マサイのこどもたちに、すでに建ててある小学校で学んでもらいたい!

マサイのこどもたちに、すでに建ててある小学校で学んでもらいたい!

支援総額

214,000

目標金額 200,000円

支援者
27人
募集終了日
2023年8月12日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 

自然が好きで、アフリカに行った、というだけの大学教員です。

アフリカには行ったことがなかったので、その地を見て、動物たちに出会うのが楽しみでした。

が、思いがけず、大自然の中にあって、誇り高く幸せそうに暮らすマサイに魅せられてしまいました。

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

サファリ見学に訪れたケニアで、ふと寄ったマサイの村で初めてマサイの人々に触れ、小学校の現状を知りました。小学校は立派な建物が遠目に見えるのに、学校に行けていない子供たちが少なくないとのこと。何か手を差し伸べることはできないかと、このプロジェクトを立ち上げました。

 

少しでもマサイの人々の力になれればと思っています。 

 

下の写真は、村の中で学校に行っていない子供たちに対して世話をしているマサイ男性です。

 

 

これは、マサイの村です。子牛たちがたわむれ、のどかです。オレンジの服を来た女性の奥の方にうっすらと見えているのが小学校のようです。

 

 

観光客にアクセサリーが人気だと理解した村の人々が、学校に子供たちを通わせる資金集めのために立ち上げたのがアクセサリーショップです。

 

写真はその準備をしている風景です。    

 

右の男性がジャコブ。

村で子供たちの教育や小学校での様子、また、学校に行けない子供たちの世話を一手に引き受けているマサイ男性です。学校に通ったことで、学びの意味を日々実感しているとのこと。英語が堪能です。

 

彼からの一言:

 

現地で子供たちの支援活動を行っているジャコブを通じて、学校と連絡をとりながら、複数の村で集まり、学校関係者へのヒアリングによる選考をし、子供たちの入学につなげます。

学校から入学許可の証明書も発行してもらいます。

と同時に、私自身が年3回現地を訪れ、入学が許可された生徒および学校の状態を確認します。

 

いただいたご支援の寄贈先は、団体「Enchoro Primary School 事務局」で、ジャコブのこの団体のメンバーです。もちろんこちらへの名称掲載の許諾は得ていますし、ご支援の寄贈許可も得ています。

 

▼プロジェクトの内容  

「学校で勉強したい」と願う子供たちが学校に入学するのに必要なお金を少しでも集められれば、少しでもマサイの人々の助けになれば、と私は思っています。  

 

大切なことは、主体はマサイの人々であり、村であり、コミュニティーである、ということです。マサイの人々が作り上げた彼らが主体の「学校での子供たちの教育」という一大事業に、少し遠いところからサポートの手を添える、ということです。日本にいる私たちが中心になるのではありません。

 

マサイの人々の自生の姿勢に共感し、同じ「地球上」で生活している一人ひとりが彼らの手助けをする、というプロジェクトなのです。  

 

ショップ開店までの準備にいそしむマサイ女性たち。

 

 

沢山のマサイ手作りアクセサリーが並ぶショップ、開店 

 

マサイにとって、一番大切なものは牛であり、土地であり、雨ということ。お金ではないのです。なぜなら、彼らはまだ「金銭まみれ社会」に取り込まれきってはいないから。

 

とはいえ、この学校事業では、学校建築や教員の給与を支払う「お金」が必要です。子供たちが増え、建築費用はいつまでたっても払い終わらず、だから子供たちの入学の際に1年分を支払ってもらっているのです。払えなくなければ、退学。家に戻ってきてしまう子供もいるそうです。

 

 

牧草を食む牛たち。新鮮な草を食べられる場所まで連れてゆくのも村では男性の仕事。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

子供たちが望み、親もそう望んでいるのに「お金」がないために学校に行けない。学校もあるのに、親も子供たち自身も望んでいるのに、学校に通えていない子供たちが、私たちのサポートで一人でも二人でも通えるようになればと願っています。

 

ただ、「お金」がない、ということは貧困とは違います。

 

彼らは誇りを持って、ゆとりある生活を送り、その笑顔は私を魅了するものでした。

彼らにお金が「必要なほど」はないのは、彼らの生活の根底にある村社会は、お金を中心にはまわっていないからです。衣食住は、大自然を破壊することなく、牛を中心に、ヤギや羊とともに保たれているのです。

 

ただ、非常に限られたこと、つまり学校教育については「お金」が必要にはなっている。そこで、いかにすれば、「お金」というモノを入手できるのか、まだ彼らは試行錯誤しているようです。

 

マサイの村による子供の教育に対する努力は彼ら自身で続けています。私たちはそのサポート、末端の支援なのです。

 

小学校では子供たちも生きていくために、いろいろなことを学び、小学校のあり方や教育内容に改良が必要ならば、それはマサイである彼らが――近代化や金銭社会に完全に身を投じて「マサイ」をやめてしまうのではなく――マサイの村の方法で、彼らのペースで考えながら修正しながら進めていくことになるのだと私は信じています。

 

サポートも、マサイのペースに合わせて続けていければと思っています。これは最初の第一歩です。大地を感じる彼らの生き方に共感を覚えられる方からのサポートを願っています。

 

 

 

 

                 水道も電気もガスもなく、大自然とともにあるマサイの村

 

 

写真はすべて村民から送られており、「Enchoro School Primary School 事務局」より掲載許諾を得ています。

プロジェクト実行責任者:
円城 由美子大阪女学院大学教員、米国ウィスコンシン大学(ジャーナリズム学専攻)卒業、元読売新聞記者、その他、立命館大学修士号・博士号(国際関係学)取得 
プロジェクト実施完了日:
2024年2月29日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

目標金額が集まりましたら、いただいた支援はマサイの子供たち5人に1年分の学費を寄贈します。 学費は1人1年で300ドル程度です。 *子供たちの学費にあてられたご支援金は、先生方の給料(6人:1人1カ月200ドル)、施設費、教材費など教育のために、さらに、学校に入学させても余裕がでるほど集まれば、子供たちの文房具、制服やカバンなど教育をより充実させるために使われます。

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リターン

1,000+システム利用料


  ご協力ありがとうございました      Ashe oleng(マー語)

  ご協力ありがとうございました      Ashe oleng(マー語)

入学を認められた子供たちと入学証明書の写真をメールでお送りします。
当地から、ジャコブが状況を報告します。報告は動画で行う予定です。日本語での文章説明も行います。
写真はすべて、「Enchoro Primary School 事務局」より掲載許諾取得済みです。

支援者
27人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年2月

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