もしものために。心肺蘇生法がわかる「お守り」で安心を広めたい

もしものために。心肺蘇生法がわかる「お守り」で安心を広めたい

支援総額

1,003,000

目標金額 700,000円

支援者
100人
募集終了日
2020年6月30日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

〜達成のお礼とネクストゴールについて〜
 
皆様の温かいご支援とご声援を受けて、目標の70万円に到達することができました!

本当にありがとうございます。

 

プロジェクト開始から22日での目標達成となりました。早期に達成できたのも、ご支援いただいた皆様のお陰でございます。お預かりしたご期待に十分お応えし、「ミマモリ」を皆様に届けられるよう、プロジェクト終了まで身を引き締めて参ります。
 
そして、プロジェクトの日数がまだ残されていることから、次のゴール(ネクストゴール)を設定させていただきたいと思います。
 
【これまでご支援いただいた70万円の使途】
当初の予定通り、心肺蘇生法がわかるお守り「ミマモリ」作成費用として使用致します。
 
【ネクストゴール設定100万円までの資金の使途】
「ミマモリ」普及のための販促活動に使わせていただきます。

具体的には、

「ミマモリ」の使い方・メリットをよりわかりやすく紹介する動画制作
「ミマモリ」お披露目をイベント開催し、その会場費用及びネット配信費用

 

ファーストゴールでは、皆様のお陰で「ミマモリ」が産声を上げることができました。

 

ネクストゴールでは、一人でも多くの方に「ミマモリ」を知ってもらい、使ってもらう為の費用として使用させていただきます。

 

皆様の温かい応援と励ましのお言葉を胸に、さらにチャレンジを続けていきたいと思いますので、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

2020年6月23日追記

小山立人

 

 

一人でも助かる人を増やすために。悲しむ人を減らすために。

AEDと胸骨圧迫の大切さを広める“お守り”を作ります!

 

 

はじめまして。小山立人(おやまたつと)と申します。私は、宮城県仙台市で生まれ、小学校から高校まではサッカー、大学では水上スキーに打ち込みました。どちらかというと体力には自信があり、健康的な身体だと思い、生活していました。


しかし2018年10月。会社の同僚とマラソン大会で走っている最中、「突然の心停止」となり倒れました。

倒れた時の記憶はなく、後から聞いた話によると、運よくランナーに医師や看護師、助産師など医療に携わる方々がおり、私に心肺蘇生法(胸骨圧迫と人工呼吸)、そしてAEDによる救助をしてくださいました。

 

そのおかげで、私の心臓は再び動き、今も生きています。

 

写真中央が私です。

 

この経験がきっかけとなり、命を救ってくれた心肺蘇生法の普及のため、勤めていた会社を辞めました。今は、心肺蘇生法やAEDに伝える救命講習を企業や団体、個人に提供し、救命講習の必要性を広める活動をしています。

 

こんなことを考えたことはありませんか?

 

・心肺蘇生法の講習を受けたいけど、時間がない・・・

・以前に講習は受けたけど、内容を忘れてしまい、いざという時に行動に移せるか不安

・ボランティアなどで普及活動に参画したいけど、何をしていいのかわからない・・・

 

そこで今回、お守りのように常に身に付けられるお守り、その名も「ミマモリ」を作成することにしました。

知識と技術を身に着けたとしても、できれば身近で起こってほしくはない。だから持っているだけで安心できるようなお守りを作ります。

 

また、救命講習を受講する緊急性をまだ感じていない人や普及活動に携わりたい方は、これを持つだけで実践ができます。

 

​​​​​​「ミマモリ」を普及させ、突然の心停止があっても、救われる環境をつくっていくことを目指していきたいと考えています。

 

今回のプロジェクトで集めた資金は、ミマモリの製作費用として活用させていただきます。

 

私が、心肺蘇生法やAEDを知っていたみなさんに助けられたように、救助があれば助かる命を増やしていくために、どうぞ皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

作成する「ミマモリ」のデザインです。

 

 

突然の心肺停止。

ある日、健康だった私の心臓が止まった。

 

2018年10月21日、当時33歳だった私はマラソン大会に出場しました。少し風邪気味なのか体がだるく感じましたが、それ以外の身体の異変はありませんでした。

 

