withコロナの時代の演劇に新しい風を。VR演劇の普及に向けて。

支援総額

805,000

目標金額 720,000円

支援者
96人
募集終了日
2020年11月20日

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プロジェクト本文

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達成のお礼とネクストゴールについて

皆様の熱い応援のお陰で、なんとか第一目標の72万円に到達することができました!本当にありがとうございます。

皆様のお陰でVR演劇という文化を広める為の機材費や編集費用、土台となる試作品の制作費などを賄うことができます。誠に感謝申し上げます。

残り数時間ですが、次の目標を100万円と設定させていただきます。

やはりVR演劇の文化を育てる為には作品数と団体数が必要になってきます。今後いただいたご支援で、試作品の本数を増やし、金額次第では外部の劇団さんへ作品の買取料という形で制作費をお渡しし、少しでも疲弊した演劇界の経済を回したいと思います。

新しいジャンルの開拓のためにどうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます!

Little THEATER Union 原田和真
(2020年11月20日追記)

 

目の前が舞台!VRを用いた新しい演劇文化を作りたい

 

こんにちは!Little THEATER Unionの原田和真です。我々は小劇場演劇界をより良いものにするため、様々な問題をつながりの力で解決すべく活動している小劇場組合です。

 

はじめまして。Little THEATER Unionの原田和真です。

 

これまで共同オーディションの開催や講師入れ替え制でのワークショップ、合同公演のプロデュースなどを行ってきました。まだ立ち上げて日は浅いですが、小劇場演劇関係者やそれを楽しみにしている方々へ還元できるような活動に励んでおります。

 

 

 

今回のコロナは、主に小劇場で活動をしている劇団にとって、大きな打撃となりました。しかしこの経験から、「演劇作品を作る時の選択肢を増やしておきたい」という想いが強くなりました。現在、観劇というと、劇場に足を運んでご覧いただく形が主です。もちろん演者の呼吸や息遣いなどを生で感じていただけるのが演劇の醍醐味です。しかし、もっと別の方法で演劇を楽しんでいただける手段はないか、そう考えたときに出会ったのが実体験に近い感覚が得られる「VR(virtual reality)演劇」、でした。

 

劇場に足を運ばなくても、映画やテレビよりリアルに楽しんでいただけるVR演劇。この新しいスタイルを文化として生成し、広めて行きたい。その第一歩として今回クラウドファンディングに挑戦します。皆様ご支援のほど、なにとぞよろしくお願い致します!

 

 

小劇場の課題を力を合わせて解決するLittle THEATER Union

 

Little THEATER Unionは、5つの劇団で共同のオーディション開催後、小劇場組合の構想の下に意気投合。主宰5名により、2019年に発足しました。小劇場演劇界における「こういうのが欲しい!」「こういう事で悩んでる」をつながりの力で解決していくことを目的として活動しています。

 

これまで、劇団と役者のマッチングとなるような合同オーディションの開催や多彩な講師や内容による格安のワークショップの実施、加盟団体による合同公演の開催を行ってきました。また、団体加盟だけでなく、個人加盟のサービス「リトルシアターユニオン」(オンラインサロン)も立ち上げ、フリーの俳優さんやスタッフさん、観劇者を対象とした支援やサービスも行っています。

 

オンラインサロンも実施しております。

 

我々も含め、公演中止や客席数制限などによる小劇場演劇界への経済的打撃は想像を絶する程でした。コロナに対する不安が作る側にも観る側にも広がり、規制緩和後もそれは決して拭い切れていません。ワクチン等で今回のコロナが落ち着いたとしても、また別のウィルスなどによる被害が出る可能性は大いにあります。急遽行った慣れない動画配信や、安全対策、そして劇場の収容数の限界と戦わなければいけません。

 

コロナ前の演劇の様子。

 

そこで、収録型のVR演劇ならば演劇の体験感を損なわないまま、不特定多数の人を呼ぶことなく、客席数の制限を受けない表現活動ができるのではないかと思い、今回プロジェクトを立ちあげました。VR演劇という作品創りの”選択肢”を増やし、小劇場界で頑張る劇団やスタッフ、劇場、待ち望むお客さんを守る手段になればと思っています。

