プロジェクト概要

 

震災のありのままの姿を写した300ページに及ぶ高画質の大型写真集、「マイティサイレンス」を被災地の図書館に寄贈し永久保存します。

 

はじめまして、半田也寸志です。写真家である私にとって、震災後にカメラを持ち、そのがれきとは一言で称することはできない震災直前まで営まれていた人々の平穏な日常な記憶を写すことが、被災地に向き合う唯一無二の選択でした。これらの写真は多くの展示の機会に恵まれ、たくさんの方々にその現状を伝えてきました。そして、写真は海を渡り、世界的規模で出版されることが決定、「マイティサイレンス」発刊へと至りました。現在、岩手県、宮城県の公立の図書館などから20冊以上の寄贈を希望されるお話をいただいています。

 

しかし、欧米向けに出版された「マイティサイレンス」は日本国内の一般書店では入手が難しいものとなっています。各地の図書館で震災遺構の一つとして、広く国内の方々が閲覧できるように、本書を購入・寄贈するためにご協力いただけないでしょうか。

 
 
(「マイティサイレンス」収録写真から 大船渡)
 
 
(「マイティサイレンス」収録写真から 陸前高田)
 
 

日本には、たくさんの災害遺構が残されています。

 

 あれから2年が経った現在、南三陸町の防災センター跡などを震災遺構として残すべきか否かは、現地でも意見が大きく別れている様です。反対意見の多くは遺族への配慮とその維持費が故だと聞き及んでいますが、過去、幾度となくこういった大型自然災害から復興してきた日本には、戒めも含めた石碑や文章などの多数の災害遺構が残されています。私も写真家として、次世代へ遺す震災の記憶を写真に収め、保存していく活動を行っています。
 
 
(2012 沖縄国際映画祭特設会場
枝野経産大臣(当時)や前大田沖縄県知事らがご覧になりました。)
 
 私は報道写真家ではありませんが、37年のキャリアを持つプロ写真家として自分に出来る事、つまり凄惨な被災地の状態を超高画質カメラで精密に記録し、発 表する事で、少しでも多くの方々に被災地のよりリアルな惨状を知って頂き、この忌まわしい記憶を風化させないための私なりの活動を行ってきました。
これらの震災直後の光景を記録した写真で、私は多くのメディア業界関係者の皆様の協力と援助を頂きながら、2011年の初夏より被災地を除く国内の様々な地域で計13回に渡る写真展を開催して義捐金を募り、また昨年には"20 DAYS AFTER"という写真集を上梓させて頂き、その印税等の全てを日赤経由で被災地に送り届ける事が出来ました。
  
 
 (2012 渋谷 +SANOW LABs Gallery)
 
 
 (2011 電通本社ビル)
 
 
 (2011 神戸海洋博物館) 
 

 
そして、このたびイタリアの名門美術出版社スキラより本書「マイティ・サイレンス」が上梓され、今度は世界に広く、当時の被災地の状況を伝えられる機会を得られる事になりました。本書は高価ではありますが、前述のものより大型の版形を採用しており、頁数も276に増やされた他、政府の指定区域一部解除を受けて、これまで未発表だった福島第一原発周辺の写真も収められた貴重な保存版となっております。
 
 
(「マイティサイレンス」は「ウォールストリートジャーナルUS版」、
「ニューズウィーク日本版」などで紹介されています。)
 
 
ニューズウィーク日本版
下記URLよりご覧いただけます。
http://www.newsweekjapan.jp/picture/95306.php
 
 
 (「マイティサイレンス」収録写真から 東松島)
 
 

 
(「マイティサイレンス」収録写真から 釜石)
 
 

 
(「マイティサイレンス」収録写真から 気仙沼)
 
 

 
(「マイティサイレンス」収録写真から 女川)
 
 

 
(「マイティサイレンス 」収録写真から 楢葉町)
 
 

今後起こりうる自然災害への備えとして、

本書「マイティサイレンス」を次世代へ。

ここに映し出されているものは、決して「瓦礫」という様な言葉で言い表されるべきものでは無く、元々は居住者の流されてしまった大切な財産だったものの変わり果てた姿です。当時の多くの報道写真は、津波発生時のショッキングな映像や悲嘆にくれる人々の顔は伝えてくるものの、現地の惨状が解りにくく、これが被災地の人々と他地域との温度差を生んでいるのかも知れないと思った事から、超高精細なカメラを選択し、出来るだけ大きく引き延ばして、津波の力の凄まじさを伝えると共に、そこかしこに流出した人々の暮らしの形骸をディテールから読み取れる、つまり少しでも鑑賞者が現地に立って、その惨状を感じられる様な写真を目指しました。そういった点からも本書の版形の大きさは有意義だと感じています。しかし主に欧米向けのため、並行輸入品等を除いて日本国内では入手が出来ない事から、各地の図書館に寄贈して震災遺構の一つとして蔵書して頂き、広く国内の方々にもご覧頂こうと考え、その購入費に充てる資金の公募に踏み切りました。
是非、本書を次世代にも継承して頂き、今後も起こりうるこうした自然災害への備えとして頂ければ幸いです。
私も今までの活動資金には、かなりの私費を投じて来ましたが、そろそろ限界を迎えて来ました。この活動を維持するためには皆様のご支援が必要です。ご協力、宜しくお願い致します。
 
 

プロジェクト詳細

 

 購入していただいた「マイティサイレンス」は以下の被災地の図書館に寄贈される予定です。

 

寄贈先:岩手県:4冊

岩手県立図書館・岩手県立図書館/大船渡市立図書館/陸前高田市立図書館/釜石市立図書館

宮城県:20冊

石巻市図書館:分館分を合わせて7冊/気仙沼市図書館:分館分を合わせて7冊

東松島市図書館:2冊/南三陸町図書館:2冊/女川町(町立図書館なし):2冊

 
 
引換券
 

・お礼状

 

・本誌写真から抜粋した写真のカード

 
 

 

・本誌写真から抜粋した写真の2012年度版カレンダー(30冊限定)

写真を12枚使用し、「マイティサイレンス」のダイジェスト版のようになっています。
 
 
 
・寄贈する写真集
 
(「MIGHTYSILENCE」,21×32.2×3.3センチ,276ページ,発行部数17,000部,価格75ドル

  輸入方法 SKIRA社より半田写真事務所が購入)

 

 

半田也寸志twitterアカウント  https://twitter.com/YasushiHanda

 


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