マラソンがスタートし順調に走っていた矢先、私は約15㎞地点で倒れました。次に目覚めたのは、それから3日後の病院のベッドの上でした。ドラマみたいに、病院の天井が見えました。

 

その後手術も成功し、時短勤務で職場復帰をしましたが、「これが死にかけてもなお続けたいと思う仕事なのか?自分は何のために生き返ったのか?」と、この一件をきっかけに考える日々が続きました。

 

入院中の写真。手術後で顔色が悪いです。

 

それから、心肺蘇生法やAEDについて調べるようになりました。日本では、AEDの普及は進んでいるものの、突然の心停止で救護された人のうち使用率は約5%しかないことがわかりました。

 

調べるうちに、AEDだけ広めても「使えなければ意味がない」のではないか、そう思うようになりました。

 

私は、聞いた話によると、倒れてからすぐ近くのランナーに胸骨圧迫(いわゆる心臓マッサージ、止まった心臓の代わりに外部からの圧力で血液循環を促すため)と人工呼吸(外部から酸素を供給するため)をしてもらいました。さらに倒れてから約11分後にAEDによる電気ショックも受けました。

 

医師からは次のように言われました。

 

「何もしなければ1分間に7-10%救命率が落ちると言われている中、障害もなく蘇生できたのは奇跡に近いし、大会ではなくトレーニング中に倒れていたら、亡くなっていた可能性が高い。運がいいですね。」と。

 

心肺蘇生法をしてもらったからこそ助かった命。

 

自分を助けてくれた心肺蘇生法を普及するのが自分の使命だと思いました。仕事を続けながら休日にボランティア活動をするというような選択肢もありましたが、自分の使命を片手間にやるやつがどこにいると思い、思い切って仕事を辞め、起業しました。

 

そうして現在は、救命講習の必要性を広める活動しています。

 

 

 

突然の心停止で亡くなる人を減らす。
心肺蘇生法はもっと普及させるための「ミマモリ」

 

私が救命講習を広める活動をするにあたって「なぜお守りを作るのか?」その理由をお話しさせてください。

なぜ、お守りなの?

 

私は、心肺蘇生法を実施する機会が起こらないことが一番であると考えています。

 

しかし、突然の心停止はいつ起こるかわかりません。講習を受けたことがない人がほとんどで、たとえ講習を受けたとしても忘れてしまいます。

 

万が一の時が来たとき、最適な行動がとれるように、身近に心肺蘇生法のことが書かれたものがあることが大切です。

 

だからまずは身に付けることで、自身や身近な人に安心感を感じてほしいという願いを込め、「お守り」を作る決意をしました。

 

交通安全や無病息災のお守りは、危険を取り除いてくれるというものよりも、持っていることでより安心・安全が増えるものだと思います。

 

いくら道具があったとしても、タンスの中に眠っていてはいざという時に使えません。そこでお守りのように常に持ち歩けるものが適していると考えました。これでいつでも復習が可能です。

 

 

心肺蘇生法がわかるお守り「ミマモリ」

 

ミマモリ

 

 

・いざという時に見る御守り
・見守ってくれている
・自らの身を護るお守り


という意味を込めて名付けました。

 

普段は他のお守りと同じように、鞄や財布などに入れておけるサイズ(横:5cm 縦:8cm)で、肌身離さず持ち歩けるデザインです。一見、他のお守りと区別がつきません。

 

特徴としては、お守り袋の中にあります。袋の中には心肺蘇生法の手順が記載された紙が入っています。

 

万が一の時はこの紙を見て手順を思い出してもらうことができます。小さく折り畳まれていますが、ワンステップで広げることができる折り方です。

 

イメージ図

 

私も心肺蘇生法を学び始めた時は、講習の中で手順を間違えてしまったり、頭が真っ白になって何も対応出来ないという体験をしました。その時は「なんでちゃんと覚えられないんだ」と自分を責めたり自信をなくしました。

 

しかし、いま教える側になって思うことですが、受講者が覚えられないのはきっと、指導者側の問題が大半です。学ぼうとする意思と行動があるだけでも、それはすごいことです。もし、私のように自分を責めたり自信をなくしてしまった人もどうか安心してください。