 

劇場で観覧するような臨場感を楽しめるVR 演劇の新たな世界を創る可能性も

 

VRとは「Virtual Reality」の略で、見る人がVR用のゴーグルをつけてみることにより、映像が立体的に見え、現実に近い形で楽しむことができる技術です。

 

 

観劇者は360°舞台で自由に視界を選べ、声がする方向を向くなどの臨場感と体験感を味わえます。さらに外側の視界が遮られることにより、自宅などで生観劇に近い没入感を得られます。また、360°同時進行により、2周目、3周目の楽しみがあるように作ることもでき、アイディアの幅が広がります。

 

撮影はマイク付きのVRカメラ一台を中心に置いて撮影するだけのシンプルなやり方です。部屋、もしくは舞台の真ん中にマイク付きのカメラ一台を置き、それを囲むような形でのお芝居を撮影するといった簡単な手法です。出来上がった作品はYouTubeを通してお手持ちのスマホで観ることができます。(リターンのスマホ用ゴーグルをご利用ください)少し先の話になりますが、プロジェクトの第二弾で専用サイトを作る予定です。

 

 

VR専用ゴーグル一例
このようにスペースを使うことなく好きな場所で観劇ができます。

 

VRカメラの特性により「見られていないかもしれないところでも演技を続ける必要がある」「観劇者の視点を誘導する」「(シーン中編集はない為)一発本番で演じる」など舞台俳優としてのスキルが有効的に活用され、移動や転換には暗転を挟む必要があるなど舞台との共通点もあり、舞台演劇とVRは親和性が非常に高いと感じています。また、こうした制限の中でアイディア勝負をすることこそが小劇場演劇界の強みでもあると思っていますので、どのような作品が生まれてくるのか我々も今から楽しみでなりません。

 

VR機材は劇団や演劇ユニットに無料貸し出しを行い、作品制作のサポートを行う予定です。そうして作品数を増やすことで、お客様にもVR演劇の楽しさを知っていただき、気軽に観れる環境を構築していきます。

 

VR演劇が広がればお客様にとってはお家でも楽しめるコンテンツの種類が新たに増え、劇団にとっては作品創りの手段が増え、さらには公演とは別の収入の柱ができます。フリーの役者や劇場やスタッフさんにとっては社会情勢に左右されにくい仕事が増えるなど、可能性が大きく広がります。

 

 

いただいたご支援でVRカメラを複数台購入 
劇団に無料貸し出しも行い、VR演劇の文化をつくっていきます

 

ご支援いただいた資金を元にマイク付きVRカメラを複数台買い、劇団に無料貸し出しを行います。また、自らVR演劇の試作品作成します。さらに、個性豊かな劇団に依頼し、作品買い取り料という形で制作費を渡すことで小劇場演劇界の仕事を回します。VRアドバイザーにVR作品創りのノウハウを教わり、編集もお願いします。VR機材の無料貸し出しと作品制作サポートにより、VR演劇を”創る”文化を形成し、リターン等でスマホ用VRゴーグルの配布や試作品のデバッグ作業、初期作品の無料公開を通してVR演劇を”観る”文化を育てます。

 

購入予定のカメラ。​​​

 

11月のクラウドファンディング達成後、VRアドバイザー・試作品制作スタッフ・キャストへ正式に発注し、制作準備を開始します。1月達成金額が振り込まれ次第、VRカメラの購入。リターンの発送を開始し、2月には試作品制作開始。3月にフィードバックを元に修正、VR演劇の雛形を作り、4月にはVR機材貸し出しサービスの開始する予定です。

 

我々は決して劇場に直接足を運ぶ”生観劇”の文化がなくなるとは思っていません。むしろその需要はずっと高まってきており、今後も必要とされるでしょう。その素敵な文化を守るためにも、もう一つ作品制作の手段(キャッシュポイント)を増やしておく必要があるのです。

 

ですが新しい文化を形成し、それを浸透させるのは並大抵のことではありません。一人ひとり、「あなた」の力が必要です。ぜひともお力をお貸しください。

 

 

