withコロナの時代の演劇に新しい風を。VR演劇の普及に向けて。

皆さんこんにちは
某テクノロジーメーカーに勤めるAR/VRエンジニア　Oです。

今回わたしがこの記事を書いている理由は、原田さん達がやろうとしているVR演劇がこれからの時代にいかにマッチした発信方法なのかをテクノロジーの観点からお伝えしたいと思ったからです。

結論から言ってしまうと、これからの発信方法は『空間』だと思います。
理由は？なんで？という声が聞こえてきそうですが、その理由を説明していきますね。
その理由は皆さんが目で見て情報収集をしている電子デバイスに大きく関係があります。
電子デバイス：スマホとかTVのようなものね★

皆さん20年前のことを思い出してください。ガラケーなどはありましたが情報収集って言ったらお茶の間にあるTVではありませんでしたか？
TVでニュースを見て政治や時代の流れを見たり、バラエティーでひな壇を見て笑ったり、野球中継見たり、はやりのアニメなど見て楽しんでましたよね？

そこからちょうど10年くらい前にスマートフォンが登場して、スマホを見る時間の方が多くなったのではないでしょうか？それに伴いYouTubeが流行りだしましたよね。

有名YouTuberが多く輩出され、TVのタレントと同等いやそれ以上の影響力を持ち始めています。
TVタレントがYouTubeにマネタイズの主軸を移しているのも珍しくありません。
もう最近は情報収集するのであればTVよりもYouTubeの方が多いのではないでしょうか？
つまり発信が集団から個人になっているのです。YouTubeなんて個人の発信が視聴者をどれだけその場に留められていられるか？大喜利になってます笑

なんで？ってなりますよね？
これは画面サイズが大きく影響しています。
TVは40インチ以上で多くの方がディスプレイ上に登場できますが、スマートフォンは大きくても6インチ程度。つまり画面サイズが小さすぎてたくさんの人が映ってもよくわからない・認知されないんです。
まあ、画面には一人、二人が登場するのがいいとこでしょう。
どうですか？
テクノロジーの変化によってデバイスが変わり、発信が集団（TV）から個人（YouTube）になっていったことがリーズナブルに思えたのではないでしょうか？

では、ここからが本題です。今後のデバイスは何になるのか？
ず・ば・り・・・『VR』です。
（そこからしばらくして『AR』が出てくるでしょう。）
VRってVirtually Realityの略称で日本語で言うと仮想現実ですよね。
テクノロジーの進化は目まぐるしく、VRやARのディスプレイ技術に携わる仕事をしていると、ディスプレイがどんどん進化しているのをとても実感します。
近い未来、現実世界と仮想現実世界の乖離がなくなる日が間違いなくきます。
（大きい声では言えませんが確かな筋からの情報です笑）

その時に発信方法は平面の画面を見たものになっていると思いますか？
そんなすごいテクノロジーがあったらさすがにそれはないですよね笑
そうなんです、仮想現実世界で体験型コンテンツを楽しめるんです。
これが、これからの発信は『空間』と言う理由です。

時代その時々の発信方法はテクノロジーの進化で大きく変わります。
今回わたしが、原田さんがVR演劇に挑戦しているのを応援するのは、原田さんの人柄もありますが、それだけではなく、時代の流れを的確に掴んでいるそのセンスにも惹かれました。
これからの時代は『VR×あなたのコンテンツ』かもしれませんね☺️
未来は明るいです！
テクノロジーの現場からは以上でーす。


※画像引用元
https://www.boost-web.com/life/2852.html#PlagClose1