というか、すべての手順を正確に覚える必要なんてないんですよね。学校のテストではないので、カンニングしたっていいわけです。

 

いざという時に直感的にわかりやすいイラストで確認をしてください。心肺蘇生法をあまり知らない友人に素案を見てもらいましたが、

「ポイントが絞られていてわかりやすい」

「イラストの通りにやればいいならできるかも」

「手元に持ち歩いて定期的に確認できるのはいいかも」

と好評いただいております。

 

お守りに込められた2つの思い。

 

ミマモリに込めた思いは、主に2つあります。

 

1つ目は、万が一身近で心停止が起きた時のために"安心"を持ち歩いてほしいということ。

 

ある受講者の方が、心配蘇生法の講座を受講した動機についてこう言っていました。

 

「『助ける』ことを考えて学ぼうとは思いませんでした。『安心』を持ち帰りたいと思って参加しました」

 

多くの人は、助ける技術を身に着けたいわけではないですよね。救命処置を少しでも知っていることが、万が一の時に役に立つかもしれないと思って参加されるのではないでしょうか。結果として、「心のゆとり」を持ち帰ります。

 

ミマモリを持っているから大丈夫。何かあった時でもミマモリを見れば大丈夫。そんな「安心」を常に持ち歩いていただけたら、と思っています。

 

 

2つ目は、心肺蘇生法に関わるハードルを低くしたい、という思いです。

 

現状、心肺蘇生法を学ぼうとするといくつかの手段があります。

 

・公募型の救命講習に参加する

・会社などで開催される救命講習(多くの場合、避難訓練にプラスα程度)に参加する

・出張型の講習を手配する

・YouTubeなどで心肺蘇生法の動画を見る

 

救命講習に参加するということは非常にハードルが高いです。

 

私も最初に講習を申し込んだときはドキドキしたことを覚えています。当日も、どんな人が隣に座るかなぁ、講師が怖かったらどうしようと緊張していました。

 

最近はYouTubeなどでも心肺蘇生法のやり方を学ぶことができ、従来に比べハードルは低くなっていると思いますが、まだまだ十分とはいえません。

 

一人で講習に参加する勇気は持てなくても、これを持ち歩くことはできるはずです。ミマモリを小さな第一歩にしていただければと思います。

 

また、ボランティア活動をしたいのに何から手を付けていいかわからないという人は、ミマモリを持ち歩くだけでも普及活動になります。新しいことを始めるときは、第一歩が一番重いんです。

 

子どもの頃、ブランコをこいだ時のことを思い出してください。勢いがつくまでが一番大変で、誰かに背中を押してほしくなりますよね。ミマモリは、あなたの背中を押す役割に最適です。

 

青のミマモリ
オレンジのミマモリ

 

 

心肺蘇生法をもっと身近になるよう

“お守り”を広めていく!

 

私たちは、いつか必ず心臓が止まり、死に至ります。

それは変えられない事実です。

 

日本では年間約7万人が心臓突然死で亡くなっています。1日に換算すると約200人。

恐怖心を煽るつもりはありませんが、これも事実です。あなたにとっても他人事ではないのかもしれません。


この200人のうち、もっと長く生きられたかもしれない命が、突然終わってしまうことはとても悲しいです。私もあの日、胸骨圧迫や人工呼吸、AEDで適切に処置されていなかったら、家族に「さようなら」も言えずに死んでいました

 

だからこそ、助けてくれた人には本当に感謝しています。

 

ミマモリを少しずつ普及させることで、「もっと詳しく知りたい」と救命講習に参加される人が増えたり、心肺蘇生法を身近なものとして捉えられる人々を着実に増やしていきたいと考えています。


今後は、職業別やパパママ向けのミマモリを作っていくことで、画一的なものではなく、その人毎にマッチしたものを持ってもらえるようにしていきます。


今回のプロジェクトはそのためのはじめの一歩です。どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

プロフィール

 