VR演劇という新たな演劇ジャンルを確立していきたい

 

今回のプロジェクトを機に、Little THEATER Unionが提唱するVR演劇という一つのジャンルを構築していきたいと思っています。

 

まずは、今回のプロジェクトをもとにスタートするVR機材の無料貸出サービスを通して、表現者側には自分たちの手でVR作品を作れるということ、お客様にも手軽にVR作品が観れる環境にあることに気付いていただければと思っています。

 

このクラウドファンディングはまだ第一弾です。第二弾ではさらに作品数を増やしつつ、VR演劇用のサイト「逆円形劇場」を構築し、作品に対価が支払われる仕組みを作る予定です。このプロジェクトを通して「VRが演劇作品の一つのスタイルとなり得ること」を実感していただき、演劇界の選択肢を増やします。また、将来的にはVR撮影に適したスタジオとの提携、もしくは運営も視野に入れております。そこではVR観劇用の設備も整えてVR演劇普及の一助となる施設にします。

 

VR演劇が演劇の新たな世界を切り開き、私たちの暮らしをまた一つ豊かに、面白くしてくれるような手段にしていきたいと思っています。私たちの新たな挑戦をぜひご支援くださいますようよろしくお願いいたします。

 

 

メンバー紹介

 

 

兼子佳那子


メリケンギョウル主宰。脚本・演出・俳優。桐朋学園のミュージカル科卒。フリーで映像制作の仕事もしている。

 

 

 

 

過去、様々な社会情勢の中で、芸術、特に演劇は「必要のない物」という扱いを受けてきました。しかし色々な試行錯誤の末、進化して、今も演劇は残っています。不遇ではなく進化のチャンスです。新しい演劇文化の誕生に、是非お力添え宜しくお願いします。

 

 

仲野識

 

少女蘇生主宰・企画・脚本・デザイナー。6歳のころから小説を書き始め、20代前半は小説家として活動。そののち、脚本家に転職。現在はフリーライター兼脚本家として活動している。

 

 

 

今回提唱するVR演劇は、太古から続いてきた演劇という芸能へのリスペクトをもとに考えたやり方です。家にいても、今までにない観劇体験をすることができます。この試みで、現在困窮状態にある演劇界に、すこしでも光明を与えられたらと思っています。みなさまのお力添え、何卒宜しくお願い致します。

 

 

リターンについて

 

リターンとしてVR用のゴーグルをお送り致します。こちらは我々がこれから作成していく映像はもちろん、その他様々な作品にもご使用いただけるものとなっています。自宅で手軽にVRを楽しんでいただければ幸いです。

 


※お名前掲載について、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

小劇場組合「Little THEATER Union」の運営。オンラインサロン「リトルシアターユニオン」運営。劇団ラフテール主宰の脚本家。俳優。お笑いコンビ「GUNN」

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リターン

5,000


【VRゴーグルをお持ちの方向けプラン】

【VRゴーグルをお持ちの方向けプラン】

お礼のVRメッセージをお送りします。

※こちらにはVRゴーグルはつきません。
※写真はイメージです。

申込数
13
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

5,000


【応援コース5,000円】一緒にVRを楽しもう!

【応援コース5,000円】一緒にVRを楽しもう!

・お礼のVRメッセージをお送りします。
・スマホ用VRゴーグルを1個お送り致します。

※写真はイメージです。

申込数
55
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

5,000


【VRゴーグルをお持ちの方向けプラン】

【VRゴーグルをお持ちの方向けプラン】

お礼のVRメッセージをお送りします。

※こちらにはVRゴーグルはつきません。
※写真はイメージです。

申込数
13
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

5,000


【応援コース5,000円】一緒にVRを楽しもう!

【応援コース5,000円】一緒にVRを楽しもう!

・お礼のVRメッセージをお送りします。
・スマホ用VRゴーグルを1個お送り致します。

※写真はイメージです。

申込数
55
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月
1 ~ 1/ 10

プロフィール

小劇場組合「Little THEATER Union」の運営。オンラインサロン「リトルシアターユニオン」運営。劇団ラフテール主宰の脚本家。俳優。お笑いコンビ「GUNN」

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