマリアピアと19歳のシャシャ。実は、この2人には7年前にもインタビューしており、LOOBとは長い付き合いなのです!

 

2008年時のインタビューはこちら!

http://www.loobinc.com/edukid04.html

 

小さい頃のマリアピア@ご家庭にて
 
 

 彼女たちの成長を支えているのは、「家族」という存在。このキーワー ドはインタビューの中でも、彼女たちの口から何回も出てきてました。やはり、どんなことがあっても、どんな環境にいても、自分の一番そばにいるのは「家族」なんですね。インタビューしていて、彼女たちの熱い想いが伝わりました。それではどうぞ↓↓

 


★☆★ Vol. 1 マリアピア ★☆★


年齢 18歳 大学1年生 専攻は、インフォメーションテクノロジー
家族構成は40代の両親、お兄さんが2人、お姉さんが1人、マリアピア、弟と妹の8人家族(次男は最近結婚してお嫁さんと赤ちゃんも同居)。

家族全員がウェストピッッキングの仕事をしている。

 

彼女の1日の流れ
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4〜5時 起床し、家族全員分の朝ご飯を作ります。
5〜6時 食べ終わったお皿を洗い、身支度をして学校へ
7〜17時 学校ではIT分野を勉強しています。
17〜19時 学校が終わり、家族の夜ご飯作り。
19〜20時 仕事から帰ってきた両親と夜ご飯を食べて、皿洗い。
20〜21時 宿題をして、明日の幸運を祈って眠りにつきます。
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 7年前と比べて、多くの家事を任されているマリアピア。今は家族のために働いていることが幸せでいっぱいだと言います。
 そんな彼女も、日曜と月曜は両親のお手伝いにダンプサイトへ向かいます。そこで彼女は、主にストローなどのプラスティックの選別を行っているそうです。ちなみにプラスティックは1キロで11ペソ(日本円で約30円ほど)で換金できます。


Q.LOOBの活動で、日本人ボランティアスタッフとの関わりについてどう感じていますか?印象的だったことはどんなことですか?

 

マリア:日本人のスタッフは、いつも私たちに色んな経験をさせてくれるわ。日本語を教えてくれたり、日本の文化も教えてくれる。一つの文化を知ることで、私 たちの文化も改めて気づくきっかけにもなりました。また、時に一緒に英語の映画をみたり、英語の歌を歌ったり、会話の中で英語を話し続けることで、英語も前よりもうまくなったと思います!

 

Q.スポンサーへのメッセージはありますか?

 

マリア:小学校4年生からLOOBの支援を受けています。高校2年生のときから大学の現在まで支援して下さっている日本人のZちゃんは、私のような貧しい子 どもを助けるために、辛抱強く努力し続けてくれています。サポートのおかげで学校に行けることはもちろん、その分の家族への負担も減らすことが出来ました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!

 

Q.シェアハウスに来たことはありますか?

 

マリア:昨年暮れに週末アクティビティでのレターライティングやクリスマスパーティとかで行く機会はあったけど、もし完成したらまた行ってみたいな。大きなスクリーンで一回でもいいから映画が見てみたいです。

 

Q.あなたにとって幸せとは何ですか?


マリア:色々あるけれど、一番は家族と一緒にいること、大好きな絵を書くことが幸せ!あと、友達と遊ぶことかな!家族はいつも私のそばにいてくれて、支えてくれて、愛してくれて、気にかけてくれるます。たくさんありすぎて言い切れないわ。(彼女から幸せの笑みがこぼれていました^^)


Q.最後に、将来の希望について教えてください。


マリア:いっぱいあります。特に叶えたい夢は家族と新しい生活を送ること。
家族に家を建ててあげたい。大きな家を。もう1つは、本当は芸術・絵を描くことの道に進みたいのだけれど、行けないの。でも全然大丈夫!今が幸せだから。学 校に通えるだけでいっぱい学べることがたくさんある!今は、ITコースに通ってるから、そこでプロフェッショナルになりたいと思ってます。でも、チャンス があれば精一杯努力して将来的には建築士になりたいな。

 

 最後に彼女は、一番叶えたい夢を絵で表現してくれました。

 

 

 

インタビューアー、駿太くんと穂奈美ちゃんの感想:

 

 思っていた以上に正直に話してくれました。マリアピア、本当にありがとうね。7年前と比べると、考え方もすっかり大人になり、伸び伸びと成長していることが伝わってきました。

 

 アジアの中で幸せ度が一番高いと言われているフィリピンですが、彼女の幸せの原点は、間違いなく「家族」という存在なのでしょう。これはどの国も共通ですが、フィリピンは、親戚も含め「家族」として助け合い、厚い結束があることが、幸せへと繋がるのだと感じました。

 

 現在、シェアハウスは、ペンキも塗られていない状態で白い大きな壁があります。そこに絵がうまいLOOBスタッフのダダとマリアピア、そしてもう1人支援しているキッズで、「夢を繋げる」ことをコンセプトにペイントをしていこうと考えております。どんな絵になるかは………これからのお楽しみ!

 

(このインタビューを行った際の様子はブログにもあります)

「ダンプサイト体験ツアー&インタビュー」

http://loobinc.exblog.jp/21544562/

 

シェアハウスは日比ボランティアを繋ぎ、子ども達の夢を広げていける場所

 

このプロジェクトで建設するシェアハウスは、収益の一部を貧困家庭の子どもの教育支援に充てます。日本を含む海外からきたボランティアさんが有料で住み、一方現地フィリピンのユースは無料もしくは最低の費用で生活できますので、この協働生活を通じて、日比の若者がボランティア活動に従事することができるのです。つまり、ボランティアのマンパワーと資金を、次の世代に助け合いの輪として循環させていくシステムなのです。

 

皆さん、ぜひ応援して頂けたら嬉しいです!

どうぞ、宜しくお願い致します。