宮城県仙台市出身。
学生時代はサッカー・水上スキーに没頭。大学卒業後、大手プリンターメーカーの子会社で法人営業に従事。その後、不動産業界に転職し事業用(オフィス・店舗)の空室を埋める営業職を経験。2018年10月マラソン大会に参加中、不整脈となり突然の心停止となる。幸いにも周囲の懸命なサポートのお陰で蘇生。3か月後に社会復帰を果たす。
「自分はなぜ生き返ったのか」を考え、助けてもらった命を「救命法の普及」に還元すると決意。現在はブログやYouTubeで救命法の情報を発信するとともに、企業や個人向けに「シミュレーションを取り入れた現場に則した講習」を提供している。
上級救命講習/応急手当普及員、AHA BLSインストラクター

 

 

 本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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宮城県仙台市出身。 学生時代はサッカー・水上スキーに没頭。大学卒業後、大手プリンターメーカーの子会社で法人営業に従事。その後、不動産業界に転職し事業用(オフィス・店舗)の空室を埋める営業職を経験。2018年10月マラソン大会に参加中、不整脈となり突然の心停止となる。幸いにも周囲の懸命なサポートのお陰で蘇生。3か月後に社会復帰を果たす。 「自分はなぜ生き返ったのか」を考え、助けてもらった命を「救命法の普及」に還元すると決意。現在はブログやYoutubeで救命法の情報発信をするとともに、企業や個人向けに「シミュレーションを取り入れた現場に則した講習」を提供している。 上級救命講習/応急手当普及員、AHA BLSインストラクター

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リターン

3,000


お礼のメッセージ + ミマモリ1個

お礼のメッセージ + ミマモリ1個

●ミマモリ1個
当プロジェクトで完成させた<ミマモリ>1個。
お守り袋の中には、心肺蘇生法のやり方が書いてあります。どちらかお好みの色をお選びください。

●お心を込めた御礼のメッセージをお一人ずつお送りいたします。

申込数
41
在庫数
189
発送完了予定月
2020年9月

5,000


返礼品2点 + ホームページへお名前掲載

返礼品2点 + ホームページへお名前掲載

●ホームページにお名前を掲載させて頂きます。(希望制、氏名・企業名など)

ーー

●ミマモリ1個
当プロジェクトで完成させた<ミマモリ>1個。
お守り袋の中には、心肺蘇生法のやり方が書いてあります。どちらかお好みの色をお選びください。

●お心を込めた御礼のメッセージをお一人ずつお送りいたします。

申込数
22
在庫数
78
発送完了予定月
2020年9月

3,000


お礼のメッセージ + ミマモリ1個

お礼のメッセージ + ミマモリ1個

●ミマモリ1個
当プロジェクトで完成させた<ミマモリ>1個。
お守り袋の中には、心肺蘇生法のやり方が書いてあります。どちらかお好みの色をお選びください。

●お心を込めた御礼のメッセージをお一人ずつお送りいたします。

申込数
41
在庫数
189
発送完了予定月
2020年9月

5,000


返礼品2点 + ホームページへお名前掲載

返礼品2点 + ホームページへお名前掲載

●ホームページにお名前を掲載させて頂きます。(希望制、氏名・企業名など)

ーー

●ミマモリ1個
当プロジェクトで完成させた<ミマモリ>1個。
お守り袋の中には、心肺蘇生法のやり方が書いてあります。どちらかお好みの色をお選びください。

●お心を込めた御礼のメッセージをお一人ずつお送りいたします。

申込数
22
在庫数
78
発送完了予定月
2020年9月
1 ~ 1/ 12

プロフィール

宮城県仙台市出身。 学生時代はサッカー・水上スキーに没頭。大学卒業後、大手プリンターメーカーの子会社で法人営業に従事。その後、不動産業界に転職し事業用(オフィス・店舗)の空室を埋める営業職を経験。2018年10月マラソン大会に参加中、不整脈となり突然の心停止となる。幸いにも周囲の懸命なサポートのお陰で蘇生。3か月後に社会復帰を果たす。 「自分はなぜ生き返ったのか」を考え、助けてもらった命を「救命法の普及」に還元すると決意。現在はブログやYoutubeで救命法の情報発信をするとともに、企業や個人向けに「シミュレーションを取り入れた現場に則した講習」を提供している。 上級救命講習/応急手当普及員、AHA BLSインストラクター

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